文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年5月22日】同修がある村の70代の男性に道を尋ねたとき、ついでに彼に法輪功の真相を伝えました。彼は「私の家にも大法の本があり、自分は法輪大法を学んだことがあります。学んだばかりのとき、まだ煉功の動作すらできなくて、中共が法輪功を迫害し始めたので、大法を諦めてしまいました」と話しました。同修は彼が住んでいる村と大体の場所を聞き、いつか彼のお宅を訪問しようと思いました。
1ヶ月前、同修と私は、この男性の家に行くことになりました。そして、道を尋ねながら彼の家につきました。彼が家にいました。ちょうどそのころ、庭で70代の女性が野菜を洗っていました。この年配の女性は歩くとき、頭は地に向かっており、腰がひどく曲がっていました。耳もよく聞こえないようです。
私はこの年配の女性に手を貸し、部屋の中に座らせました。その後、彼女の顔がはっきり見えるようになりました。髪の毛は真っ白で、顔が赤く、キメが細かく子供みたいな顔でした。前歯が全部抜けているので、笑うと穏やかで親しみやすく感じます。まるで数年ぶりに会った親戚のようです。
しばらく交流した後、私は事情が分かりました。彼女は以前、大法を学んだことがあります。彼女は所蔵した大法の本を取り出しました。『轉法輪』(汚れがひどくて、落丁があります)、『轉法輪(巻二)』『大圓満法』『精進要旨』(この数冊はまだ保管状態がよい)。同修は両手で落丁した『轉法輪』を受け取ったとき、非常に悲しい表情でした。同修は「この本は落丁がありますので、私が持ち帰って直してもいいですか? 今日は新しい本を持って来ましたので、よかったらお使いください」と言いました。その後、彼女にプレーヤーをあげました。その中に、師父の説法と煉功音楽なども入っています。この二人の老人が悟るように、私達は「師父は以前修煉したことがある大法弟子が大法修煉の中に戻ってくるのをずっと待っておられます」と話しました。
彼女は「私はまだ大法を学びたい気持ちがあります。字も読めます。ですから、本を読むのは大丈夫ですが、今は腰と脚が痛いです。腰がまっすぐにならないので、煉功したいのですが、自分の身体が根を上げてしまいました」と言いました。
私は彼女に「しっかり学法すると同時に、煉功もちゃんとやってください。師を信じ法を信じるなら、奇跡が必ず起こりますよ」と言い聞かせました。
そして、私は煉功動作を始めました。「弥勒伸腰、抻」(第一式の功法)このとき、私の頭の中に、師父が1993年の北京東方健康博覧会で、その場にいた腰の曲がった人がまっすぐになったことを思い出しました。すると、私は大きな声で(師父が私の口を借りたのだと思います)、「腰を伸ばして、師父はあなたのことを守ってくださっていますよ」と言いました。
彼女は一瞬驚いた様子で、その後、少しずつ腰を伸ばし始めました。私は彼女の変化を見たら、思わずに大きな声で「伸ばす、伸ばす、もっと伸ばす」と叫びました、私の声に伴って、想像も出来ないことが私達の目の前に現れました。なんと不思議なことでしょう。彼女の曲がった腰がまっすぐになりました。その瞬間、彼女は幸せな笑顔を私たち3人に見せてくれました。
このとき、この思い、この場面、このすべては大法の素晴らしさを証明しました。師父の恩に感謝する気持ちは言葉で言い表せません。師父は、慈悲になる偉大な師父は、弟子達はどうすれば恩返しすることができるでしょうか。ただ精進、精進し、さらに精進するしかありません。
最後に、私は彼女の前で第1から4式までの煉功動作をしました。そして、お互いに名残惜しい気持ちで別れました。帰宅の道、師父に感謝する気持ちをしばらく収えられませんでした。こんなに不思議な場面は、永遠に弟子の記憶の中に残るでしょう。永遠にこの宇宙の中で輝いています。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/5/16/1172.html)