全体で協力して衆生を救う
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文/中国の大法弟子 碧宇

 【明慧日本2014年2月23日】昨年、私達の地域の同修達は積極的に出て来て、年画(正月に家に飾る中国独特の民間絵画)、カレンダー、卓上カレンダー、小冊子などを送って、三退を勧めました。それによって、地元だけでなく、周辺地域の同修たちも動かされ、法を正す時期の大法弟子の歴史的な使命を共に果たすようになりました。

 効果がとても良かったため、毎日、100人から2、300の人を脱退させることができました。もっと多い時もあり、ある年配の同修は一度に60人の人を三退させました。

 ここで私の経験を述べて、同修達と分かち合いたいと思います。

 真相を伝えに出かける前、私達は交流して、真相を伝え、三退を勧めることを重視すると同時に、法を学ぶ時の質を重視します。真相伝えと三退を「仕事」とみなさないように。私達がすべきことの原点を正しく認識しなければなりません。まず、私達は歴史が付与してくれた人を済度する神聖な使命を果たしており、決して自分の個人的な目的ではないこと、また、具体的に三退を勧める過程においては、常人と言い争いをしないという基本的な考え方に基づき、慈悲をもって対応する、この二点をしっかり確認しておきます。

 実際に行う過程では、まず。時間(開始時間と終了時間)、場所(どこで配布するか)をしっかりと決め、それから他の学法チームに知らせ、発正念をしてもらうようにしました。そして、同修たちが無事に帰って来るまで発正念を続けることにしています(時には、真相伝えに行く2、3日前から発正念をして、大法を迫害し、衆生済度を妨害する邪悪を一掃するようにします)

 同修達は三輪車や他の車で真相を伝えに行くため、到着してから、運転する同修は車を見守り、発正念を担当します。異常な状況が起きれば、すぐ中で真相を伝えている同修たちに知らせます。

 ある日、同修達がある民家に真相を伝えに行ったところ、そこに居合わせた大隊の党書記に通報されました。「村の入り口で見張り、発正念を担当する」同修はパトカーが来たことに気づき、急いで電話をかけて、中の同修に安全に注意するようにと知らせました。しかし、中の同修は電話に気づきませんでした。警官が他のチームの年配の同修に尋ねると、その同修は「私はこの村の者ではありません……」と答えました。すると警官はすぐに車に乗り込み、帰ってしまいました。その後、この年配の同修は中から出てきたばかりの同修に「あなたはその時、怖かったですか?」と聞くと、その同修は「時間は師父が延長してくださったもので、衆生済度のためにあるのです。もし、師父が延長してくださらなければ、彼らはもしかしたら、もうとっくにいないでしょう」と言いました。

 またある時、2人の同修が真相を伝えようと訪れたその家は、ちょうどパーティー(結婚式か誕生祝いか分かりませんが)を開いているところでした。階上も階下も人がいっぱいでした。2人は人が多すぎて入ろうかどうか迷っていたところ、上の方の人が自ら声をかけてきて、「法輪功の資料を配る人でしょう。お入りください」と言いました。その時、彼らが持って行った真相資料は全部配ってしまいました。それだけでなく、あの日、彼ら2人は留守番をしていた同修に電話をかけて、2回も資料の補充を頼みました。それでも需要に追いつきませんでした。

 もう一度は、かつて真相資料の配布によって迫害事件が起きたある場所で、同修が面と向かって三退を勧めました。そこにいた多くの人々は資料を受け取り、そして、何度も繰り返し「あなたたちは気をつけなさい。以前、ここで大変なことが起きたのですよ」と言いました。

 このような話はたくさんあります。同修達はみんな積極的に出て来てとても良い効果を得た後、協調人の同修は「歓喜心を持ってはいけません。純粋な気持ちでやりましょう。全ての知恵と能力は師父から授けられたものです。私達がしっかり行わなければ、それは自分の歴史的な使命と誓約を果たさないことになります」と直ちに注意を促しました。

 新しいこの1年に、私達はよりいっそう理性的に、より多くの衆生を救い済度できるよう願っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/7/287382.html)
 
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