心が動じなければ 邪悪は何もできない
■ 印刷版
 

——同修を救出した経験

文/天津の大法弟子

  【明慧日本2014年6月15日】2004年8月、私と一緒に資料拠点を運営する同修が警察に不当に連行されました。彼の家族は、法輪功の書籍や音声資料を私のところに移動し、彼はすでに2カ月間ほど警察に尾行されていたと言いました。私はそれを聞くや否や、怖くなり、もし警察が尾行していたなら、ここの資料拠点 もいずれ分かってしまうので、ここにある多くの本や資料はどうすればいいのかと思いました。

  この時、私は師父の法を思い出しました。「いかなる心も動じなければすべての変動を制することが出来ます!」(『米国中部における説法』) 私が心を動じなければ、彼らも何もできません。そう思って、私は少量の本だけを他の同修の家に移動し、他はそのままにしました。そして私は気持ちを整理し、一つのことに集中しました。最短の時間で同修を救出するということです。

  私は同修の家族と相談し、方法を考え出そうとしましたが、家族の意見は二転三転しました。彼らが困っている様子を見て、私は思いました。「私はそう思ってはいけません。必ず同修を救出します!」。私は同修と一緒に発正念し、弁護士に問い合わせ、公安内部の知り合いに状況を調べてもらい、真相を伝えました。そして、 夜の時間を利用し、その同修の家の近所や、警察署の近くに行って真相資料を配布しました。

  警察署の知り合いを訪ねた日に、入り口で身分証の提示を求められ、最初私は少し怖く感じました。しかし、彼らが私の身分証を見た瞬間、私は突然自分がとても大きく、彼らはとても小さいと感じました。師父が私を加持されているのが分かりました。知り合いに会ってから、私は単刀直入に言いました。「私の同修が不当に連行されました。どうか彼の釈放に力を貸してください」。彼は「あなたもすごい度胸ですね。公安警察署に来て法輪功の話をするなんて」と言いました。そして、彼は同修の連行された理由について聞きました。私は、「ただ法輪功を修煉しているからです」と答え、彼は「具体的な原因がなければ連行されるはずがないでしょう」と言いました。私はその理由が分からないので、彼に調べてほしい、そして一刻も早く家に帰してほしいと言いました。彼は「そんなに簡単な問題ではありません。法輪功の問題は誰もが触れられないのです」と答えました。私は彼に、法輪功は人に良い人になるよう教え、病気治療にとても良い効果があって、天安門焼身自殺は偽のニュースで、江沢民が人気を呼ぶ法輪功に嫉妬して迫害を始めたことなどを伝えました。以前は僧侶に一碗のご飯を与えるだけでも功徳を積むのに、今、大法弟子を助ければ大いに功徳を積むことだと彼に伝えました。彼はまじめに言いました。「今、上層部からの検査が厳しいのですが、しかし、私はベストを尽くして調べてみます。連行された理由はまだ分かりませんが、せめてひどい目に遭わないように何とかします」。私は彼に「あなたの助けてくれたことを私たちは絶対に忘れません。そして、あなた自身にも福が訪れますように」と言いました。警察署から出てきたとき、私は再び一陣の熱い流れが頭のてっぺんから下へと全身を駆け抜けていくのを感じました。師父の慈悲なるご加護に感謝致します!

 20数日後、その同修は無事家に帰りました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/14/293453.html)
 
関連文章