文／中国の大法弟子
【明慧日本2012年11月18日】1999年7.20、中共（中国共産党）は法輪功に対して迫害を開始しました。私と同修たちは法を正す時期の修煉の道を歩み始めました。
恐れない
2002年9月25日、610弁公室のリーダー・李協江が率いる、錦州610弁公室、市公安局、保安派出所の警官らが私たち夫婦2人を不当に連行しました。派出所で、彼らは私たちに対して質問し、記録しなければなりません。これは大法の真相を伝えるチャンスだと思い、私は彼らに話しました。「夫は以前、脳腫瘍を患いました。錦州市の病院でレントゲン検査を受けた結果、医者から必ず手術しなければならないと言われ、さらに、高い医療費にも驚きました。その後、夫は法輪功の修煉を始め、薬も飲まず、入院もせず、手術もしないで、完治しました。今、脳腫瘍はなくなり、元気です」話を聞いて、保安派出所の所長は「これは法輪功の宣伝をしているのではないか」と言いました。「いいえ、これは事実です」と私は答えました。
留置場で、私は周囲の人に大法の素晴らしさや大法が超常的であること、また大法を大切にすれば、福に報われるなどと話しました。聞いていた人は皆認めて、将来出所したら修煉したいと表明した人もいました。私は毎日煉功を続け、朝3時から5式の功法を一通り煉功しました。夜は他の受刑者が寝てから私はまた煉功しました。
ある日、煉功して「抱輪」をしながら、ふと目を開けて見ると、入口に男性の警官が立って、じっと中を見ていました。しかし、私は動じることなく、続けていました。留置場には金という女性警官がいて、彼女はさまざまな方法で私の煉功を阻止しようとしましたが、すべてが無駄でした。すると、彼女は「あんたは、私が巡回する時だけでも煉功しないで欲しい」と言いました。私は「私の煉功時間を知っているのなら、他の時間に来ればいいでしょう」と答えました。
尋問する時、警官は私に協力するよう要求します。私は「それは絶対できない。私は邪悪の言うことに従うわけにはいかない」と思いました。当時、後1年で大学を卒業する息子がいることを彼らが知り、「お前を説得できなかったら息子を呼んで来るぞ」と脅かしました。私は相変わらず「誰が来ても無駄ですよ」とはっきり答えました。
私たちは一つの全体である
同修の張立梅さんは留置場に入った当初から、受刑者用のベストを着てはならないと悟っていましたが、私は当時、まだそこまで考えていませんでした。ある日、張さんがベストを着ず、小さい椅子（一種の体罰）にも座らないため、警官の金は狂気に駆られたかのように張さんを殴りつけました。その様子を見て、私は同修全体が一丸にならなければならないと悟って、同修への迫害は私への迫害と同じなので、すぐに私もベストを脱いで投げ捨てました。金はこの様子を見て、去って行きました。それから私はずっとベストを着たことがありませんでした。
同修の李玲さんが監視モニターの蔭で座禅をしていたところ、金に外から見られ、「何をしているのか」と金に言われ、李さんは「何もしていませんよ」と答えました。翌日、私も同じく座禅していた時に、金がやって来て「何をしているのだ」と言いました。私は掌を立てて「発正念をしています」とはっきり答えました。
ある日、同修の周さんが入所して来ました。留置場の警官が写真を撮ろうとしましたが、周さんが撮らせなかったため、両手を後ろに回して手錠をかけられました。そこで私は「今、周さんの手錠を外さなければ、私は断食して抗議します」と言いました。当日の夜、金は周さんの手錠を外しました。
別の監房の同修・何涛さんがスローガンを叫んだため、留置場の副所長に周さんのように手錠をかけられました。当時、私のいた監房には9人の同修がいました。私は他の8人に話しました。「同修のことを応援しましょう。今から我々は断食します。迫害を停止しない限り食事をとりません」当時一緒に何さんを応援した同修は、白さん、張さんなどでした。私たちが断食を3日間続けて、何さんへの迫害は停まりました。
（続く）
