文/中国遼寧省の大法弟子 芸芳
【明慧日本2013年10月2日】
「もっと多くの人に見てもらいたい」
帰省途中の待合室で、ある兵士と老人が一緒に、風格のある老婦人を見送っていました。私は早速、主人のカバンを自分の膝に乗せ、彼女に席を譲りました。会話の中で、私は彼女が邪党の党員であるだけでなく、軍隊の師団レベルの幹部で、旅行が好きで全国を回っていることを知りました。彼女がチベットの素晴らしい自然風景に言及した時、私はそこが仏教の聖地であることに触れ、そして彼女に真相を伝えました。彼女は気持よく邪党からの離脱に同意し、こう言いました。「共産党は私から金を搾り取ることしか知りません。私はそれから離脱し、平安でいたいです」。そして、私から受け取ったお守りを服のポケットに入れました。私はもし真相ディスクが携帯に不便なら結構ですと言いましたが、彼女はやはり受け取ることにしました。彼女は、どのホテルに行っても見られるから、ついでにもっと多くの人に見てもらいたいと言いました。私は救われる尊い生命のために本当に喜びを感じました。
「これが私の頼りだ」
私の姑は今年で93歳です。以前は心臓病、めまい、高血圧、不眠などの病気を患い、ほぼ毎月点滴を打たなければなりませんでした。しかし、2005年から誠心誠意「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と念じて以来、点滴を受けたことがありませんでした。毎回、彼女の息子が帰ってきて「念じましたか」と聞くと、彼女は決まって「どうして念じないの? これが私の頼りだよ」と言いました。今、この老人は食事を美味しく食べて、ぐっすりと眠ることができ、顔色もよくなりました。多くの村の人々は彼女の変化を目にして、真相冊子やお守りを求め、そして誠意をもって、この生命が救われる九文字(訳者注:中国語では九文字になる)を念じるようになりました。
「大法弟子だけが真に他人のために考えている」
ある日、私は公園で私とほぼ同年齢の女性に真相を伝え、彼女はすぐに三退に同意し、資料も受け取り、その後、私に「ついて来て下さい」と言いました。私は少しわけが分からないまま、彼女について行き、人気がないところに来ると、彼女は私に「ご主人とお子さんはどんな人ですか? なぜ彼らのためを考えないのですか?」と尋ねました。私はこう答えました。「私は修煉してから健康になって、家庭も仲睦まじくなり、一人が煉功したため一家が受益していますが、どうして彼らのためを考えていないと思われるのですか? 更に重要なのはあなたたちのために考えることです。この大法は本当に素晴らしいのです。低く言えば万病に効果があり、高く言えば災難の時、あなたの命さえ守ってくれますよ」。 彼女は私に、「そんなに馬鹿でいてはならないですよ。私は自分の目で見ました。大法弟子が真相を伝え、捕まったときに、周りの人々はあなたたちを助けるどころか、あなたたちは面目がないと言っていましたよ。あなたたちは彼らのために考えていますが、誰があなたたちのために考えてくれますか?」と言いました。私はこう答えました。「それは彼らが真相を知らないからですよ。そのような人がいても少数に過ぎません」。 彼女はこう反応しました。「本当にあなたたちに感心しました。大法弟子だけが真に他人のために考えていますね」。
「法輪大法を学んでいる人は皆が良い人だ」
