年配者「あなたを通報しません、感謝します!」
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明慧日本2014年3月5日】

 年配者「あなたを通報しません、あなたに感謝します!」

 〖中国東北部からの投稿〗ある日、私が街頭で法輪功の卓上カレンダーと資料を配っていた時、向こうから1人の老人がやって来ました。私はとても礼儀正しく彼に挨拶しました。「こんにちは! 今日、私たちがここでお会いできたのは何かご縁があるからです。もうすぐ新年になります。2014年の卓上カレンダーを無料で差し上げます。お持ちください」と言いました。彼は受け取って見てから、「これは法輪功ではありませんか? 政府は法輪功を禁じていますよ。法輪功を修煉している人がまだいるのですか?」と言いました。

 私が「今、法輪功を学んでいる人は多く、世界で100以上の国と地域の政府が法輪功を支持しています」と言うと、彼は「あなたは私が通報するのを恐れないのですか」と聞きました。私は「恐れませんよ。何を恐れるのでしょうか? 私は悪いことをしていません。法輪功を修煉している人はみんな良い人です。なぜなら、法輪功は佛家の最高レベルの修煉法で、真善忍に基づいて厳しく自分を律し、良い人になるように導いています。修煉者はまず良い人になることから始め、何事も人を先に考え、『無私無我で、なおかつ他人を先に、自分をあとにするという正覚にまで修め遂げなければならない』[1]と要求されています。法輪功の修煉は病気治療と健康保持ができるだけでなく、さらに人を誠実に、善良で寛容、穏やかになるように導き、人々にとって百利あって一害なし」と言いました。

 彼はまた「それはすべて本当のことですか?」と聞き、私は「すべて本当です」と答えました。さらに、「私の場合、法輪功を修煉して10数年来、薬を一粒も飲んだことがなく、注射を一度もしたことがありません。あなたはくれぐれも中共(中国共産党)がでっち上げた嘘の宣伝を信じないでください」、また、「この十数年来、中共は法輪功を迫害し、あちこちで良い人を不当に連行して、労働教養所に拘束し、刑を下し、甚だしきに至っては生きている法輪功修煉者の臓器を摘出して、暴利を貪っています。中共はもうとっくに人間性を失っており、天はこの邪悪の党を消滅しようとしています。神佛は慈悲深く、人間に一度助ける機会を与えてくださり、三退すれば以後の平安が守られます」とも話しました。

 私はまた「あなたは共産党の関連組織・党・団・隊に入ったことがありますか」と尋ねると、彼は「私は入っていませんが、赤いスカーフをつけたことがあります」と答えました。私は「それは少年先鋒隊に入隊したということです、それから脱退しましょう」と話すと、彼は微笑みながら「はい、脱退します」と言いました。私はまた1冊の資料を渡し、「あなたはまだ私を通報しますか?」と聞きました。彼は「あなたを通報なんかしませんよ。私はあなたに感謝しなければなりません」と言いました。

 同時に、私は「あなたは必ず『法輪大法は素晴らしい!』『真・善・忍は素晴らしい!』としっかり覚えてください。そうすれば、あなたがたとえ災難に遭遇しても平安であり、福の報いが得られます」と伝えました。

 有名校の校長が脱党

 中国からの投稿高先生は私の大学の教師でした。先生は大学在学中、成績が優秀で、卒業後は母校に残り、教師になりました。私がその大学に入学した年、先生は3年生の担任をしていました。数年後、先生は故郷の近くの街のある有名校の校長として転勤し、私もちょうとその街に住んでいました。

 ある日、私たち級友何人かで高先生を訪問しました。数年ぶりに会って、みんなは先生と一緒に楽しく話し合い、それぞれが大学を卒業してからの近況を心おきなく話し、その場はとても盛り上がり、活発で賑やかでした。先生もみんなの話を嬉しそうに微笑みながら、ひたすら聞いていました。

 中共の話になると、先生は「私はもうとっくにそれを信じていません。中共は腐敗しきっています。独裁で、専制的で、平等に対処せず、いつも『事実に基づいて真実を追求する』とか、『徹底的に人民のために』などと口では言っても、実は羊頭をかかげて狗肉を売っています!」と言いました。級友達は声も出さず、ただ静かに先生の話を聞いていました。その時、級友の1人が「先生、あなたは校長ですよ。もう少し慎重にされなくては。中共は人を殺しても瞬き一つしませんよ!」と言いました。先生は「私は怖くないですよ。私はここへ転勤して来て、あまり中共の活動に参加しませんし、長年党費も払っていません」と言いました。

 先生は引き続き話しました。「私はこの学校に来てから、党組織委員の教師に党費を要求されたことはありません。私も払いません。今年は仕事の都合で、人事が変わり、新しい組織委員が赴任して、すぐ私に党費の支払いを要求しました。私は0.2元払いました」。先生がこの話をした時、表情はとても厳しく、私達もとても真剣になりました。級友が口を開き、「高先生、あなたは数年間も党費を払っていないのに、僅か0.2元しか払わないのですか?」と驚き、疑わしそうに聞きました。「そうです。0.2元です! 私は党費なんかを払っていませんよ。それは彼にもう再び私に党費を要求しないでくださいという警告です!」と、言った先生は依然としてとても厳しい表情でした……。

 あの時、先生はまだ三退をしていませんでした。昨年のある日、私は再び先生を訪問し、今度は先生とその家族に三退を勧めに行きました。挨拶した後、とても自然に法輪功に関する話になりました。先生の提案で、私は先生と奥様に法輪大法が世界に広く伝わっている現状を説明し、中共が法輪功修煉者を残酷に迫害する犯罪行為も話しました。また、現在の国際、国内の情勢、悪人には悪の報いが必ずあるなども話しました。天が中共を消滅するのはもう間もなくで、直ちに中共から脱退して獣の印を消し、平安を守るようにと勧めました。先生は全く躊躇することなく、嬉しそうに自ら名前を書き、そして私に、「これは私の筆名で、これで脱党します」と言いました。先生はまた奥様にも意見を求め、奥様は実名で脱退しました。

 私は高先生に「『共産党についての九つの論評』を読まれましたか」と聞きました。先生は「読んだことがあります。私の所に一冊ありますよ」と言って、それを取り出して見せました。先生の家にもアンテナが取り付けられており、奥様はちょうと連続ドラマを見ていました。それは普通のアンテナでした。私は先生に「『新唐人』を見られますか」と聞きました。先生は「新唐人」を知りませんでした。私は「新唐人」は台湾からの衛星中継で、中共の中央テレビ局では見られないニュースを見ることができ、中国で起きたすべての真実、中共が禁止していることも「新唐人」で、全て見ることができると伝えました。また、海外のある老華僑が中国の真実を知ることができるのは「新唐人」だけだと言ったことも話しました。先生はあっさりと「新唐人」のアンテナの設置を承諾しました。私は帰って来て、すぐに技術担当の同修に頼んで、アンテナを設置し、先生はとても喜んでくださいました。

 世間の人々はみんな、中共が陰険で悪辣であり、そして、それをはっきりと認識し、誰もが軽蔑し、距離を置き、放棄しようとしています。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「佛性に漏れなし」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/22/287972.html)
 
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