全体で昇華し、慈悲に人を救う(二)
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RTCプラットフォームで真相を伝える体得

 

 【明慧日本2014年6月19日】前の文へ

 三、衆生は目覚め、済度を待ち望む

 中国大陸に真相を伝える過程では、いつも自ら実名で三退し、さらに友人や親戚のために三退をしたい人に出会います。

 また法輪功を習いたい人にもよく出会います。ある日、相手はとてもあっさりと4人の友人と一緒に党、団、隊から退きました。彼は更に熱心に法輪功の修煉法を尋ね、最後に必ず壁を乗り越えて『轉法輪』を読みたいと言いました。真相を知った人は三退しただけでなく、最後に「ありがとう! ありがとう!」としきりにお礼を言い、「あなた達のご無事を祈っています」と言いました。また「法輪大法は素晴らしい」、「李洪志師父、万歳」と叫ぶ人もいました。これらの電話はもう珍しくありません。衆生はすでに目覚めています。

 私達はよく仏教、キリスト教、あるいはイスラム教を信じる人にも出会います。彼らの脱党の比率も低くありません。これらの人と話す時、有神論から切り込み、共通点を見つければ、コミュニケーションを比較的取りやすいのです。彼らに共産党が信仰のある良い人を迫害する事を理解してもらえば、彼らはみんな三退します。

 法を正す進展に従い、大陸の民衆が集団で三退することもますます多くなりました。例えば、ある同修が電話をかけた相手は四川省の夫婦で、奥さんが先に真相を聞いて、三退をしたいと言い、続いてご主人も脱党しました。また「ここにはまだ大勢の人がいます。私たちは大家族です。私たちはみんな法輪功を習いたいです」と言いました。電話の中で、相次いで三退を表明し、全部で6人三退しました。その中の1人のお年寄りは、「毛沢東は一体良い人ですか、悪い人ですか」と聞きました。同修は「彼は私達に神を信じさせないで、政治運動を起こし、多くの民衆を殺害しました。彼は決して良い人ではありません」と言いました。老人は「なるほど、分かりました」と言い、蔵字石の話を聞くと、老人は「それは法輪功が霊験したのでしょう」と言いました。つぎに、北京語の分かる男性の番になって、同修はやっと、この電話は四川省のチベット自治区に繋がっていると分かりました。ここの人々はラマ教を信奉しており、地元の寺院の1人のラマ僧は地元の人々に「皆で法輪功を学ぼう」と言っているそうです。彼は「私は台湾に行きました。1カ月ぐらい法輪功を習いました。あなた達は誰かを派遣して、私たちにもっと話してくれませんか」と言いました。

 プラットフォームは、比して学び、比して修す環境でもあります。ある同修は他の人が毎日百余りの電話を掛けるという修煉体得を聞いて、自分には安逸心があることに気付き、それから時間を調整して、自分を厳しく律して、電話をかける回数を増やしました。最初の日はとても疲れたそうですが、同修たちの激励の下、翌日、彼女はとても良い状態になり、「私は多くの人を助けたい、師父のご加持をお願いします」と正念を強めました。その日とても順調に、37人の人を三退させました。

 電話をかけ、真相を伝える事は行脚に似ており、様々な人、様々な事に出会い、心性の試練も大きいのです。私たちは集団学法をして交流し、正念を強化することによって、いろんな面での向上がとても早いのです。また、電話をかける時、いつも慈悲で穏やかな心理状態を保ち、心から衆生を救う出発点に立って行動すれば、三退の効果がよくなると自分に言い聞かせています。もし、相手が聞かない、あるいは人を罵る場合、私たちは心を動じず、自我を放下し、心の容量を大きくするようにします。

