文/遼寧省の大法弟子 霆霆
【明慧ネット2014年1月9日】ある日、私は夢を見ました。紺碧の空は雲一つなく晴れ渡り、雪をいただいたいくつもの山々が高く聳えていました。最も高い雪をかぶった山の嶺に、とても大きな高いビルが立っており、ビルにはたくさんの部屋があり、中には大勢の人が住んでいました。私もそこに住んでいました。ある日、一つの声が聞こえてきて私に告げました。山を降りて、あるとても大事なことをしてほしい、またたくさんの人も一緒に行くとの声でした。私は考えることもなく、カバンを背負って、自転車を押して山を降りました。降りながら、大勢の人が私と一緒に(一部の人は残って行かなかった)降りて来たと感じました。私達は幾重にも重なる宇宙を通り抜けました。下へ行けば行くほど暗くなり、何も見えなくなり……それから私は目が覚めました。
母は大法弟子です。私は4歳から大法の修煉を始め、今年14歳になりました。私は小学生の頃、時間に余裕があったので、よく法を学び、比較的精進していて、大法の書籍はほとんど一通り読みました。学校では級友に真相を伝え、都合がいい時デジタルカメラで、学校の壁に貼り出された多くの生徒の名簿をビデオ撮影し、母にこれらの級友達に真相の手紙を郵送してもらいました。また、母について、高いビルに上って真相資料を配りました。また、機会があれば、タクシーの運転手や歩行者に真相を伝えたり、資料を配ったりもしました。あの頃、これらのことをするのはとても自然なことで、自分のやるべきことだと思っていました。
しかし、中学校に上がってから、すべてが変わりました。
私が進学したのは市の最難関校で、そこは勉強が厳しく、宿題が多いので有名でした。人々は冗談でこの学校を「第×刑務所」と呼んでいました。多くの生徒はそれを恐れて、入学を遠慮しています。私は小学校でずっとのんびりしていたため、一時、中学校の忙しくて厳しい生活に適応できず、いつも夜中まで宿題をしてやっと終えていました。法を学ぶことができなくなり、学校の成績も当然、思い通りになりません。成績を上げるために、さらに勉強しようとして、法をますます学ばなくなりました。私は心の中でとても焦りました。母も先に法を学んで、勉強はその後にして、そうすれば半分の労力で倍の成果があげられると促してくれました。しかし私は理解できず、毎回骨が折れる勉強をやり終えてから、法を学んでいました。結局、ちょっと法を学んで、すぐに眠ってしまって、その効果は当然良くありません。法をしっかり勉強できなければ、正念も強くなくなり、真相を伝えたいと思っても、口は開かず、私はとても焦りました。
中1の2学期になってから、法を学ぶことはすこし改善されました。責任感から、私は級友に真相を伝え始めました。政治の教科書には偽りの「天安門焼身自殺事件」に関する内容があるため、真相を知っている少数の級友以外、ほとんどの人は大法を敵視していました。最初、級友に真相を話した時、ちょっと話しただけで、彼はすぐ拒絶しました。私はとても落ち込みました。それから、かなり長い間、私はどうすれば突破できるかをずっと考えました。今から思えば、やはり学法が足りなくて、自分の状態が良くなく、従って、真相を伝える効果も良くありませんでした。
それから、状況が一変しました。
私には時間がなく、まとまった時間で法を学ぶことができないため、私は毎日ポケット版の『轉法輪』を持って、時間さえあれば、学校で法を学ぶようにしました。ある日級友の一人が、私が本を読んでいるのを見て、その本を奪い取り「法輪功?」と聞きました。私は頷いてそうだと答えました。それから、彼は私の隣に座り、私から法輪功の真相を聞きました。
