旧勢力を否定し 大法の中で前世の因縁を善解する
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文/台湾の大法弟子 語柔

 【明慧日本2013年9月1日】私は2000年に法を得た台湾の女性大法弟子です。1999年、中国共産党が法輪大法に対して、史上最も邪悪な迫害を行った時、台湾のメディアも次々と関連ニュースを報道しました。身内の人がそれを熱心に調べたことにより、私は幸運にも大法修煉の道を歩み始めました。私の13年の修煉の中に、苦しみもあれば、喜びもあり、さらに旧勢力にもたらされた苛酷な試練もありました。

 光の見えない運命の中で、旧勢力は私に極めて緻密な計画を用意してくれました。法を得た当初、私の回りは先に法を得た同修がほとんどで、彼らは早くから修煉を始め、法理に対して切実な体得があり、法理に対する認識も明晰でした。それを聞いた私は、いつも深い霧の中に光が差し込むようにパッと心が開き、その結果、いつの間にか私には良くない心、つまり人を見て修める心が生じました。

 修煉者は法理をしっかりと堅持しなければ、旧勢力に手配された魔難に陥り、しかもそれに気づかないままになりかねません。私はある男性同修と前世ではいとこの関係にあり、今生も前世の縁を繋げ、同じ大法を修めることになりました。同修になっても、前生の縁の影響を受け、いつも特別な親密感を感じ、話をすると止まらなくなり、よく一緒に法理に対する理解を話し合いました。同修の法に対する見解に、私はいつもとても敬服しました。その結果、私は人を見て修める心がますます強くなり、修煉は専一を重んじるという法理をしっかりと守れず、大法以外の彼の自分流のやり方を受け入れました。私がそれに従ってやると、確かに功能状態が現れました。それで私はいっそう惑わされるようになりました。

 師父は経文の中でおっしゃいました。「学習者として、次元が既にかなり落ちてしまいました。大法弟子が正々堂々として法を実証することと比べて何と微々たることでしょう。かなり差がついています。実は彼は学習者を妨害することができません。多くの学習者は彼がおかしいと気づくのです。ただ執着心がとても強い僅かな一部の人が動かされてしまいます。」[1]その通りです。この重い槌は私の目を覚ましてくれました。これらの小手先の技はどうして宇宙の大法と比較することができるでしょうか? もし私が功能に惑わされることがなければ、もし私が大法の修煉に専念することができれば、旧勢力が私を嵌めるために用意した情縁の魔難に陥ることはなかったでしょう。

 前生の縁、今世の業、また前生の善果や悪果、その報いはすべて今生で解決されなければなりません。たとえどんな形で表されたとしても、すべて逃れられることはなく、すべて返済しなければならないのです。私は修煉の道で大きな失敗をしました。そこから私は、同修間の交流というものは、他人がいかに精進しているか、法に対していかに理解をしているかを聞くことであって、決してそのまま真似することではないことが分かりました。他人が自分より高い認識を持っているからと言って、その人に学び、大法修煉の専一性を失ってはいけません。

 前例もあって、私は人を見て修めるという人心を持たないように心がけました。同修との交流もできるだけ情を帯びないように小心翼々とし、1人で行動するようにしました。今度は過ちが起きないだろうと思いました。しかし修煉の道では、魔難がまた次から次へと現れ、旧勢力は私が彼らの基準を満たしていないから、同修間でまた別の試練を用意してくれました。

 私はある前生に縁のある同修に好感を持つようになり、心の中では真情を動じました。自由奔放な考えを抑えられず、もうすでに修煉の妨害になりました。自分が悟れないことに対して、肺腑をえぐるように悔やんでいました。法理上では、このような心理状態は修煉者にとって大きな障害であり、恥であり、ふき取れない傷跡であり、神にとって許しがたい行為でもあることは自覚しています。しかし、旧勢力は歴史上の少しの因縁関係を掴み、少しも容赦なく私を迫害し、しかも「お前がどう修めるかを見てみよう?」と、側で冷やかに笑っていました。もし上の次元へ修煉しようとすれば、そのような良くない心を捨てなければ、どうして修めることができるのでしょうか?

