【明慧日本2013年3月16日】
難関を乗り越える
私は2002年に労働教養所を出た後、師父が教えられた三つのことをやりながら順調に修煉の道を歩みました。しかし、常人と接触する中でいろいろな常人の心が現れてきました。ある時、私の「本命年」(干支の年)に、私は修煉者なのに常人のように「本命年」(干支の年)のものをいっぱい買い、常人の映画などを見るようになりました。すると家庭の中でトラブルが起こりましたが、私は内に向けて探しませんでした。さらに体に異変が起きて胃が痛くなり、食べものが入ると全部吐き出してしまい、血を吐くこともあり、毎日混迷状態に陥りました。発正念もしましたが、役に立たず、三つのこともしましたが向上できず、肉体も痩せ果てた状態が3カ月間続きました。5月末の全球発正念の日、私は師父の写真の前でお辞儀をして助けてくださいとお願いしました。
すると天目に師父の法身が現れ、別の次元で私をベッドの上に横にして、私の口から1メートルぐらいの長く黒いものを取り出されました。すると1秒も待たずに痛みは止まりました。涙が溢れ、心の中で「師父、師父! 人間の言葉で師父に感謝を表すことはできません」と叫びました。師父はもう一度私に第二の人生を与えてくださったのです。それから私の胃は頑丈になりました。今回の教訓を内に向けて自分の是非を調べたら、私は長年修煉してもまだ多くの執着心を捨てていませんでした。情や欲望を重んじる心、闘争心、名誉・利益の心、恐怖心などを完全に捨てていませんでした。師父の要求である「執着心を漏れなく全部捨てるように修める」基準にほど遠かったのです。私は数年前から明慧ネットに入っていませんでした。追跡されることを恐れていたのです。真相資料はいつも同修からもらっていました。内容が古くなっても更新することはしなかったのです。今、自分が極端に自分本位になっていたことに気が付きました。師父の各地での説法を繰り返して読み、今は毎日明慧ネットにアクセスして新しい情報を手に入れています。病気の症状が現れても発正念をすると直ちに良くなりました。いまは三つのことを全部やり遂げています。
人を救う
2003年、私は家庭で真相資料の拠点を設立しました。家族(同修)と共にPC、プリンター、コピー機を買いました。パソコンの知識は乏しかったのですが、何とか設置できました。それまでは恐怖心に襲われ、明慧ネットにはアクセスせず、同修からもらったファイルを使ってチラシを作っていたのです。今振り返って思うと恥ずかしいことでした。自分だけが安全であれば良かったのです。自分の手で最初の資料を作成できたときはとても興奮しました。当日の夜、雷と暴風雨が町を襲いましたが、私は真相資料の作成に夢中で雷があったことにも気づきませんでした。恐らく、その時異なる次元では正邪の戦いがあったのでしょう。私がいる町内ではいつも中共(中国共産党)の警察の監視車両が駐車して何かをモニターしている様子を見ました。私は毎日のように真相資料を作成し、当日に全部配布しましたが、出入りは自由でした。最初はチラシ形式の資料を作成していましたが、現在は冊子やDVDまでできるようになりました。『九評共産党』のデジタルDVDも作成し、行楽施設、公園、遊園地で配り、車の上にも置きました。真相を知った人は救われるのです。
ある日、私は車に真相資料を置いたときに私服警官に見つかり、警官はそれを手にして内容を見ながら私を見ました。私は少し緊張しましたが、直ちに師父に助けを願い、自転車で道路の向こうへ走りました。彼はじっと同じ場所で繰り返して資料を見つめていました。恐らく師父が「彼を動かないように」されたと思います。暫くして私の姿が見えないぐらいになった時、彼は突然私に向かって走ってきましたが、私は直ちに上着を変えて逆方向へ自転車で逃げ、師父の保護のもとで脱出できました。最近のことですが、私が真相資料を商店の中に置くと、後ろから男女2人の私服警官が私からずっと目を離さないで見ていました。彼らは私が置いた真相資料を見て、私が置いたかどうかを確かめたいと思っていましたが、私は買い物をしているふりをして逃げました。私は超能力をうまく使うことができません。彼らに「じっとして! 動いてはならない!」と定める能力はなかったのです。その後、彼らの車にナンバープレートがなかったということで、彼らは店の人に呼ばれたので自分はその場を逃れることができました。
私は資料を配布するだけでなく、一人一人に直接真相を伝えています。古代の予言から今日の様々な災害まで例を挙げて人々にこれらは偶然ではないと考えさせました。また、『九評共産党』の出版や、法輪功が世界の100以上の国と地域に伝わっていることを伝え、神韻が現在世界で最も人気のある公演になっていることを伝えました。またそれぞれの人の反応に応じて「三退」を勧めると、ほとんどの人々は「三退」を受け入れました。
特に最近の王立軍・薄熙来・谷開来の大スキャンダル事件後、中共が「生体臓器狩り」によって莫大な利益を手に入れたことを伝えると、多くの市民は中共に怒りを抱いて、喜んで共産党から脱退する「三退」を受け入れるようになっています。
私の教え子たちもほとんど「三退」をしています。学生にはいつも第三者の角度から真相を伝えました。科学を宗教のように信じている若者には、アインシュタインは何故晩年にキリスト教に入ったのかを例に挙げて、正式な宗教は科学であることを説明するのです。法を学習し、煉功をし、発正念をして、真相を伝え、明慧ネット、大紀元、正見ネットにアクセスして読んでいます。
尊敬する師父への感謝の気持ちは言葉で表現できません。何があっても内を向けて探し三つのことをやり遂ます。
(完)