ある朝、私は真相を伝えに行く途中、市役所の前で集団に出会いました。彼女たちは急いでいたので、私は何をしに行くのか尋ねました。彼女たちは、土地を取られ陳情しに行くと言いました。私はこれをチャンスに真相を伝え始めました。「共産党の本質は偽、悪、闘争です。彼らは8千万人の命を奪い、天から必ず罰せられます。早く党、団、隊から離脱し、誠心誠意「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と念じれば、神による加護を受けます」。そして神韻のディスクも配りました。ある若い女性は、「これは法輪功のものだから、私は要らない」と言いました。私は早速「滅」と念じました。私が何かをする前に、ある年長の女性が言いました。「それを受け取りなさい(若い女性は従順に受け取りました)。法輪功は良いですよ。この時勢、法輪大法を学んでいる人は皆がいい人ですよ。私たちは全員三退します」。 私は急いでノートを取り出し、全員の姓と、党や団、隊の所属に関する詳細をメモに取り、彼女たちに、苗字の後ろに蓮という文字を付ければ、それが新しい生命の名前になると伝えました。彼女たちは喜んで去りました。3~5分の間に、13人が三退しました。
「早く離れなさい。私が対処するから」
ある時、ある銀行の前の駐車場で、私は中年男性の運転手に神韻を紹介し、彼は微笑みながら、法輪功のものでなければ受け取らないと言いました。私は笑って言いました。「あなたは智者で、縁がある人、そして救われるべき人です」。 彼はディスクを受け取り、順調に三退しました。その後、私は他の女性運転手に神韻を紹介し、彼女が受け取ろうとするとき、先の男性運転手が急いで走ってきて、「警察がこっちに向かって来ています。私が対処するから、早く離れなさい」と言いました。私は3人の警官が道路を横切り、こっちに向かって走って来ているのが見え、急いで自転車に乗って銀行の方に走りました。私が銀行に着いて振り向いて見たとき、その運転手が警官と話しているのを見ました。彼らが何を話しているかは知りたくもなく、警官らは何の目的で来ているかも知りたくはありませんが、しかし、この肝心なときに運転手が身を乗り出し、知恵を持って大法弟子を保護してくれた行為に感動しました。この生命が救われないことはあり得ますか? 彼には必ず良い未来が待っています。そして私たちに、きちんと三つのことを実行しない理由はありますか?
「ごめんなさい。私は真相を知らなかった」
ある日の午後、私が2人の小学四年生の子供に真相を伝えた時、一人の子がこう言いました。「あなたが法輪功なら、私は警察に言いつけます」。 私は言いました。「法輪功を習う人は皆良い人ですよ。警察に言うなら、悪人に加担し、いい人を害することではありませんか? あなたも悪人になりますよ。法輪大法は全世界の百数カ国で広まり、台湾やインド、カナダなどの外国の学校では先生や学生達も学んでいて、億単位の人々が救われ、あなたたちは隊(中共組織)から離脱すれば健康になり、学力も上がり、災難が来る時、命も守られますよ。こんなに法輪大法はよいのではありませんか?」 その子は恥ずかしそうに言いました。「ごめんなさい。私は真相を知らなかったからです」。 私は、あなたたちの間違いではなく、今まで嘘偽りを聞かされてきたからだと教えました。 その後、私は彼らに、「文濤」「文挙」という仮名で三退をしてあげました。
「私が案内しますよ」
ある日、私はある老婦人に真相を伝え、順調に三退をしてもらった後、彼女は自宅の近くに大きな市場があると言いました。私が道を知らないと言った途端、彼女は、「私が案内しますよ」と言ってくれました。途中、私は3回立ち止まり、6人ほどに真相を伝えたりしたとき、彼女は少し離れたところで私を見守り、最後まで私を市場に連れて行ってくれました。私は感動を覚えました。
「610のメンバー:ありがとう!」
ある日曜日、私は街で会った中年男性に真相を伝えました。彼は立ち止まり、厳粛な顔で言いました。「あなたは法輪功ですね。私についてきなさい。私は610弁公室の職員で、あなたたちを管轄しています」。 私も鄭重に答えました。「あなたの管轄を受けません。私は法を犯していません。『610弁公室』は違法組織で、文革小組と同じです。あなたは自分の結末がどうなるかを知っているはずです。文革後の名誉回復の初期、北京市公安局の局長・劉伝新は自殺を図りました。そして800人あまりの関係者が雲南省に連れて行かれ、そこで銃殺されました。