内に向かって探し、大法の中で自分を正す(一)
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文/黒竜江省の大法弟子 浄蓮

 【明慧日本2012年9月15日】14年間の修煉を経て、精進したり緩んだりして、師父の慈悲なるご加護の下で、今日までたどり着きました。以下は私の個人の向上、近年来、携帯電話で真相を伝え、衆生を救い済度した体験をご報告させていただきます。

 一、自我を実証する心をなくす

 私は1980年代に生まれたため(訳者注:中国では80后(バーリンホゥ)と呼ばれ、一人っ子で甘やかされた世代で、新人類と呼ばれている)、性格には変異した要素が多く、とりわけ自我を実証することが目立ちます。いつも私はできる、何でも分かる、何でも人よりすぐれていると思う心が強くて、わがままで、思いたったら勝手に行動し、誰とも相談しません。時には人に指摘されても、反抗期のように聞く耳を持たず、本当に失敗ばかりでした。

 2009年末、同修の『明慧週刊』の中の、携帯電話で真相伝える文章を読んで、啓発されました。当時、私は出産して数カ月しか経っておらず、姑と交替で赤ちゃんの世話をしていたので、半日は時間があります。その半日はグループの学法に参加しているため、それ以外に真相を伝える時間が確保できないため、携帯電話を利用するこの方法は、ちょうど私にぴったりです。この念が生じると、同修が『携帯電話で真相を伝える手引き』をくれました。

 本を読みながら考えて、勉強しました。赤ちゃんが熟睡する時間は大体、夜10時すぎになり、私はそれからこの手引きを読むと夜中になってしまいました。同じく修煉者の主人は、「あなたは学法と煉功することにも、これほど精進すればもっといいね」と皮肉っていました。さらに、「他の方法でも真相を伝えればいいのに、なんで新奇をてらおうとするのか?」と夫は言いました。当時の私は、「あなたは毎日何をしているの? 私は真相を伝えようとしているのに、どこが悪いの? なんで新奇をてらうと言われなければならないの」と、心の中で反発しました。しかし、何回も言われて、私は自分自身でよく考えました。自分はどこかに問題があるかもしれないと思い、探しました。やはり、自我を実証する心がありました。『手引き』をもらってから、誰にも聞かず、誰かに聞くと取られると恐れていました。

 携帯電話を買って、ショートメールを編集して、3カ月後に初めてショートメールの送り方が分かりました。自我を実証し、自我に執着すること自体は、自分の本来の姿ではなく、これはすべて後天の観念だと、師父の説法を学んでから分かりました。すると、私は毎日正念を発して、この人心と執着を一掃するようにしました。しかし、学法をする時に入念できず、法理をしっかり認識できないため、なかなか発正念の威力もなく、人心と執着がまだまだ湧いてきました。次第に私が法によって正しい状態になってから、主人も和やかになり、積極的に手伝ってくれました。

 その間、自分にはいい加減なところ、三日坊主の人心があると分かりました。いつも自分は適当にしていて、大体でいいと思って、逆に真面目に行う主人のことを気に食わない気持ちがありました。この性格の違いで、いつもトラブルが生じ、互いに相手を変えようとしていました。私は、この後天に生じた観念を自分の長所だと思って、ずっと守りつつ、自分の次元も突破できませんでした。法を正す時期の大法弟子の個人の修煉は、自分の向上と円満成就のためではなく、もっと多くの衆生が救われることにつながるのだと私は悟りました。すると、私は自分の修煉に対して厳しく対処し、生活の小さい部分から直して、他人のために考慮できるようにしました。それから、主人を見るとすべてが素晴らしい、全部私にはできず、優れていることだと思えるようになりました。本当に修煉の環境をこれだけ周到に用意して下さった師父に感謝しなければなりません。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/4/261138.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2012/9/14/135419.html)
 
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