 旧勢力の按排を見破ったことで、私はもう自分を責めることをしなくなり、自分の因縁はすでに結ばれていると自分に言い聞かせ、それなら大法の中でそれを善解し、魔難は自分を高める要素として捉えようと思うようになりました。私は自分の力が及ぶ範囲で、ネットで真相を伝える方法を同修に教え始め、自分の混乱した思惟を抑え、三つのことをする中で、前世の因縁を解決し、人間の情を落とすように修め、大法修煉の中で同修と協力して衆生を救い、それぞれの最高の所を目指して向上するようにしました。

 『中国共産党についての九つの論評』が出版された後、私はネットで真相を伝え始めました。私はパソコンを利用して、色々な方法を用いて封鎖を突破し、真相資料を中国大陸に転送し、衆生を呼び覚まし、三退を勧めました。ある日、私は夢を見ました。あるふくよかな体つきの女性がパソコンの前に座り、真剣な表情でパソコンを操作しているのが見えました。彼女とは面識がありませんが、大陸の同修であることははっきりと分かりました。しかし、この夢がどんな意味なのかは分からず、心の中で実に不可解に思いました。

 中国大陸のインターネットは中国共産党によって封鎖されているため、中国人はネットから法輪大法の本当の情報をほとんど入手出来ません。当時、私はパソコンの前でかなり長時間座り、一文字一文字、一所懸命に真相を送りました。半年後、ネット上で偶然に、ある中国内陸部の同修と出会いました。半年前の夢の中の同修ではありませんか? 彼女の話によると、大陸の南西部は山の奥にあり、地形の制限により、農村地帯がほとんどです。そこは大法を学ぶ人も比較的に少なく、衆生のコンピュータの知識も低く、普通の人は封鎖を乗り越えるソフトウェアを使うこともできず、海外の真相を送り込むことは難しく、安定した三退のルートもありません。したがって、衆生が真相を知ることも、三退することも非常に困難です。

 同修は私に内陸の現状、内陸の民衆の需要を知らせてくれ、彼らを助ける方法を考えて欲しいと頼みました。しかし私はただの高卒で学識もなく、パソコンの技能も持たない中年女性に過ぎず、封鎖を乗り越えるソフトウェアを利用する以外に、新たな封鎖を突破する方法を作り出すことはとても困難な話でした。

 修煉者のすべての能力は法から来るものです。修煉者の一思一念も師父が見ておられます。自分自身で常人の知識範囲に制限を設けなければ、人を助ける心があれば、師父の法身はすべてそれを知っておられ、知恵を与えてくださいます。何度もの努力を経て、私は順調に、一連の安全かつ安心でき、国内外が一体となった真相を伝える方法を作り上げました。まだ閉鎖を乗り越える能力のない内陸の民衆に、便利な三退ルートを提供することができました。それは今も使い続けています。衆生の期待に答えられるようになりました。

 法理上から分かりますが、修煉者に偶然な事はありません。自然は存在しません。すべて秩序ある按排です。この世での出会いも双方の縁によるものです。私達は歴史上誰であろうと、いったん三界に入ってしまうと、三界の輪廻転生の因縁に制御され、旧宇宙の法理に制御されます。しかし今日、私たちは幸運にも宇宙の大法を修めることができ、大法の中で前世の因縁を善解することができます。同修の間の縁は清潔で高貴で無垢なもので、常人の私欲による縁とは決して同じではありません。私達はすべて師父が地獄からすくい上げてくださったものです。私達は偉大な能力を賦与されています。それは修煉のため、衆生を済度するため、宇宙が壊滅する時に蒼穹を救うためのたった一度の機縁です、くれぐれも大切にしましょう。師父はおっしゃいました。「法は確かに衆生に慈悲深いのですが、しかし威厳のあるものでもあります。法にも基準があり、衆生に対して変わることも破壊されることもないものであり、勝手に左右されてはいけないものです。私は衆生に慈悲深くしてもいいのですが、本当にそこまで罪を犯してしまったら、それを量る法があります。それ以上の慈悲であれば、限度がなくなり、自滅するに等しいのです。ですから、このような生命は淘汰されることになります。」[2]修煉者は法理をよく理解し、それを厳格に扱い、内に向けて修めるように努め、そうすれば始めて、師父のご恩に報いることができ、自分に悔いを残さないようになります。

 注:
 [1] 李洪志先生の著作:『各地での講法六』「アジア太平洋地域学習者会議での説法」
 [2] 李洪志先生の著作:『2003年旧正月での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/8/21/278410.html)
 
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