大法を待ち望む衆生(一)
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文/中国遼寧省の大法弟子 芸芳
 
 【明慧日本2013年10月1日】『轉法輪』を書き写すとき、私の目の前に、衆生が救われた後の衆生の一つ一つのストーリーが現れます。私は師父がそれを書き出すよう啓示されたのだと理解しました。
 
 「なぜ早く真相を伝えに来なかったの?」
 
 2002年、私は15年ぶりに元の勤め先の同僚達との懇親会に参加しました。皆は私が15年前よりも若く、綺麗になったと言いました。私は法輪大法は佛法で、人を救い済度する法であり、全世界に広まっていること、天安門焼身自殺が茶番劇であることを皆に伝え、約2時間の集まりのうち私の真相伝えがほとんどでした。彼らは真相を知った後、ある同僚はこう言いました。「私達も冊子やビラを見たことがありますが、ただ、それは法輪功が政治に参与していると思っていました。今日、あなたの変化を目にし、真相を聞いて、初めて法輪大法が良いものだと知りました。あなた達の活動は私達のためだったのですか? なぜ早く伝えに帰って来なかったのですか?」。私は申し訳なく言いました。「ごめんなさい。確かに遅かったです。以前は多病だったため一種の劣等感を抱いていましたが、今日はあなた達に真相を伝えるために来ました」。彼女達は私を羨ましがり、また、急いで救われるよう待っていたようでした。
 
 「やっと大法弟子に出会った」
 
 ある日、私はある老婦人に真相を伝え、三退後の彼女にお守りを渡すとき、彼女の主人も近寄ってきて自らお守りを求め、三退しました。彼らは家族を見つけたように喜び、老婦人はこう言いました。「やっと大法弟子に出会いました。以前から冊子やビラを見てきましたが、一向に大法弟子に会えませんでした。今日はやっと願いが叶いました」。彼らは「焼身自殺」や「中南海陳情」についての真相も知りたがりました。30分ほどの会話で私は彼らが市の役所の人だと知り、大法のことをすごく聞きたがっていることに気づき、翌朝の6時半に、もう一度会うことを約束しました。その日の夜、私は十数種類の真相資料を用意しました。
 
 翌朝、小雨が降り出し、約束の時間より20数分遅れて駆けつけてきた彼らは、車の故障で遅れたことについて私に詫びて来た時、私は感動しました。私の手提げ袋にある多くの資料を見たとき、彼らはお金を支払おうとしましたが、私は丁寧に断り、これらの資料を見た後に周辺の人にも見せれば公徳を積むことになると彼らに伝えました。感謝し合う中で、私たちはお互いの連絡先を交換しました。
 
 「法輪功への迫害に断固反対」
 
 日本で大地震が起きた後のある日、私は真相を伝えるために出かけました。ある中年男子に会い、さっそく声をかけてみました。「市場に行きますか? 塩を買いましたか?」ー「買いました」「テレビ報道では、わが国は大丈夫だと言っていましたよね?」ー「誰が信じますか? 共産党の話には真実がありますか? 買うなと言われれば言われるほど買うべきですよ」「そうですね。この60年間、共産党はあらゆる事に嘘をついてきました。彼らの話を逆に聞かなければなりませんね」。私は続けて尋ねました。「あなたは共産党員ですか?」彼は私を見て微笑みながら答えました。「党員です。あなたは法輪功の人でしょう!」私は言いました。「そうです。法輪功は正法です。世界中で1億の人々が恩恵を受け、私も15年間学んできて、一粒の薬も飲まずに全ての病気が治りました。しかし、共産党は是非を転倒し、良心に背いて法輪功を迫害しています」。彼は言いました。「まさにその通りです。私は法輪功への迫害に断固反対です。皆が心の中でよく分かっています。法輪大法を学んでいる人は皆良い人ですよ。今の共産党は以前とは全然違います」。時間があまりないので、私は多く言えず、ただ彼に次のことを言いました。「共産党は初めから邪悪ですよ。悪い事をし尽くし、どの個人がそれに反対するのではなく、天がそれを滅しようとしています。幼名、仮名でもいいので、この正常でない邪霊から離れれば、神はあなたを守ってくださいます。あなたの念が正しいので、心正という名で脱党しましょうか?」彼は快く承諾しました。私は彼の脱党声明が大紀元のウェブサイトに記載され、心の正しさが百の悪を制することができると言いました。
 
 「やっとあなたを探し当てた」
 
 2011年3月のある日、73歳の知識人に真相を伝え、三退した後、彼女は言いました。「私は『九評共産党』を見ましたよ。そこに書かれたのは全てが真実です」。当時、彼女は腰の痛みで入院しようとしましたが、私は「法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)、真善忍好(真善忍は素晴らしい)」を念じれば良い効果が得られることを教えてあげました。その後、彼女は恩恵を受け、修煉しようとしましたが、なかなか大法弟子に出会えず、師父にお願いしたそうです。5月、私たちは本当に再会しました。彼女は喜びを隠せずに言いました。「やっとあなたを探し当てました」。それから彼女は修煉を始め、病気から解放され、家族全員が和気藹々としています。
 
 「私も大法を修煉する」
 
 一番上の姉は私達六姉妹の中で一番最後に大法修煉に入った人です。修煉から一年後、彼女の九種類の病気が全部治りました。彼女は77歳で、学校に通ったことはなく、「あなた、私、彼」などの基本的な文字も読めません。しかし、2年間で彼女は『轉法輪』が読めるようになり、その後、固く師と法を信じるようになりました。去年、彼女の娘は不幸にも乳腺癌を患い、手術後再び脇下で二つの腫瘍が見つかり、二回目の手術を宣告されました。苦痛の中で、私達六姉妹は彼女に、大法しか彼女を救えないことを教え、彼女も私達姉妹の変化から大法の素晴らしさを知り、「私も大法を修煉する」と決意しました。化学療法を受けるときから彼女は師尊の説法を聞き、母親と一緒に座禅をし始めました。3回の化学療法を受けてからの再検査では、普通の人が7回の療法を受ける効果より良いとの診断結果が出ました。そして、再手術を要する二つの腫瘍も消えました。姪子はこの結果を聞き、大法による奇跡だと確信し、即、退院を決め、化学療法も止め、一心に学法修煉を始めました。そして、今日まで彼女は健康そのものです。医者や友達、周辺の人々は皆、大法の素晴らしさを称賛しています。
 
 「私は本当に幸運だ」
 
 ある日の午後、私はある新しい街で2人の青年に真相を伝えました。そのうちの一人は大連から来ている業務主任で、彼はまじめに私の話に耳を傾け、興味を持ち、もう一人の職員に室内に戻って業務に取り掛かるよう指示した後、自分だけが外で私の伝える真相を聞いていました。私は大法が広く伝えられていることから、私自身が修煉した後の効果、1億の人々が修煉している、焼身自殺や三退まで伝えました。最後に彼はこう言いました。「毎日業務に没頭し、大連からここに来て、こんなに重要な話を聞けるなんて、私は本当に幸運です」。彼が党員であることを聞き、私は彼に「幸運」という仮名で邪党からの離脱を勧め、彼は率直に「いいですね。私の名は幸運です。私は本当に幸運です」と言いました。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/9/10/278741.html)
 
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