法輪功修煉者の家族の勇気ある行動
【明慧日本2013年5月22日】吉林省長春市の60歳の法輪功修煉者3人が今月8日午後4時ごろ、地元警察によって不当に連行されました。修煉者の家族と同修は勇気を持って派出所に行き、不当に連行された法輪功修煉者たちの釈放を要求しました。警察は3人を病院へ護送して健康診断を強要した後、拘置所にまた護送しました。しかし、家族と同修たちが後を追いかけて釈放を強く求めた結果、2人の修煉者の釈放に成功しました。
3人は自動車工場地域の第九高等学校の門の近くで、帰宅する生徒たちに法輪功の真相資料のチラシを配布していました。生徒たちは相次いで共産党青年団や少先隊から脱退したいと自分の名前を登録していました。集まった人は多く、3人は「三退」の手続きをすると同時に神韻公演のDVDや護身符を生徒たちに配っていました。学生たちは喜んで受け取り、その場面はとても感動的でした。共産党の洗脳教育を受けている学生たちにとってはめったにない明るい未来への選択のチャンスでもあり、3人は一生懸命に真相を伝えました。
3人がその場を離れた後、1人の男性に密告され、3人が長春市自動車208号区の玄関先にいる時、一両の警察車両が来て3人の警官がいきなり3人の修煉者を警察車両へ押し込み、安慶路考庵派出所へ護送した後、3人の修煉者を三つの個室に監禁しました。そのうち2人の修煉者は警察の不当連行に抗議し、名前と連絡先の登録を拒否し、逆に警官らに脱党を勧めましたが、そのうち1人は騙され、用意された書類にサインをしてしまいました。
3人の連行を知った地元の修煉者たちは直ちに行動を起こし、3人を助けるために、まず、3人の家族へ連絡をして釈放を要求するように進言し、発正念で協力しました。1人の修煉者の夫と姉が派出所へ出向いて、家族の釈放を求め、もう1人の修煉者の息子も警察に行って母の釈放を要求しました。娘も派出所に駆けつけて、警察に向かって「ここは母のいる場所ではありません。直ちに釈放しなさい」と要求しました。警察が3人を派出所の外へ連れ出した時、その中の1人が大声で、「法輪功は素晴らしい!」と叫びました。そして、姉に対して、「姉さん、私はいま元気ですよ。私の元気な姿が警察に迫害されて何かあったら絶対に警察の責任を追及します。警察の迫害は許しません!」と姉に向って叫んだのです。
その時、すでに数百人の法輪功修煉者たちが派出所の前で集まって発正念をしていました。警察は3人を病院へ連行し、健康診断をして監禁の準備をしていましたが、家族は警察の後を追って、一歩も離れませんでした。その結果、劉さんを除く2人の釈放に成功したのです。劉さんの家族は現場にいなかったため釈放されず、5日間監禁されることになって非常に残念です。