文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年2月26日】(前の文へ)
機縁を大事にし、縁のある人々を救い済度する
私は常に出かけて直接会って真相を伝えるという方法で人を救うことができませんでしたが、人を救う機会は逃しませんでした。一度、夫が展示会で、1枚の名刺をもらってきました。そこには、シルクの布団が安いと書いてありました。私が電話して尋ねると、相手はとても礼儀正しく、かつ自ら、すべて卸値にすると教えてくれました。夫に買いに行ってもらいましたが、本当にとても安くしてくれました。二回目に買いに行くと、また安くしてくれました。私は、「これは商売ではないです。どこに自ら値下げしてくれる人がいるでしょう。間違いなく必ず私と縁のある人で救われるのを待っています」と思いました。私と夫は相談し、この人を救う機会を絶対見逃さないことにしました。
夫は『神韻』『明慧十方』『私たちは未来に告げる』などのDVDと法輪功の資料を用意し、またお守りと音声電話をかける時に使う、プレイヤーも用意しました。夫が私を連れてそちらに訪れると、皆とても礼儀正しく、まるで久しくして再会した親族の様でした。そちらの奥様は私の目がよくないのをみて、親切に私を支えて座らせてくれました。私は彼女に「なぜ私が訪れたかご存じですか?」と問いかけました。彼女は「どうしてですか?」と聞いてきました。「私は皆さんに福と平安を届けにきました。三退して平安を守るということを聞いたことがありますか?」と答えると、彼女は「聞いたことがあります。私の村にも法輪功を修煉している人がいて、私たちに話してくれたことがあります」と言いました。私が「あなたたちは脱退しましたか?」と聞くと、彼女は「それって効果がありますか」と逆に聞いてきました。私は「効果があります。効果があります。本当に効果があります。海外の法輪功学習者が真相電話をかけてくると、公安局の人も脱退します」と急いで伝えました。
私はプレイヤーで海外の同修が電話で真相を伝え、警官を脱退させた電話録音を彼女に聞かせました。彼女が真面目に聞いているとき、私は静かに発正念しました。すべて聞き終わり、私は「分かりましたか?」と聞くと、彼女は「分かりました」と答えました。「脱退しますか?」と聞くと、彼女は「脱退します。脱退します」と答えました。その時、私は彼女の夫にも声をかけました。「こちらに来てください。あなたにも話したいです」。彼は「すべて聞きました。私に言わなくても大丈夫です」と言いました。私が「それでは、あなたは脱退しますか?」と聞くと、彼は「します。私は部隊で共産党に入りました。脱退しましょう」と答えました。私は「あなたたちには福があると私は知っています。家にいる時にあなたたちにすでに名前を付けておきました。あなたの夫は発財、あなたの息子は来宝、あなたには有福とつけました」。彼女は喜びながら、私の両手を握り、「ありがとう。ありがとう」と言いながら、私がつけた名前がとても面白いと言いました。私は『神韻』のDVDを取り出し、「これは『神韻公演』です。世界一流のショーです。とてもきれいで、踊っている人はみな仙女の様です。日中仕事をして疲れたら、夜に家に帰ってこれをみると、とても楽になります」と伝えました。それから、お守りもプレゼントし、彼女に常に「法輪大法はすばらしい。真・善・忍はすばらしい」と念じれば、福報があると言い聞かせました。彼女はすべての真相資料を受け取り、帰宅したらしっかり読むと言いました。また、三つの生命が救われました。私は本当に彼女達のために嬉しく思いました。
もう一つのできことがあります。私が毎日煉功に使っているカセットは少し問題があり、夫は人に頼んで修理してもらいました。修理し終わると、その人は自らうちに届けに訪れました。ソファーに座って、我が家の家具を見ていた彼は、「戸棚がなぜか歪んでいますね」と言いました。夫は「もう10年も歪んでいます。当初購入した時、組み立てる人がよくわからず、こうなってしまいました」と伝えました。その人は「角を抱くものを四つ買って、これを直しましょう」と言いました。夫が「直せたら、本当にいいですね」と言うと、その人はそちらに座って「どなたが歌が好きなんですか? このスピーカーはすばらしいですね」と聞いてきました。夫は「引っ越しする際に、子供がどうしても買いたいと言って買ったがあまり使わず、もうとっくに使っていません。起動もできなくなっています」というと、彼は「それでは、私が持ち帰って修理します。使えるように直さないといけませんね」と言い、スピーカーを持ち帰りました。
