文/新城
【明慧日本2013年7月3日】中国では自業自得の意味で「石を持ち上げて自分の足に打ち下ろす」という言葉があります。現実の生活の中で、自業自得の例は本当に少なくありませんが、人々はこれらの報いが自分の悪い行いと関係があることを認めようとしません。ひとつの生命の全過程、あるいは修煉界の因果応報の観点から見れば、このすべては原因があるものです。以下に、実際に起きた例を見てみましょう。
石が迫害の「功績」をひけらかした警官に向かって落ちた
天津市南開区の派出所は2002年3月11日に南開区第63中学校の歴史教師で、法輪功修煉者の張玉蘭さんを逮捕しました。張さんに拷問を加える時、一人の警官は張さんに対して、自分がどのくらいの法輪功修煉者たちを逮捕して労働教養を受けさせたのかを、大きな功績をあげたように自慢しました。
数日後の夜、その警官は足を引きずりながら、張さんのところに来て、「ついてないなあ。家を出たところ、屋根から石ころがちょうど足の甲に落ちてしまった」と自分の足を示しました。張さんは何も話さず、見もしませんでした。彼は張さんをしばらく見続けてから「あなたたちを逮捕したのが間違ってるのかなあ」と一言もらしました。張さんは「それは当然、自業自得でしょう。釈迦佛は、修煉者に一口のご飯をあげても功徳無量のことだと話しましたが、あなたたちはこれほど多くの真、善、忍を信仰する人たちを逮捕し、労働教養を受けさせましたが、どれほどの罪なのですか」と話しました。
石が運転中の車内にいる警官に落ちた
四川省南強派出所の洗脳班に席敏という警官がいて、法輪功修煉者たちに対して非常に残酷でした。2000年7月24日の正午、彼は断食で抗議をしている法輪功修煉者に、飢え死にしても自業自得だと、悪辣に話しました。南強派出所の警官らは、法輪功修煉者から恐喝したお金で外地に旅行まで行きました。
2003年8月20日、警官たちが乗っていた軍用車に、山腹から落ちてきた巨大な石が飛び込み、席氏の頭に当たりました。彼はその場で気絶し、病院に運ばれ緊急治療を受けましたが、3日後に病院で死にました。
悪行の報いが家族全員に及んだ
河北省松滋市の栄昌科は十数年、村の隊長を務めました。彼は長年、法輪功修煉者の家に行って嫌がらせを行い、修煉者たちを監視し、村会で法輪功と法輪功修煉者たちを激しく罵りました。2003年の年末、栄の家族6人が乗っていた車は、トンネルに入る直前、空中から落下してきた石を避けるため、激しくハンドルを切り、深さ70メートルのダムに落ち、生き残りは一人もいませんでした。
石がデマを流す村民に落ちた
河北省の黎県新集村に、石細工職人の趙全賢という人がいます。60歳あまりで、長年法輪大法を敵視し、村で起きた数回の火事を大法弟子の仕業だとデマを流しました。2009年5月の初旬、趙は石を採掘するとき、落下してきた石に足を巻き込まれ、やむを得ず切断しました。
石が密告者に落ちた
河北省平山県の陳強強は1968年生まれで、利益のみを追求する人でした。彼は友達と大理石の石材加工工場を運営し、生活には余裕がありました。2004年3月25日の夜、陳は平山県の法輪功修煉者、封建成さん、韓三梅さん夫婦と封強さんの3人が人々に真相を伝え、資料を配っているのを見かけ、こっそり派出所に行って通報しました。翌日、平山県公安局により3人の修煉者は逮捕され、3年の不法な労働教養を科されました。
陳氏は通報の「功績」により500元の賞金を受け取りました。2010年6月26日、陳氏は工場内で石を卸すとき、石に体を押し潰されて、その場で死んでしまいました。
悪の報いは、けっして法輪功修煉者たちが望む結果ではありません。このことを書き出した目的は、中共(中国共産党)洗脳され、善悪を見分けられない人に、悪行を続ければ必ず返ってくることを教えるためで、人々に明晰に是非を判断してもらいたいです。「石を持ち上げて自分の足に打ち下ろす」ような自業自得のことはしないでほしいのです。