 四、「真相を伝え、三退を勧める」育成訓練

 RTCプラットフォームで活躍しているのは長年弛まず真相を伝えている同修で、豊富な経験を持っています。また、一部の同修は観光スポットでも真相を話し、プラットフォームでも電話をかけています。同修の経験は人を救う大変貴重な資源です。もっと多くの同修に口を開かせるため、プラットフォームは「真相を伝え、三退を勧める育成訓練」を展開しました。その時、ちょうど師父は『二〇一三年米国西部国際法会での説法』で海外弟子が観光スポットで真相を伝える重要性を説かれました。多くの海外弟子はみんな観光スポットで真相を伝えようと考えていますが、第一歩をどう踏み出すかを知らず、困っていました。この問題に対し、私達のプラットフォームは長年観光スポットで真相を伝える同修、また、観光スポットでもプラットフォームでも真相を伝える同修を招いて、毎週、「真相を伝え、三退を勧める育成訓練」を展開しました。毎回育成訓練に参加する人は百人にも達して、部屋には参加者がぎっしりと入っていました。同時にプラットフォームは真相を伝える参考資料をシリーズで用意しました。三退の勧め方なども含まれています。この真相を伝える育成訓練は各地の同修にとても歓迎されました。育成訓練の過程では、司会者がお互いに協力して、実際の電話の掛け方を演習して、同時に色々な場面を想定して分析を行いましたので、同修にとって良い参考となりました。私達はまたグループに分けて、個別指導をし、司会者は異なる情況に応じて、口を開かない人に実戦を指導しました。

 長く修煉しているある同修は、育成訓練に参加して、ついに電話を取って、口を開きました。それから彼の修煉状態は大きく変わり、精進して着実に修煉するようになり、自ら同修を助けるようになりました。師尊のご加持の下、プラットフォームには、切実に中国人に真相を伝えたいと思う多くの海外の同修が集結しています。プラットフォームのことを、真相を伝える「基地」、「学校」と呼んでいる同修もいます。

 今回の法会の後、多くの同修は真相を伝えて、三退を勧めるプロジェクトに入って来ると思います。最近、私たちのプラットフォームでは、育成訓練の司会者会議を開きました。皆が法理に沿って交流し、日程や人員、時間について十分な準備をしました。今、私達は電話をかけたい、あるいは観光スポットで真相を伝えたい同修を心から歓迎します。真相を伝え、三退を勧めるRTCプラットフォームの育成訓練に参加してください。すべての同修が真相をはっきりと伝え、三退を勧められる時、私たちの人を済度する勢いはもう誰にも阻止されることはありません。それは本当に人を救う全体となります。こうすれば、世界のどこでも、大法弟子さえいれば、周りの中国人はすべて救われるようになります。

 五、年配の同修が真相を伝える部屋

 今年の3月4日、プラットフォームは「年配の同修が真相を伝える部屋」を設立しました。プラットフォームの年配の司会者がそれを担当しています。彼女たちはマウスに触ったことがない所から、コンピュータを自由自在に操作できるようになり、方言しか言えないところから、流暢に北京語を操るまでになり、無口な人から口達者になるまでに変わりました。一部の同修は「三つのことをしている過程で、自分の恐れる心、悲観する心、年齢から来る色々な執着心と観念を見つけ、取り除くことができ、心性は精進と実修の中で高まりました」と言っています。また一部の同修は「プラットフォームに来てから、ここに年配の弟子が電話をかける部屋があることを知りました。しかも、ここはみんな年配者で、私達はいっしょに電話をかけ、交流し、皆といっしょにいると、向上はとても速いと感じ、とても感動しました。また、プラットフォームの同修達はとても親切で、毎日私達に三退の名簿を報告してくれ、パソコンにトラブルが起きたら、技術を担当する同修が問題を解決してくれています。RTCプラットフォームの同修に感謝します。もっと多くの年配の同修にプラットフォームに来てほしいと望んでいます。そうすれば、私たちは一つになり、人を救う力はもっと大きくなります」と言っています。この年配者の部屋を設立して2カ月、三退をさせた人数はすでに2千人を上回りました。

 私達は師尊が要求された水準にはまだまだ届いていない事が分かっています。しかし、プラットフォームの同修は、もっと全体の力を活かし、慈悲に人を済度し、三つのことをしっかり行い、私たちのそれぞれの、また共通の誓約を果たすことができると信じています。

 師父に感謝いたします! 同修に感謝いたします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/1/292752.html)
 
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