第二次世界大戦のとき、ヒトラーの話に従い、ユダヤ人を殺害した軍官や兵士、医者、看護士などは、全員絞首刑に処されました。あなたはスケープゴートにならないで下さい」。 彼は言いました。「今日、私は非番です。これに関わりたくもありません」。 私は更に言いました。「今日だけでなく、これからも関わらない方があなたの身のためになります。そしてあなたの職位を利用し、大法や大法弟子を保護すれば、あなたやあなたの家族に良い報いがあります。三退すれば、共産党が天に滅される時、あなたは劫難から逃れます。あなたは党、団の構成員ですか?」。 彼は否定しました。私は隊員について尋ね、彼は誰もが隊員に入っていたでしょうと答え、私は早速、少先隊員からの離脱を勧めました。彼は無言のままスーパーの方に向かって歩き出したので、私は後ろで、「清醒」という名で三退しようと声をかけました。彼は振り向いて手を振って、「ありがとう!」と言ってくれました。私はこの生命が救われたと感じました。
「分かりました」
8月12日の午後、私は急いで衆生を救おうという気持ちで、真相を伝えに新開発区に向かっていました。街の至る所で、皆が日本の大地震と津波のことを取りざたしていました。生命の脆さ、弱さと無力さを見て取り、これは真相を伝える良いチャンスでもあると感じました。ある運転手に真相を伝えた後、彼は後部座席にいる 2人と一緒に三退し、神韻のディスクを受け取る際、質問をしてきました。「日本にも大法を学んでいる人がいますか?」「いますよ」。「彼らはこの災難から生き残ることができますか?」と彼が聞くと、私は自信を持って言いました。「真に修めている人なら生き残れます。彼らだけでなく、大法に対して正念を持っている人もこの災難から逃れます。私たちが自分のお金を使い、自分の命を顧みずに人々に真相を伝えるのも、あなたたちに生き延びることを選択するチャンスを提供しようとしているからです。仏は縁のある方を救って下さいます。私の話が信じられるなら友達にも伝えてください。幼名、仮名を紙幣や紙に書き、貼り出せば三退ができ、 誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と念じれば、劫難の時に救われます」。 彼らは微笑みながら、「分かりました。ありがとう」と言いました。私は、感謝 するなら私の師父に感謝して下さいと答えました。
「私も出来ます」
ある日、私が田舎で真相を伝えていた時、クラスメートに出会い、彼女の夫の弟が車に衝突されて、既に一週間も動けず、加害者も探し出すことができず、治療するお金もないことを聞きました。私は『天が洪福を賜る』や『救命の数文字』という冊子を持って彼を訪ねました。部屋に入るや否や、子供が泣き出し、彼も死んだ方がましだと口にし、私は彼を慰めながら言いました。「大丈夫です。法輪大法を信じれば救われます」。 私は冊子の内容を彼に読み聞かせ、ある青年が車の事故で植物人間になったが、一週間後に治ったストーリーを彼に聞かせたとき、彼は「私も出来ます」と言い、私も彼にきっとできると激励しました。このとき、彼は左手をベッドに置き、上半身を起こし、壁に体をもたれかかりながら座りました。そのとき、まだ足を動かせないので、ベッドから降りることが出来ませんでした。昼食後、私が食品やお守りを持って、再び彼の家を訪ねたとき、部屋にいた他の3人が、彼が歩けるようになったと言ってくれました。私は部屋の中に入ると、彼は兄に支えてもらって立っていて、私を見るや否や、「法輪大法は素晴らしい!」と叫びました。これを見て、周辺の皆が震撼されました。その場で7人が三退しました。しばらく経つと、彼は全治し、地方へ出稼ぎに出たという話が聞こえてきました。地方へ行く前、彼はこう言いました。「大法弟子に出会ったら必ず大法を学びます」。
物語は多く、悟ったことも多く、目覚めた衆生も多くいました。限られた法を正す時期の中で、修める者は自分をきちんと修め、衆生は賢く選択し、遺憾を残さないようにしましょう。
(完)