私が内に向けて探すと 同修の記憶力が改善した
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年5月21日】私の住む地区のある資料拠点で働いている同修のAさんは、そろそろ60歳になります。2013年に現地の協調人がAさんと交流し、Aさんが資料拠点の責任者になりました。私はAさんに資料作成に関する操作方法を教えることになりました。彼は以前ほかの同修からパソコンの操作方法を学ぼうとしましたが、いつも忘れてしまい、結局学ぶことができなかったということを聞きました。

 Aさんに教えていくなかで、確かにそのとおりだと感じました。彼は、私が数分前に教えた簡単なこともすぐ忘れてしまいました。操作の手順を紙に書いてあげても、いつも手順の一部を飛ばしてしまいます。Aさんは師父に手伝って衆生を救いたいという確固たる心を持っていましたが、努力しても、自分が学ぶことが遅いことにとても焦っていました。6カ月経ちましたが、彼はマウスの使い方もあまり上達できず、コピー&ペースト機能さえ覚えられませんでした。

 私は辛抱強く教えられる人間だと同修は言います。しかし、Aさんに対して、場合によっては話したくなくなりました。毎回、彼に教える前に私は自分に対して、穏やかに、慈悲深く、忍耐強くなるように言い聞かせなければなりませんでした。しかし、彼と話すと10分も経たないうちに、私の声は大きくなっていきました。私は自分が心性を守れないので何度も自分自身を責めました。依然として、Aさんは私から何も学ぶことができませんでした。

 最後に、私は内に向けて探すことを思い出しました。私に十分な慈悲心と忍耐の心がないため、同じことが何回も繰り返されていたのです。私の心があまりにも小さかったのです。常人でさえ、「教えられない学生はなく、ただ教える方法を知らない先生だけがいる」と言います。私は大法弟子なので、常人より更によく行うべきでした。

 私は自分の考えをAさんと交流しました。彼は「私はあまりにもおろかです。これはあなたのせいではないのです。私は毎回あなたにご迷惑をおかけしています」と言いました。彼はとても優しいのですが、私は続けざまに彼を責めていました。私は自分が恥ずかしくなり、自分の忍耐力を向上させようと決心しました。

 Aさんに教える前に、私は発正念をして、法に符合していないすべての要素を取り除きました。私は旧勢力の按配を否定しました。すると奇跡が起きました。私はAさんに声を上げることがなくなり、Aさんの記憶力は毎回良くなりました。彼は、私が教える新しいものを早く覚えられるようになりました。

 現在、Aさんはネット封鎖を突破して、ファイルをダウンロードしたり、印刷したり、DVDに焼くことができます。彼は各種の資料を自分ひとりで作成することができるようになりました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/4/23/290308.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/5/7/499.html)
 
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