三つのことを最優先し、願いが叶った
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文/中国の大法弟子 九紫

 【明慧日本2014年5月1日】私は法輪功を修煉していることを理由に、大学の卒業証書を授与されず、仕事を探すことは容易なことではありませんでした。当時、私は同修である母と一緒に故郷から離れた都市で生活していて、経済的にとてもきつい状況でした。

 しかし、私たちは修煉者として要求されている三つのことを毎日しっかり行っていて、生計のことなど心配していませんでした。私たちは質素な生活をしていましたが、幸せでした。

 私は仕事を探し始めました。編集の仕事が見つかりました。仕事を始めてから、私は投稿されてくる文章の全てが、教育分野の人たちの書いた文章で、その多くは小中学校の先生であることが分かりました。文章には常に法輪功を歪めたり、あるいは誹謗中傷したりする内容が含まれており、私はそれらの内容をすぐ削除していました。

 法輪功を中傷する部分を削除する

 しかし時には恐怖心がありました。投稿された文章は通常4人の編集者を経由していました。もし文法的に問題のない文章を削除したことが他の編集者に発見されたら、その編集者は上司に報告するでしょう。しかし修煉者として、私は大法を誹謗中傷する内容がさらに人を害することが許せません。私は師父に助けを求め、正念を発しました。私が削除した部分について、毎回誰も奇跡的に気づきませんでした。私はそれらの法輪功の真相を知らない作者の住所をメモしておき、彼らに真相の手紙を送りました。

 一度、法輪功を中傷する長い文章が投稿されてきました。誰にも気付かれず、これほど長い文を削除することは不可能であると分かっていました。そこで、私は編集長に直接話すことにしました。しかし、私は仕事を失うことを恐れていました。最終的に仕事を失うとしても、この文章が発表され、人を害することを許してはならないと思いました。

 私は編集長に「この部分を確認していただけませんか? 削除したいと思いますが」と言いました。彼は1回読んで「いいですよ」と答えました。彼は何も聞きませんでした。このようなことは滅多にないことです。そして、私は法輪功を誹謗中傷したその内容を削除しました。

 2004年に『九評共産党』が発表されました。私はますますこの仕事を続けてはならないと思いました。なぜなら、私は毎日、党文化に満ちた文章をたくさん読まなければならないからです。私は編集の仕事を辞め、事務員の仕事を探そうと思いました。

 その後、私は子供を出産し、会社は私の代わりの人を見つけました。産休が終わってから、再び仕事を探さなければなりませんでした。私はすでに30歳を過ぎだので、事務員の仕事を見つけるのは容易くないと思っていました。

 ある日、私がスーパーで買い物をしていたところ、店員たちがある上司は会議で自分の意思をはっきり表すことができないと言っているのが聞こえてきました。私は突然「私はとても雄弁ではないか」と自分の才能に気付きました。この才能をいかして、私はすぐ仕事を見つけることができました。

 その仕事についてから、私はすぐ副支配人に抜擢され、オーナーの代わりに会社を管理することになりました。このポジションで私は常に縁のある人たちに法輪功の真相を伝えました。「私たちがどのような願望を持っていても、師父はそれを叶えるような機会を按排してくださり、私たちは自分の才能を利用して、人々に真相を伝え、人々を救っている」と私は思いました。

 適切なポジションはすでに用意されている

 時間が経つにつれ、私はこの仕事は余りにも時間が長く、同じ給料で、あまり忙しくない仕事を見つけられないかと思いました。しかし、私はすぐに頭を横に振り、「どうしてそんなことがありえるのか? どこにそんな仕事があるのか?」と否定しました。

 しかし、私は本当にすぐそのような仕事を見つけました。それほど忙しくなくて、給料は同じで、三つのことをする時間がありました。私の願いは叶いました。もちろん、前提条件は、法輪功修煉者として、私は三つのことを最優先にしていたから、師父は私のためにすべてを按排してくださったのです。

 多くの同修も私と同じく、「大法を修煉できて、本当にとても幸せだ」と思っていることでしょう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/4/20/290229.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/4/23/305.html)
 
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