集団学法を通じて全体で向上する
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2013年12月29日】師父はほとんど毎回の説法で、私たちに多く法を学ぶようにと言い聞かせられています。しかし、どのように真に大法を心に刻んで、自分の主意識をはっきりさせられるかは、ずっと私を困惑させています。2009年、『轉法輪』を暗記し始めてから、私は根本的に変わって、生まれ変わったように以前の自分の殻から抜け出しました。

 あの時、私は不法に洗脳班に拘禁され、多くの迫害を受けて、最後に本心に背いて「修煉を止める」との保証書を書かされました。釈放された後、心を痛めた私は長い間ずっと放心状態で、後悔して気落ちしていました。師父のご加護と同修たちの熱心な助けのおかげで、私は再び修煉を続ける勇気と元気を取り戻しました。

 『轉法輪』を暗記すると、とても良い効果を収められるよと同修は親切に教えてくれましたが、私はためらいました。サラリーマンである私は毎日の学法煉功の時間もぎりぎりで足りないのですが、300ページもある『轉法輪』を、いつになったら暗記できるでしょうか。また、経文と『明慧週刊』なども毎日少しでも読みたいのですが、『轉法輪』の暗記は、自分にとって不可能なようでした。時間がたっぷりある同修は毎日『轉法輪』を2、3講読むほか、経文も継続的に毎日読んでいるのを聞いて、私はいっそう焦りました。でも、角度を変えて考えてみれば、同修の提案はきっと私のためなので、自分は今回洗脳班で保証書を書かされた教訓を生かして、生きることの真の意味を考え直さないといけないと痛感しました。そこで、私は『轉法輪』の暗記を始めました。

 暗記を始めた最初は、とても難しかったのです。熟読した段落を30~40回暗記してもまた字が抜けたりして、半日かけてもなんと一段落の暗記も終えることができません。それから私は気持ちを調整して、焦らずに、任務を完成するという考えを捨てました。暗記できなくても、私は一句一句に法の意味(この一句はどんな意味か、師父は私たちに何を教えようとされているか)を理解してみました。師父は人間世界で法を正す時間があとどれぐらいあるかを気にかけずに、法を正すことが終わらない限り、一句一句師父の言葉を覚えよう、どれほど覚えられるかも気にしないで、と私は思いました。師父はこんなに偉大な宇宙大法を世間に公開されて、修煉すれば誰もが法を得ることができ、だれもが悟って受益するのです。

 学法のときの心理状態を正してから、暗記のスピードも速くなりました。『轉法輪』を読んでいく中で法理を絶えず悟って、私はよく感動して涙を流しました。私は毎日暗記専用の時間を決めて、毎回1、2段しか暗記できなくても、来る日も来る日も続けました。同時に、経文も毎日読みました。半年ぐらい経って、自分は修煉の方法を掴んだ、内に向けて探せるようになった、心はそわそわしなくなって落ち着いたと私は突然感じました。私は自分の収穫と喜びを同修と分かち合って、同修たちも私のために喜んでくれましたが、私ほど深く感銘することはないと思います。そこで、私は「みんなで学法チームを作ろう。法をしっかり勉強してこそ、修煉をしっかりすることができ、師父が我々に要求されたことをしっかりと行える」と同修たちに相談しました。

 学法チームが設立され、毎週決まった日と時間帯に集団学法を行いました。しかし、順風満帆に進んだわけではなく、多くの妨害に遭いました。1999年に迫害のため集団学法の環境を失ってから、多くの学習者の修煉状態が妨害されました。例えば、学法する時に居眠りする人もいれば、内に探さずまた人に言われたくない人もいます。時間を守らない人もいれば、三日坊主で学法が続かない人もいます。私の心もみんなの状態に動かされて心性を守れなくなって、かんしゃくを起こして同修に怒ったりして、学法の場は時にはとても気まずいムードになります。一人の同修も来なくて、私一人しかいない日もあります。どうしよう? 一人で学法するか、それとも私も家に帰りましょうか。しかし、これは師父が私たちに残してくださった最も速く向上できる修煉環境なので、学法チームは続けていかないといけません。そこで、私は他の空間の旧勢力に対して、「たとえ私一人しか来ていなくても、私は学法を続ける。旧勢力のいかなる按排と妨害も全面的に否定する。師父の大法はいかなる不正も是正できると私は信じる。学法チームは続けていかないといけない」と言いました。

 私は自分自身を変えることから始め、同修を非難したり、愚痴をこぼしたりしないようにしています。自分の責任は、みんなをしっかり学法するように引っ張って、みんなに良い学法の環境を作ることにあると思います。私たちは毎日どれぐらい法を勉強できるかに関わらず、すべて真面目に学んで、法の内包を体得して、法に照らして自分の言行を正しています。だんだんと同修たちは変わりました。遅刻や早退がなくなって、きつい言葉でけんかをする現象もなくなり、みんなは内に向けて探すことを覚えました。みんなは学法チームを大切にすることを分かって、決まりを守り、言う事は必ず実行するようになり、大法の法理で自分の言行を正しています。みんな早く向上して、新しい学習者でさえこの環境から良い影響を受けて、早く進歩しています。

 ここ数年の経過を経て、とても良い効果を収めました。みんなは晴雨にかかわらずこの環境の中で切磋琢磨して、問題に遭えば直ちに交流し、外部の情勢とマイナス面の情報に影響されなくなり、いつも正念で対処して、全体的にとても速く向上しています。師父が『精進要旨二・妨害を排除せよ』におっしゃった「法は一切の執着を打破することができ、一切の邪悪を打破することができ、一切の虚言を排除することができ、法は正念を固めることができるのです」

 私たちの学法チームは難攻不落で堅固な堡塁のように、時間になると真面目に学法をして、交流を学法の前か後に行い、学法時間を占用しません。時に誰かが学法時間をちょっと占用したら、他の同修はすぐ注意して、学法の厳粛さを保っています。私たちは身をもって集団学法の効果を分かっていたため、今年の夏休みに私たちはまた「子供弟子の学法チーム」を設立しました。妨害があって一部の子供は参加できなかったり、途中で帰ったのですが、最後まで続けた子供はみな大きな収穫を得て、彼らの今後の学習と生活のためにとても良い基礎を築きました。大法を得ることを上回る喜びと収穫はどこにありますか? 私たちは子供と衆生に何を贈っても、彼らに大法を贈るより尊いものはありません!

 師父の慈悲深い済度にお礼を申し上げます。師父、ありがとうございました! 私たちは必ず精進していきます!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/12/19/284186.html)
 
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