おしゃれ好きな心
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年5月10日】おしゃれが好きな心は、全ての人にあると思います。常人にとっては当たり前のことだと思いますが、修煉者にとっては大きな害を及ぼします。私はこの面であまり乗り越えられませんでした。ですから、自分の体験談を書いて、皆さんと交流したいと思います。

 普段、洋服を選ぶ時の私はこだわりがなく、化粧をしても目立たないタイプでした。しかし、内心では「自分は本当におしゃれが大好きで、しかも、人より優れている」と思っていました。私は何もかも完璧を追求していました。

 しかし、大法と出会った私は、この「おしゃれ好きな心」を放下すべきだと分かっていました。冬でも、基礎化粧品しか使いませんし、いつも、修煉のことばかり考えていました。毎日学法したり、法を暗記したり、向上するのも早く、自分の外見を気にしていませんでした。しかし、親戚や友人達は「あなたは顔色が悪いですよ。体も弱そうですね、もしかしたら病気ですか?」と言いました。鏡を見て見ると、確かに顔がやせていて、顔色もよくありませんでした。夏場に、日焼け止めも塗っていなかったので、皮膚がかゆくてたまりませんでした。その後、顔のところどころに黒いものや白いものが出てきました。まるで、顔をきれいに洗っていないかのようで、本当に醜い顔でした。修煉を始めて4、5年になりますが、いまだに、このような状態が続いています。時には、鏡の中の自分を見ると、サルみたいな顔をして、すごく痩せていますが、精神状態は良好です。私は「これが本当に私なのか?」とたびたび思っていました。何年も会っていない親戚や友人達は、私を見てびっくりしました。「別人みたいになりましたね。体の具合でも悪いのですか?」と聞きました。私のせいで、大法の真相伝えにマイナスの影響が表れました。心の中に少し迷いがありますが、師父が私の体を浄化してくださったことによって、表に変化が現れているのだと堅く信じています。

 つい最近ですが、私は絶えず法を学ぶにつれ、いくつかの出来事がありました。自分の「おしゃれ好きな心」が完全に晒されることになりました。美容室に行った時、自分が望む髪型を美容師にはっきり伝えたはずなのに、カットした後、自分が望んだものとは全く違っていました。わざと私に盾を突いたと思ってしまいました(自分は修煉者なので、何の苦情も言わずに、一人で悩みました)。

 あるとき、洋服を買いに行きました。店で試着したときは満足でしたが、帰宅してから、もう一度着てみると、全く気に入りませんでした。色、デザインがイマイチでがっかりしました。学法のとき、発正念のとき、真相を伝えるときも、洋服のことばかり考えました(三つのことにまで、影響を及ぼしたので、この執着心を放下しなければなりません)。2、3日前にも、洋服を買ったときと同じようなことが起こりました。

 私は いまだに「おしゃれ好きな心」を修めていないことを情けなく思います。「おしゃれ好きな心」のほかに、「嫉妬心」「闘争心」「人に言われたくない心」「色欲の心」「安逸心」が生じていました。

 私は「おしゃれ好きな心」と、決別しようと決心しました。さもなければ、自分は砂のごとく次元が落ちてしまいます。私は砂になりたくないし、残される黄金になるために、たとえ難があっても、苦があっても、私は必ずこの「おしゃれ好きな心」を取り除きます。

 ここまで書いて、私はやっと分かりました。長年、この「おしゃれ好きな心」があったからこそ、私の顔は痩せていて顔色が悪かったのです。師父はこの機会を利用して、私の「おしゃれ好きな心」を取り除いてくださいました。慈悲なる師父に感謝致します。

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2013/9/9/279247.html)
 
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