「心の隙」に注意
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年1月24日】ある日、同修が「私はもう1人の同修と一つのプロジェクトをしたいのですが、2台のコンピュータを買うのに、3万元必要です。あなたに出せますか?」と私に聞きました。この同修は性格が内向的で、落ち着いて、恐れる心もなく、この数年来、しっかり修煉しています。彼がこの質問をしたとき、私はためらわず承諾しました。ただ、彼にお金を渡すとき、何度も「あなたが何をするか私は聞きませんが、ただ、必ずお金は目的のためだけに使って、事故を起こさないでください」と言いました。

 長い期間が過ぎて、彼は私に会いに来て、「プロジェクトは完成しました。お金も全部払ってしまいました」と言いましたが、安全のため、私はプロジェクトの詳しい話について聞きませんでしたが、その時、頭の中に「彼のプロジェクトはやり終えたが、あのコンピュータは誰に帰属するのか?」という念が出ました。考えた後に、私はまた否定し、「なぜこのように考えるのか?」と思いました。このコンピュータは一体どのように処理するかについて、その時私も分かりませんでした。

 私が再度その同修に会った時、彼は「私と一緒にそのプロジェクトをする同修が、邪悪に連行された」と言ったので「どうして?」と言うと、彼は知らないと言いました。その時、私の頭の中でまた「彼らのプロジェクトは終わったのに、このコンピュータが彼ら個人のものになるのは、おかしいのではないか?」と思いましたが、その時、私にもメンツの心があって、言いにくかったのです。

 その後、この同修も他の事のため、同じく連行されてしまいました。この時、私はやっと「この手落ちは、おそらくこのコンピュータが引き起こしたのではないか、旧勢力の大法弟子に対する迫害は、あらゆる隙を狙うので、意識したかどうかに関わらず、手落ちさえあれば、彼らは隙に付け入るのです。同修がプロジェクトをする時、大法の資源で買ったコンピュータを使ったので、このプロジェクトをやり終えた後は、コンピュータは資料点に渡すか、あるいはその他の大法のプロジェクトに使うべきですが、そのまま残して私用に使うべきではありません。このようにしたら、旧勢力には迫害する口実があり、彼らは何か理由を作ってあなたを捕まえるのです。

 もしも同修がプロジェクトをやり終えた後に、コンピュータを大法のプロジェクトの最も必要な同修(あるいは資料点、あるいはその他のプロジェクト)に渡して、それを使って大法を実証するために力を発揮させ、個人の手元に残して私物にしないようにすれば、旧勢力が迫害する口実はなくなるのです。

 個人の少しの悟りなので、すべて正しいとは限りませんが、ご参考まで。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/1/19/285906.html)
 
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