師父はこんな私でも見捨てていない(一)
■ 印刷版
 

 明慧日本2013年7月5日】

 文/中国の大法弟子

 1996年、16歳の私ははじめて法輪大法と出会って、4セットの功法を覚えて、『転法輪』を三講読んだことがありますが、修煉を続けていませんでした。2000年に就職後、会社の寮に泊まる時、夜にいつも目の前に満面しわの顔が見えて、とても恐ろしかったです。昼間に眠る時でも、何かの物体に体が抑えられるような気がして、意識がとてもはっきりしている時でも体が動けません。眠ることは他の人にとって幸せなことですが、私にとっては非常に苦痛なことになりました。その時、大法を修煉している親戚は私に「修煉を始める時になりましたね」と言ってくれました。

 このようにして、私は正式に修煉を始めました。その日の夜に、なんとそばに一人が座って私を守っている気がずっとして、心の中はとても暖かくて落ち着いていて、ぐっすり眠れて、それから一度も悪夢を見たことがありません! 煉功して3日目の夜、夢の中でクモくらいの大きさで、柔らかい毛が生えている動物を打ち殺しました。「まさに、そのものがずっとあなたを妨害していたのでしょう」と同修が教えてくれました。私は毎日、同修の家に行って学法して、とても修煉に励みました。学生時代から患っていた胃病がなくなり、山登りをしても全然疲れを感じず、大法は本当に非常に不思議です! 私の内心の喜びは言葉で表すほどのものではありません。

 しかし、修煉は厳粛なことで、私は修煉の本当の意味をまだ理解しておらず、法に則って認識することができず、どのように修めていくかは分かっていません。夢の中で色欲の関をずっと乗り越えられなくて、精神上大きな圧力を抱え、修煉に対して自信を失いました。とうとう自分に対する要求を緩めて、下へと滑っていきました。

 2003年、私は結婚しました。夫はよく出張していました。夫は出張して半月経っても私に一本の電話もかけてくれない人なので、自ら進んで人を思い遣ることはなおさら期待できません。私は家のために、姑の家のためにどれほどの苦労をしても、夫は一言も理解や慰めの言葉もありません。しかし私は修煉者であるため、このようにしても彼と睦まじい家庭を維持していました。

 妊娠してから私は大法の本を読んだことがなくて、完全に修煉を止めました。だんだんと心性が低くなって、以前の優しさと忍耐はどんどんなくなりました。息子が生まれて間もなく、夫は私を裏切って浮気して、出産後7カ月経っても彼は私と一緒の部屋には寝ませんでした。私は自ら強く夫に求めて、とうとう再度妊娠しましたが、中絶手術をして重大な業を造ってしまいました。その時の私は、完全に常人になってしまいました。夫は中絶手術をしたばかりの私を気にかけることもなく、また出張して、一言も慰めの言葉もなく、電話一本もありません。だんだんと私の不満が多くなって、修煉した際に我慢できた事が、その時になるとすべて我慢できなくなりました。このような生活に耐えられなくなった私は、自分がまだ若くて、いろいろ人生の楽しいこともまだ経験していないと思って、男女の情に対してものすごく執着し始めました。私はネットチャットにはまって、とうとう夫を裏切りました。このような生活を4年も続けて、2010年、私は夫と離婚しました。

 男女の情を強く求める私を壊滅させるため、旧勢力は一連の段取りをしました。夫と離婚してから付き合った男性Aさんは夫と正反対の性格で、とても思いやりがあって、とても能弁で、社会的地位もあって、物と心の両面から私は大きな満足感を得ました。私達は情の中に沈んで抜け出せなくなって同棲を始めましたが、実は彼には家族がいて、私はただ彼の不倫相手に過ぎませんでした。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/1/25/264038.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/4/16/138939.html)
 
関連文章