二言三言「自我を放下する」
文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年5月1日】同修達と一緒にプロジェクトを行っている時、一人の同修が、もう一人の同修に「○○さん、今日はせっかくみんなが集まっているので、みんなで交流しましょう。私は、あなたの悟りは素晴らしいと思っています」と言いました。そこで、○○さんは自分の悟った法理を次々と語り始めましたが、見解が違うと、私達はほぼ言い争い状態になってしまいました。その後、内に向けて探すと、私の根本的な原因は、「自我を堅持」していることだと気づきました。自分を実証することについて、「嫉妬心」「負けず嫌いの心」「顕示心」「崇拝する心」など、いろいろな人心がありました。
私は数年前のことを思い出しました。私はある場所を借りて、靴下を売っていました。あるとき、私は2足の靴下を売りましたが、価格はすべて私のノートに書いていました。しかし、隣の店員さんはこの価格で売っていないのを見ました(公平のために、みんな同じ値段をつけていました)。明らかに私の言っていることが正しいのに、相手は否定しました。私達は対峙して譲りませんでした。その時、本当に茫然として理解できませんでした。内に向けて探してみても、自分にどんな執着心があるか分かりませんでした。
自分の言ったことがいくら道理にかなっていたとしても、自分が正しいという思いを堅持しすぎることは間違っていると思いました。今、私は強すぎる自我を放下しなければならないと悟りました。