急いて落伍者を探し出しましょう
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文/北京の大法弟子

 【明慧2013年6月18日】私自身は修煉の落伍者で、しかも落伍をして11年です。2001年から、私を含む地元の学習者はばらばらにされ、入獄した人もいれば、放浪した人もいました。私は常人の妻と結婚したため、次第に落伍してしまいました。毎日、座禅を組んで煉功したり、『轉法輪』を読んだりしましたが、真相を伝えることはほとんどせず、発正念もできませんでした。次第に、病業がやって来たら、注射を受け、薬を飲み、まるで常人そのものでした。

 この期間中、同修との交流が全くないわけではなかったのですが、毎回交流をした後、同修は私に対して哀惜の意を表しましたが、メンツへの妨害から、私の執着をはっきり指摘してくれませんでした。交流が終われば、それぞれ自分のことに戻り、交流の効果はほとんどゼロでした。その後、それが私を取り巻く周辺全体の境界が高くないことの表れだと悟りました。

 今年4月になって、2年来に起きた父親の病死、親戚の情、自身の病業によって苦しめられ、悩まされた私は、自発的に、しかも定期的に同修と接触するようにしました。私はまた一人の同修に子供の書道(意外にも私の妻がこの事に賛成した)を教えてもらうことにしました。この同修の到来は私に修煉への回帰の道を迅速に開いてくれました。彼女は私に全く遠慮せず、「差が開きすぎており、しかも、相当のものです」と指摘してくれました。例えば、私はまだ「厳正声明」を出しておらず、「旧勢力」の意味もよく分かっておらず、中共に対してまだ幻想を抱いていると指摘しました。私は非常に恥ずかしく思いました。国内外の同修が自分を犠牲にしてまで、衆生を済度し、法を正す師を手伝っているこの時期に、自分だけ安穏な暮らしをして、この長年どうやって過ごすことができたのでしょうか。

 私にほかの道はなく、残りはただ勇猛邁進するだけです。私は生活リズムを変え、毎日就寝時間を1時間半少なくし、(私は以前生活リズムに最も執着していて、それを徹底的に打ち破った後でも大した変わりはなかった)、師父の1999年以後の説法、新経文と『洪吟』を最初から最後まで、1篇も落さずに読みました。大法は私の心の中の悪魔を追い払い、見失った心を正してくれました。同時に、同修は私に神韻、2011年の神韻芸術合唱団のDVD、『九評共産党』のDVD、「私達が未来に伝える」のドキュメンタリー映画などを寄せてくれました。私は最高に美しい演目と歌を鑑賞する中で涙を流し、昇華し、凄まじい勢いの法を正す絵巻を観覧する中で次第に本当の自分を見つけることが出来ました。

 私は旧勢力の計画をはっきりと分かりました。もし私が大法修煉の道に復帰しなければ、私はもはや旧勢力のまな板の上の鯉となります。旧勢力は私に親戚の情に執着させ、同修と切り離し、仕事や育児に没頭させ、両親の面倒を見させ、それから私の病業を少しずつ強め、私の正念を少しずつ剥がし、浸食し、最後に法を正す曙光を見えないようにしたかったのです。

 目覚めたら、すぐに行動をしました。妻が私の学法を邪魔すれば、私は正念を発して対処します。旧勢力が子供に学法と煉功を教えることをさせなければ、私は逆らっても教えます。旧勢力が私の母に法を得させなければ、私は毎日母に師父の説法(始めたばかり)を聞かせます。旧勢力が私に三つの事をやらせなければ、もちろん私達はすべてしなければなりません。私は毎朝3、4時に起きて煉功し、長年中断していた動功も再開しました。

 最も重要なのは真相を伝えることです。私はあちこちにいる以前の同僚や友人と連絡を取って、彼らに神韻DVDと破網ソフトを贈り、三退できる人なら、彼らにネットでの三退手続きをしてあげます。最近、私はすでに知人の中に真相を伝えるだけではなく、社会の中の普通の縁のある人にも正々堂々と真相を伝えることができるようになりました。

 厚い氷は一日の寒さでできたものではないように、大法弟子は一旦長期にわたって修煉の環境から離れてしまえば、復帰の道には様々な障害があるに違いありません。同修が率直に言ってくれなければ、もし度重なる交流がなければ、私はまだまだ多くの回り道を歩いていたでしょう。常人の環境の中で独修することは本当に難しすぎます。修煉の環境がなければ、人は自分に言い訳をし、自分の様々な執着を放任し、しだいに法を正す進展から離脱してしまうのです。私の周りに、私に似た学習者が何人かいます。私は彼らを度々訪ね、DVDや資料を届け、恐れる心を取り除いて三つのことをするように繰り返して交流しました。今、すでに長期にわたって困惑していた同修が目覚め、正しい道に回帰して来ました。その上、彼も同様な方法で、彼の周りの落伍者を探し、同じように積極的な態度で同修を助け、本当の自分を探し出すよう協力しています。

 このすべての事は波に似ています。一つの波はもう一つの波を巻き起こし、最後に波の力を遥かに遠い所まで運んで行きます。私達が一人の落伍した同修を探し出すことは、決してその落伍者一人だけではありません。それは大きな広がりと繋がっていきます。ですから、急いで昔の同修を探し出すことは一刻も猶予できないことです。こうすれば、私達の力を多いに強めることができ、発正念と真相を伝える中で、一人をはるかに上回る効果があるのです。

 私は北京に住んでいます。北京は邪悪の支配下にあるため、安全問題はとりわけ重大で、やり方を特に重んじなければなりません。今では、前を歩いている弟子達はいろんな柔軟な形で、定期的、漸進的に、遅れを取った弟子達を助ける責任があると思います。大規模な法会と集団学法をやるのは難しいのですが、小規模で、一定の頻度での交流はきっと「連鎖反応」をもたらし、大法弟子全体の昇華に繋がることでしょう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/6/11/275198.html)