明慧法会|弁護士に真相を伝えた体験(二)
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文/黒竜江省の大法弟子 洪真

 【明慧日本2013年1月26日】

 二、困難を前に、続けることが最も重要

 真相の受け入れ方は、各事務所で違います。ある事務所では、法輪功と聞いただけで、何も言わせず、同時に2、3人が立ち上がり、「あんたを捕まえないことに感謝せず、自らでしゃばって来るとは大した度胸だ」と言いながら、私達を外へ追い出しました。そういう時、私達は怒らず、苛立たず、彼らと口論しません。数年来真相を伝えてきて、私達はよく鍛えられました。私達はただただ彼らを可哀そうに思い、彼らの将来が心配なだけです。

 ある事務所では、法輪功の告訴だと聞き、すぐに「上層部から通達があって、あなた達の事に関与しないよう指示されました。ほかを回っても無駄足です。誰も受け入れませんよ」と教えてくれました。私達は「それなら、その通達をちょっと見せていただけませんか?」と言うと、彼らは「そんな書面はない」とはっきりと言いました。私達は「それは問題ではないでしょうか?」と言い、続けて、中共が如何に嘘偽りをでっちあげ、誹謗中傷し、人を陥れるか、そして「天安門焼身自殺事件」の偽りの事件から、私達への迫害までの真相を伝えました。しかし彼らは、それはごく普通の統治者の制裁手段で、いつの時代にもあり、現在は共産党の天下で、誰もがそれに抵抗出来ず、自分達もそれに巻き込まれたくないと言いました。その後、用事があるという口実で、私達は早々に帰らされましたが、それでも私は嬉しく思いました。彼らはいくらかでも真相を知ることができ、今後、救われる可能性を期待できるからです。

 ある弁護士は完全に私達を無視し、忙しいという理由で、私達を外に追い出しました。このような場合、それでも私達は離れる際に、必ずこの一言を伝えます。「『法輪大法は素晴らしい』という言葉をしっかり覚え、ぜひ法輪大法のことを知る機会がありますように希望しています」

 ある弁護士は真相を聞きたい様子でしたが、しかし彼の同僚が邪魔に入り、「明日、あなたは出張ではないですか? 早く帰って準備に取り掛からないと」と言い、私達には「彼には会議があるから、時間を取らせないで帰って下さい」と言いました。私達が彼と少しだけ話をしたいと言っても、結局その同僚は彼を他所へ追い払い、私達に「あなた達のことには関心がないから、早く帰って下さい」と言いました。「それなら、今後出来れば法輪功の事を知るようにして下さい」と私が言い残すと、「知らないでいいですよ。私の親戚にも法輪功の修煉者がいます。早く帰れ!」と彼に言われました。

 門を出てから、私はとても気分が悪く、彼の反応から見ると、やはりわれわれ修煉者がきちんと自分を修めていないために、衆生の真相への理解に悪影響を及ぼしてしまったと思いました。私は心の中で彼に囁きました。「衆生よ、偏見によって自分の未来に影響を与えないように、私は心底からあなたが真相を知るようお祈りします」同時に、私は自分自身に以後しっかり行い、衆生が大法の素晴らしさを必ず分かるようにと、言い聞かせました。

 相手の態度が悪かろうと、言葉が冷たかろうと、私達は師父と大法を信じ、師父が要求されたことを最後までやり通すつもりです。従って、私達は怒らず、焦らず、諦めず、寒い日であろうと、雪が多い日であろうと、師父のお教え通り、優しい心をもって法律事務所を一つ一つ訪問し、真相を伝えていきました。その過程で、問題に出遭ったら一緒に相談し、不足を探し出し、良い効果が得られた際には、互いに歓喜心が起きないようくれぐれも言い聞かせ、またお互いの真相を伝える内容を補充しながらやってきました。

 三つの法律事務所が、法輪功が迫害を受けていることをやっと認め、「あなた達の話を聞いて驚きました。社会全体の腐敗堕落は知っていたものの、これほどの恐ろしい状況になっているとは知りませんでした。あなた達は孤立無援に陥り、本当に同情します」と言いました。彼らの真実への目覚め、私達への賛同や同情は、以後、彼らが大法弟子を助け、弁護を行う上で良い基盤となります。彼らの安全を考え、私はこの三つの法律事務所を甲所、乙所、丙所と称し、状況を述べていきたいと思います。

 (続く)

 (明慧ネット第7回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/12/232339.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/12/3/121752.html)
 
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