後天の観念を取り除き、正しくない状態を一掃する(二)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2013年4月5日】

 二、心を正しく持ち、法に則って内に向けて探せば、どんな問題でも解決できる

 以下は私の睡魔からの妨害を取り払う経緯です。多くの同修学法の時に眠くなったり、発正念の時に手が倒れたり、煉功の時に眠くなる問題に遭遇したことがあると思いますが、妨害形式の裏にある原因は様々です。しかし解決法は一つしかありません。それは実修です。師父が残された修煉形式で全ての問題が解決出来ます。

 具体的に言うと、幾つかの原因があると考えられます。一つは、自分を真の修煉者として厳しく律しておらず、修煉は放棄したくないが、常人の安逸も手放したくなく、テレビを見たり、色情や、遊びを好み、苦を舐めたくなく、享楽を楽しみたいのです。そのため様々な邪魔を一掃出来ず、特に発正念の時に手が倒れるのは戦いに負け、自身の空間場に邪悪を留まらせることに等しいのです。私の周辺にもこのような同修がいて、空間場に累積された邪悪が多くなると迫害され、大きな病業に見舞われ、自分で発正念をして邪悪を排除しようとしても、発正念の口訣を唱え終えないうちに眠ってしまい、発正念をしようとしてもできませんでした。ある同修は他の同修達からの助けを受けて、多くの邪悪を排除してもらいました。これを機に精進して行けばまだ間に合いますが、それでもしっかりしなければもう挽回できない損失をもたらしてしまうかもしれません。このような状況は数年前から全国各地で多く見られ、良い例、悪い例がそれぞれあり、警戒すべきです。

 もう一つは心を正しく持つことができず、修煉は最後になればなるほど要求も高くなり、一時の正しくない念は後に大きな妨害となることもあります。例えば、ある次元まで修めたら、その次元に符合しない全ての人心を取り除いて初めて法に同化できますが、一部の観念や人心は既に自然に身について、なかなか意識出来ず、妨害されても原因が分からず、結果的に修煉が停滞状態に陥ります。私の場合、一時期、夜12時の発正念の時にいつも眠く、時には寝過ごしたり、目覚まし時計を手に握ったまま、アラームを消したことも覚えていなかったりしました。その後、同修の交流文章の一言が私に気づかせました。それは目覚めてからの第一念から自分を正し、もうちょっと目を瞑って休もうとする安逸心を無くすことです。そうすれば邪魔を排除できます。その後繰り返しがありますが、その都度一層一層と排除し続けていけば、執着も段々弱くなってきます。

 また、学法の際の眠気は、法に十分な敬意を持っていないか、党文化による妨害か、あるいは思想業力の妨げ等などが考えられますが、主意識を強め、それを排斥することに力を入れれば解決も容易になります。

 真夜中に靜功を煉る際、私はいつも睡魔に邪魔され、長い間解決を図ることができず、悩んでいました。旧勢力の按排を排除する為に発正念をしたり、法を暗記したりしましたが、効果があまりありませんでした。ある日、ある西洋人同修の交流文章で、このような問題に遭遇した際、「論語」を多く暗記し、『轉法輪』の「主意識を強くもつべし」と「心を正しくもつべし」の章を多く学ぶと効果的だと知りました。ある日の夜、煉功の最中に、私は数年前に朝3時半に起きて皆と一緒に煉功していた時、寝ながら煉功するのも悪くないと思ったことを思い出しました。その時の一念が正しくないために、今の妨害を招いてしまいました。本当に深刻に受け止めるべき教訓です。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/3/29/271409.html)
 
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