夫の変化(三)
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文/中国の大法弟子 文姝

 【明慧日本2013年4月15日】

 四、道を正しく歩み、すべてを師父が按排しておられる

 1、人を救うときも修煉を忘れない

 2009年10月、私は新しい会社に採用されました。会社はまだ準備段階で人の出入りが多く、私は人を救うことを先に考えて、自ら社長が行き届かない仕事を分担して、会社のみんなと仲良く仕事をし、同僚達も実際に修煉者とふれて、修煉者の境地を見ることができて、夫も顔が立って喜んでいました。

 ある時、夫が私に会いに来たとき、私は「昔の私の行いは大法にそぐわない所があり、迫害を受け、あなたにも迷惑をかけました。今はあなたも中共を脱退して、よい事がいろいろ起こっています。過去に大法に対して行なった失礼な言動、行動が無効であると声明を出した方がいいと思います」と夫に話しました。夫は私の提案を受け入れ、その場で声明文を書きました。

 ある日、家に帰ったら、84歳の姑の意識がなくなり、先ほどまでの出来事も覚えられず、意識が回復しても、口が痺れて、ろれつが回らず、布団を2枚掛けても身体が震えていました。夫に義理の兄を呼んでもらい、義理の妹と5人で一緒に「法輪大法は素晴らしい、真善忍はすばらしい」と2時間念じました。2時間経つと姑は、もう治ったからトイレに行くと言って、本当に元気な人と同じように1人で行きました。私は義理の兄に、大法は人を救うためにあり、中共を脱退することが自分を助ける方法だと話しました、いつもなら彼は避けるのですが、この時は気持ちよく私に、「そのようにお願いします」と言いました。

 2、奥さんと同じことをしているね

 2010年の末に、一棟の市の住宅を手掛ける仕事が入り、同修と交流して、人を救うのも時間がないから、断わろうと考えていました。しかし、常人の親戚たちが一緒にやるから、私に残って欲しいと頼まれました。足りない資金の中から、設計、内装、営業前の準備全部をみんなの協力で終わらせました。2カ月半の間、私は数回しか家に帰らず、帰ってみると真相を待っている人がいると気づきました。

 私は夫に、みんなが欲しがっているこの住宅をあなたは所有しています。それは修煉者の福であり、あなたが中共を脱退し、大法を称賛するから幸福が来たのですというと、夫は姑が良くなったのを実際に眼で見て、毎日心の中で「法輪大法は素晴らしい」と念じていると話してくれました。

 前は私が人に真相を話しているのを見ると、面倒を掛けられるのを恐れて、夫にいつも止められていました。その後は、もう怒ることはなくなり、待っていてくれます。ある時、病院へお見舞いに行った時に、夫も協力をして、親戚の人に「法輪大法は素晴らしい」と言った方がいいと、一緒に言ってくれました。私は父に会いに行く度に真相チラシを持って行きます。夫も「よく見た方がいいよ!」と言うようになりました。こんなこともありました。昔の同僚と食事をしているとき、夫は自然な態度で真相を伝え、同僚達も真相を聞いて気軽に中共を脱退しました。同僚達は夫に「奥さんと同じこと(修煉)をしているね」と言いました。

 五、夫の変化は真相を理解したからである

 私は家に帰る度に、夫に更なる真相を知ってもらうために、国内外の情勢を話します、夫は中共はいずれ倒れるだろう、自分は中共に希望など持っていないと話しています。

 前は同修が家に来ると、罵って追い返していた夫が、今はちゃんと挨拶をするようになりました。わが家は交通の便がよく、同修たちが泊まりに来たり、弁護士の先生を招待したりしますが、夫は文句一つ言わず、快く受け入れてくれます。私は夫に、「大した事に思えないかもしれないが、これは自分の未来を選択しているのです。この家も大法が下さったもので、恩返しをしなくてはならない」と言うと、夫は「分かっているよ」と言いました。

 車を買ってから、夫は「僕は君の運転手だから、呼ばれたらすぐ行くよ」と言いました。夫は言葉の通り、本当に毎回私に今日はどこに行くのかと聞きます。同修の家がどんなに遠くても送ってくれたり、同修を家まで送ってくれます。同修の家まで物を取りに行ったり、交流会に送ってくれたり、あと一緒に刑務所まで同修を迎えに行ったりして、とても助かりました。刑務所へ同修を迎えに行った日は、それまでで一番多くの同修を乗せた日でもありました。

 大法が夫を変えました。夫は大法の偉大さ、超常的な現象、希望を検証しました! 夫は積極的に友達や昔の同僚に会っています。それはきっと夫の分かっている部分が、皆に大法によって家族が変化したことを知らせているのだと思います。そして衆生に希望を持っで欲しいからだと思います。

 最後の言葉

 正法修煉に入ってからこの十数年間、私が悟ったのは、法を多く学び、法理をはっきり分かると、正しい念を持つことができ、衆生済度を自分のこととして考え、旧勢力の按排を否定することもできます。もし、個人の修煉に留まっていて、何事も自分を先に考えてしまうと、邪魔が絶えずやって来ます、何故なら、それは旧宇宙の理だからです。

 師父は「弟子の正念足りれば 師は回天の力有り」(『洪吟 二』「師徒の恩」)と話されました。よいも悪いも私達の念によって変わります。我々は師父の弟子です。人々を済度するために来ました、迫害を受けるために来たのではありません。大法弟子と衆生は済度する側と、済度される側の関係です。私達が正しく道を歩んでいれば、どんなに難しい道でもきっと方法があります。それは私達が師父の弟子だからです。

 師父に感謝いたします!

 同修の皆さん感謝いたします!

 (完)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/2/19/264891.html)