面倒臭がり、煩わしい心を修める
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文/中国の大法弟子

 

 【明慧日本2013年4月30日】私は「面倒臭がりの心」というタイトルの原稿を書いていたのですが、書いているうちに「煩わしい心」を書いていると気づきました。煩わしいと思うのは面倒をかけられるからだと気づきました。

 

 私は小さい頃から自分で出来ることは人に頼みませんでした。人に面倒を掛けたくないというより、自分が迷惑を掛けられたくないのです。そのため私の性格は人からは、少しお高いと思われています。自分でもいいとは思わないのですが、それほど気に留めませんでした。しかし、去年真相を伝えるプロジェクトで携帯電話を使って、マルチメディアメッセージを送る時、私は、その心を修めなければならないと思いました。

 

 この真相伝えのプロジェクトに参加した人は、年輩の同修が多く、私だけが若い人でした。このことに参加しょうと思ったのは、一つは私は人に面と向かって真相を伝えることができなかったので、今までの分を補いたいと思ったことと、もう一つは母が若い人がいた方が、お年寄りに教えられるというので、母とA同修と3人で参加しました。

 

 担当者にカラーメッセージの送り方を教わったあと、私はやり方のマニュアルを書いて一人に一部ずつ渡し何回か練習して、みんなができるようになってから解散しました。

 

 数日後、母からAさんが私に会いたいというので会いに行きました。操作の仕方がわからないから、カラーメッセージが送れない、もう一度教えてほしいとのことでした。私はマニュアル通りにやればできると言いました。Aさんはやっても送れないから、もう一度最初から教えてくださいと言いました。私がイライラしているのを母は見抜いて、さり気なく教えてあげるように悟らせてくれました。カラーメッセージは自宅の近くで送らない約束なので、私は仕方なくAさんと一緒に出かけました。恐怖心はありましたが、100通送ることができました。

 

 Aさんはこれでもう出来るだろうと思ったのですが、彼女はまだ覚えられないと言うのです。私は時間をかけて覚えて下さいと言いました。数日後、Aさんがまた来ました、電話の画面に「間違いです」が出て送れないと言います。私は心の中で「なんてバカなの、みんなが出来るのに、一人だけできないのか」と思いました。煩わしいと思ったのですが、顔に出す訳にもいかず、気持ちを抑えて、彼女と出かけて、もう一回教えてあげて送ることができました。Aさんは「おかしいね、あなたが一緒にやってくれると送れる」と言うのです。私は彼女に「問題がある時は内に向けて探してください」と言い捨てました。

 

 それから、私は彼女の名前を聞くだけで、どこかに隠れたい気持ちになりました。しかし、母からAさんが「お宅の娘さんはどうしてあんなにせっかちな性格なの」と言ったと聞いて、私は悟りました。もう煩わしいと思う心を捨てなくではならないと思いました。私は母に「師父がAさんを按排して、私の煩わしいと思う心を修めるように悟らせておられる、私は向上しなければならない」と言いました。母も同感だと言いました。私に「Aさんは覚えるのは遅いかもしれないけど、諦めないで覚えようとする心が大切だからもっと優しく教えてあげてね。あなたの為にもなるから」と言われました。

 

 案の定、Aさんがまた来ました。日によって問題も異なり、私にわかる時もあれば、わからない時もありました。私は面倒臭がらずに、一つ一つ解決してあげました。煩わしいと思う心や面倒臭がりから出た煩わしいと思う心が少しずつ消えていきました。私の身体にも明らかに変化があり、人と話をする時も優しくなりました。Aさんが来るのを恐れて、避けたいと思う気持もなくなりました。問題に遭遇したら、焦らずに内に向けて修めるようになり、カラーメッセージを送る技術も少し上達し、簡単な問題は人に頼らず自分で解決できようにもなりました。

 

 このことを通して、向上するチャンスを与えて頂き、師父の慈悲なる済度に感謝いたします。そして同修にも感謝いたします。

 

 初めての投稿なので、不適切なところは慈悲なるご指摘をお願いたします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/4/18/272166.html)
 
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