ある日、隣の子が、私が本を読んでいるのを見て、とても興味津津に、なんの本かを見ようとました。彼女は「法輪功を学んでいるの?」と聞きました。私は「そうだよ」と答えました。彼女は「以前、他の人から法輪大法は素晴らしいと聞いたことがあったけど、よく分からなかった」と言い、また「法輪功はなんですか? この功はどのようにして練習するの?」と聞きました。そこで私は、多くの人が大法と三退のことを大体知ってはいても、具体的な真相はまだあまり知らないことに気づきました。私は彼女に、法輪功はテレビで言われているようなものではなく、法輪功は一体どういうものなのかを説明しました。彼女が真相を理解した後、先生は席替えをしてくれました。これは次の級友に真相を伝えさせるためだと私には分かっていました。
私の前の席の級友は私から本を借りて、大法を学びたいと言いました。私は彼に本を貸しました。しばらくして、私は彼に「本を読んだの?」と聞くと、彼は「もう3回読んだよ」と答えました。私には同修が1人増えました。
ある時、私は真相紙幣を学校に持って行きました。休み時間、ある級友がそれを見て、大げさに騒ぎました。教室にいた生徒がみんな集まって来ました。みんなは私が法輪功を修煉しているのを知りました。最初、私は心の中で少し怖がっていました。私は自分を落ち着かせて、正念を発し、自分が比類なく高くて大きく感じました。良くない物質の影も形もなくなりました。私はこの機会を利用して、級友に真相を話しました。級友達はあれもこれも質問して、私は全て説明しました。教室の中が一時とても賑やかになりました。その時、数学の先生が教室にいて、その状況を見ていました。先生は冗談で「人を呼ぶよ、クラスに法輪功が出たよ!」と言いました。実は、先生は私を級友の包囲から救い出そうとされたのです。
始業ベルが鳴りました。みんなは着席して、授業が始まりました。
大法のことを学んだ級友は、よく私の筆箱の中の真相紙幣を見て、それがまた多くの級友を惹きつけ、そして、真相を聞きに来るようになりました。私が周りの人に真相を伝えると、先生が席替えをしてくださるのに気づきました。私は心から師父の慈悲なる按排に感謝いたします。なぜなら、これらの級友に真相を知るチャンスを与えられ、救われるからです。
私は背が伸びて、自分で自転車に乗って通学できるようになり、中学校に入ってから、母はもう私を送り迎えしなくなりました。私は単独で物事をすることができるようになりました。小さい時から私はとても自立していました。しかし、あの時はまだ小さくて、体力もなかったのです。今、私達の学法チームが何か買い物が必要な時、私はいつもかばんを背負って、大好きな自転車に乗って買い物に行ってきます。私は同修にスピーカー、USBメモリ、プリント用紙、カッターナイフ、マウス、インクなどを買ったことがあります。時にはトナーを入れたり、プレーヤー・MP3を修理に出したりもします。母にもっと大事なことができるよう、母の負担を軽減し、また母の手伝いもします。もちろん同修にお手伝いすることができれば、私はとてもうれしくて誇らしく思います。
私が良いことをして帰ると毎回、必ず思いがけない美味しいものが待っています。これは師父の私に対するご褒美だと分かっています。私は少しのことしかしていないのに、師父は私にこれだけたくさんのものをくださり、とても恐縮に思っています。
現在、私は中2になりました。師父は何度も精進しなさい、遅れないようにと私を啓発してくださいます。私は学法と勉強の関係を正しく認識しました。学法が第一です。法をよく学べば、心性も高まり、成績も上がります。
今、私は最初に述べた夢の意味が分かりました。その声は師父の声で、私達にこの世に来て衆生を済度するようにと呼びかけてくださったのです。多くの同修は私と同じように、人を済度する大事なことをするためにこの世に来ました。私が生徒の身分で人の世に来て、カバンを背負い、自転車に乗っているのは、法を正す師を手伝うということです。
以前、私は時間の大切さを知らず、多くの貴重な時間を無駄にしてしまいました。これからは必ず精進して自分の誓約を果たすよう、三つのことをしっかり行い、収穫を満載し、師に従って帰ります。
以上、これが私の現段階での僅かばかりの体得です。適当でない所は、同修の皆さんのご指摘をお願いします。合掌。