彼が帰った後、私は夫に「今時これほどいい人は少ないです。はじめて来た家で、自発的に人助けで家具や電気機器を修理してくれるなんて。きっと私たちと縁が深い人です。一緒に彼を救いに行きましょう」と言いました。数日後、私たちは『神韻』のDVD、『明慧十方』『私たちは未来に告げる』『九評』『風雨が天地を伴う』などの真相資料を用意しました。私はまた夫に「『洪吟三』も持ってください」と伝えました。夫は「彼は修煉してないのに、『洪吟三』も持って行って、どうするの?」と聞いてきました。私は「この人はあまりにも素晴らしいので、彼は佛法を聞く縁があります」と答えました。
こうして、私たちはプレゼントを持って、彼の家に訪れました。彼はとても親切で、「来るだけでよかったのに、なぜまた物をもってきたのですか」と言いました。夫は「気持ちです」と伝えました。私はすぐ本題に入り、「三退して平安を守るということを聞いたことがありますか? いま共産党はあまりにも悪く、汚職しない幹部はおらず、腐敗してない幹部はいません。人が治められなければ天が治めます。現在、天災人禍はこれほど多いです。あなたに平安を守る秘訣をひとつ教えましょう。共産党、青年団、少年隊から脱退し、常に法輪大法はすばらしい。真・善・忍はすばらしいと念じれば、天が中共を滅ぼすとき、あなたはその影響を受けません」と伝えました。彼は「私は青年団と少年隊だけしか加入していません。もう年も年だから、それを持っていても役に立ちません」と言いました。私は「それでは、私が手伝うので、脱退しましょう」と言うと、彼ら夫婦は喜んで脱退に同意しました。この時、私は彼に真相資料を渡し、「あなたにこれらの資料をプレゼントしますから、読み終わったら、あなたの最も親しい人に見せてください」というと、彼は「私は必ず読みます」と言いました。この時、私はまた『洪吟三』を取り出し、彼に「これは私の師父が新しく発表され本です。前の部分は詩詞で、後ろの部分は歌詞です。とても素晴らしいです。読みたいですか?」と聞きました。彼は「読みたいです」と答えました。私は「この本はあなたが読み終えたら、必ず私に返してください」と伝えました。彼はそうすると答えました。彼は立ち上がり、恭しく両手で本を受け取りました。私は感動して、ひたすら彼に合掌しました。また2人の生命が救われ、かつ佛法を聞くことができるのです。私は心の底から彼らのために嬉しく思いました。これは本当に縁のある人が家に訪れて、三退したことになります。
ある日、私は夫に「私がこの難に遭遇して、最も受益したのはあなたですね」と言いました。夫は驚いて「どうして私なの?」と言いました。私は「あなたは依頼心、怠ける心を修めました。以前は私が明慧週刊をダウンロードしてあなたが読み、真相資料は私が用意して配りに行きましたが、今はあなたがパソコンの操作を学び、音声電話もかけるようになり、自分で真相資料を作れるようになり、真相のDVDも自分で焼いて、自分で配っています。すべて自分でやっています。また、私のために明慧ラジオの週刊、週報、法会の交流文章をもダウンロードしています」と答えました。
師父は「修煉は路同じからず 都(すべて)大法の中に在り 万事執着無ければ 脚下に路自ずから通ず」[5]と説かれました。この1年少しの間、毎回同じ学法グループの同修が出かけて真相を伝え人を救う際、私はいつも自宅で長時間、高密度に発正念して場を綺麗にし、人を救う同修の正念を加持し、邪悪による邪魔を解体しました。毎回同修らの人を救うことが止まらなければ、私の発正念も止まりませんでした。私は同修らと一緒に互いに協力して、自分が心を静めて発正念できる優位を発揮して、最大の能力を尽くして、人を多く救うように頑張りました。
また、同じ学法グループの比較的若い2人の同修は私とコンビを組み、直接会って『神韻』DVDを配りました。毎回、彼らが『神韻』DVDを配りに出かけると、私は自宅で長時間発正念しました。今までずっとチームワークが取れています。
同時に魔難のなか、私はとても多くの執着を修めることができました。例えば依頼心がその一つです。夫が忙しい時、私もDVDを焼き、ラベルを貼り付け、また真相資料をしっかり包んで、袋に入れます。夫が真相資料を配って人を救い、または用事があり遅く帰宅するときは、私は自分で簡単にご飯とおかずを温めることができます。夫の家庭での負担を減らし、もっと人を救うことができるように、私は、洗濯、床を拭くこと、など多くのことを自分でできるように努力しました。難しいところはありますが、私も頑張ってやってきました。修煉の道程において夫とともに精進しています。
ほかでもなく、偉大な師父と大法が私に第二の生命を与えてくださいました。如何なる難も私を阻むことができません。いくら難しくても、揺るぎなく大法を修煉します。いくら難しくても、衆生を救い済度します。最後に師父の『洪吟二』「真性を見る」を持って、同修と互いに励まし合いたいです。
真性を見る
大法を堅く修め心動かず
次元の向上こそ根本である
試練に直面し本性を見る
功成って圓満成就し、佛、道、神となる
(完)
注:
[5] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「阻む無し」