文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年5月9日】最近、私達の人心を利用したり、付け入る隙を探したりしている邪悪の作用によって、私と同修の間に壁ができてしまいました。
今週、私が同修の家に資料を受け取りに行った時のことです。ただ資料を受け取るだけのことに、私が冷静でなかったので、同修と口論になってしまいました。しかも、私は師父の法をもって、同修にプレッシャーをかけていました。結局、私は出勤しなければならなかったので、気まずい思いのまま同修と別れました。同修の家から出たとたん、私は自分の悟性が低く、「心性を修めるせっかくのチャンスを逃してしまった」とすぐに気がつきました。明らかに師父はこのような方法で、私の心性を向上させようと按配してくださったのです。このことを通して、私の「闘争心」「嫉妬心」「負けず嫌い」の心を取り除くべきでしたが、本当に後悔しています。
この何日間か、私は毎日発正念をして、自分の空間場の良くないものと頑な人心を取り除いています。絶えず内に向けて探したり、学法したり、明慧法会の文章を読んだりしましたが、まだ同修に謝る勇気がありません。今日、同修の1人が「あなたは口を修めていないので、もともとあなたと摩擦のあった同修は、さらにあなたに不満を持ったのですよ」と言いました。私は「これから、口を修めるように、気をつけます」と言いました。
私は法に基づいて、繰り返し、自分の行為と照らし合わせてみました。この1年間で、私とあの同修との間に5回くらい摩擦が起きていました。私は「自分の方が正しい、彼女の方が悪い」といつもそう思い込んでいました。はっきり言って、「私が正しい、あなたが悪い」という認識で、相手が納得するまで、強く説得し続けていました。相手が納得した場合は、自分の気持ちがやっと落ち着きます。今考えると、私は理性のある常人にさえ及ばなかったと気づきました。
私は同修との間の魔を滅し、必ず真心を込めて、同修に謝ろうと決意しました。ある時、仕事が終わった後、私は同修の家に行きました。同修の家に入ると、同修は「ご飯を食べましたか?」と聞きました。私は「ご飯のことは大丈夫です。今日は謝るために来たのです。この前、私の方が悪かったのです」と言いましたが、私がまだ話し続けようと思った時、同修は私の話を遮りました。同修は「私もあなたに謝らなければなりません。あの日、私の態度も悪かったのです。私はいつも話をする時、語調が厳しく、とても良い状態とは言えませんでした」と言いました。私達はお互いに心から相手に謝りたい気持ちが通じ、一瞬の間に、穏やかになりました!
私達は一緒に夜6時の発正念をしました。同修はおいしい食事を作ってくれ、私はお腹いっぱい食べました。帰り道、私は同修からもらった10枚の神韻のDVDを歩きながら配りました。誰にあげても喜んでもらえました。家に着いたところで、DVDを全部配り終えました。こんな時、師父はまた縁のある人を私の前に送り届けてくださいました。それは家に遊びに来たお客さんです。彼女に「三退」を勧めました。師父は私達のために、すべてを用意してくださっています。私達が正念をもって実行することだけが足りなかったのです。自分の心性が法に符合すれば、全てが順調です。
以上は個人的な悟りです。適切でないところがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。