明慧法会|佛光を浴びる山奥の村(三)
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文/河北省の大法弟子

 【明慧日本2012年12月26日】

 三、大法を実証する

 常人社会の中で修煉するにあたって、最大限に常人に符合することは、法理の弟子に対する要求です。夏場、農村の人は早起きします。甥一家全員は早朝5時過ぎに起きます。その時私と夫はすでに動功をやり終えて、炊飯器の中のご飯も炊けています。みんなが家を出たら、私と夫は学法して、6時に発正念をします。それから市場へ行って村民とお喋りをしたりして真相を伝えます。夫は庭いっぱいに植えた野菜の世話をして、一刻も休む暇がありません。昼に1、2時間昼寝をして、午後は学法して夕食を作ります。夜12時前に1時間の静功をしたあと、発正念をしてから寝ます。どんなに忙しくてもしっかり学法をし、時間を作って『転法輪』と経文を書き写しました。2005年以前の各地での説法を全部書き写したほか、『転法輪』を3回も書き写して、今は『転法輪』の3回目の暗記をしています。

 私たちが師父の説法録音を聞く時、時に甥も黙々と一緒に聞きます。彼は修煉をしていませんが、人生観はすでに大法の影響を受けています。トウモロコシの売買をした時、最初、重さを増すためにトウモロコシに砂を混ぜていたのですが、師父の説法を聞いてから、甥はトウモロコシを全部ふるいにかけて、中の砂を除きました。

 甥はまた「法輪大法は良い」と念じればご利益があると信じています。4月、甥は屋上から落ちて腰を怪我しましたが、絶えず「法輪大法は良い」を念じて、3日間で快復しました。7月に山で羊を放牧した時に、足を滑らせて足首を捻挫しましたが、彼は「法輪大法は良い」と念じながら、30キロの薪を担いで50匹の羊を連れて家に帰りました。紫色のナスのように腫れ上がった足首を我々に見せて、「不思議ですね、しびれるだけで全然痛くありません」と言いました。甥の奥さんは時には私たちと一緒に煉功しますが、学法をしません。彼女は仕事で足を捻挫して腫れ上がった時、毎日「法輪大法は良い」と念じて、一日も休まずに仕事を切り盛りできました。8歳の末っ子は窓を跳び越す時に二の腕を骨折した時、昼間に「法輪大法は良い」と念じて、夜に『洪吟』の詩を暗唱して、3日後に骨折が治りました。

 村に20年前仏教に帰依した清蓮さんがいて、村民の中で多少影響力を持っています。夫と親戚関係があるので、私たちはよく彼女の家に行って、修煉の物語や法輪大法の素晴らしさを話します。だんだんと、彼女は『転法輪』を読みたいと言い出し、読み出したら手放せなくなりました。いつの間にか8歳から吸い始めたたばこも止めて、20年余り罹っていた肝炎も治り、顔色が赤くつやつやして、健康を取り戻しました。彼女が法輪大法を修煉することに反対した仏教の仲間たちは、数カ月でこんなに変わった清蓮さんを見て、大法の不思議な力に感嘆しない人はいませんでした。今年彼らに神韻DVDを渡した時、みんな喜んで受け取りました。

 大法の修煉に入ってから、清蓮さんは不二法門の厳粛性が分かり、以前信じた仏教を徹底的に捨てました。最初のころ、彼女にとって辛いことでしたが、学法して向上するにつれ、最後に彼女は思い切って大法を選びました。心性を守る面で彼女はよく出来ています。秋の収穫の時、彼女のトウモロコシは隣人に多く盗られました。以前の彼女だったら絶対にこんなことを許しませんが、大法を学んでから、彼女は「前世にきっと隣人から借りがあったので、今はこういう形で返済している」とすぐ分かって、一言も隣人を責めませんでした。隣人も彼女は優しくなったと言っています。

 清蓮さんの娘は咽頭炎を患って、毎日点滴しても良くなりません。私たちは娘さんに煉功を勧めて、娘さんが受け入れてしばらく煉功したら、咽頭炎は治りました。彼女は大法をかたく信じて、心性も上がりました。寝たきりの舅の面倒を誰が見るかという時、彼女は夫の兄弟たちと争いをせずに、進んで「私が面倒を見ます」と言いました。舅が亡くなるまで、彼女は毎日大小便の後始末をして、一言も文句を言ったことがありません。村中で彼女に感心しない人はいません。彼女を見て、大法は人をここまで変えられると村民は分かって、次第に5、6人が修煉に入りました。

 四、「三退」を勧める

 大法弟子の責任はますます重くなっています。2007年にオーストラリア弟子に対する師父の説法ビデオを見てから、私たちは衆生を救い済度することの重要性をいっそう認識できました。2005年に帰省した時、少数の村民にしか「三退」をしてもらえませんでしたので、2007年10月に、多くの村民に「三退」をしてもらう目的で、私たち夫婦は再度東北の実家に戻って、1年住みました。

 甥は素早く私と夫の部屋(甥一家が住んでいる)をきれいに掃除してくれました。実家に着いたのはちょうど秋の収穫が終わった頃で、農村の人はわりと暇な季節です。私たちはその期間を利用して、連絡を取れる親戚の家を漏れなく全部回りました。40年も音信不通だった伯母を探し当てた時、伯母はすでに80歳になって、夫を亡くして独りぼっちで貧しい生活を送っていました。伯母が毎日咳をしているのを見て、私たちは伯母に法輪功を勧めると、伯母は喜んで修煉を始めて、一日も怠らずに学法と煉功を続けています。80歳で法を得るとは、なんと幸運な生命でしょうか! 私たちはまた伯母の娘たちに会って、全家族の10数人に「三退」をしてもらいました。1カ月たらずの間、私たちは数百キロ離れたところまで回りました。「三退」の長い名前のリストを見て、私と夫はとてもやり甲斐を感じました。

 夫の親戚のBさんは都市部で定年退職して、村に帰って晩年を過ごしています。彼は月に1000元程度(注:約16000円に相当)の年金をもらえます。都市部ではたいしたことはありませんが、農村では高い収入になります。教育が遅れている農村で彼は知識人とも言えるので、普段とても傲慢で、私たちが渡した真相資料の小冊子に対して軽蔑の言葉を浴びせました。初めて彼の家を訪ねた時、彼は比較的礼儀正しかったのですが、真相資料に書かれた内容を受け入れませんでした。2回目に彼の家を訪ねた時、ちょうど彼の奥さんの66歳の誕生日で、私と夫はご祝儀を出しました。彼はお茶を淹れてくれ、とても楽しく私たちといろいろ雑談をしました。「天は中国共産党を滅する」の話題に言い及んだ時、彼は「ありえない」と言いました。私たちは2008年の神韻DVDを、戯曲が好きな彼にあげると、彼は喜んで受け取り、後日進んで私と夫を訪ねて、「三退」をしました。

 (続く)

 (明慧ネット第7回中国大陸大法弟子の修煉心得交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/15/232350.html)
 
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