病業の中で色欲心を見つけた(二)
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文/アメリカの大法弟子

  【明慧日本2014年6月25日】(前の文へ

 ある日、順調に法を勉強していると、突然頭が朦朧して、何も頭に入らなくなりました。この時、一つの色魔が剣のように私に飛んできたのが見えました。またある日、法を勉強している時、用事を思い出して(いつも助けてくれる)同修に電話しなければと思うと、すぐにひと固まりの粒子の粗い、密度が高い物質が圧迫してきて、頭がまた混乱しました。それからこの同修と電話すると頭が痛くなって、甚だしきに至っては同修の家で学法をして、学法が終わると頭が朦朧として立ち上がれませんでした。ある日、座禅しながら法を勉強していたにも関わらず、私は寝てしまいました。これでやっと、自分がよく行なわなかったことで色魔に妨害されたと意識しました。

 あれほど同修を信頼して、何もかも同修に聞きに行って、同修と話し、時には苦情を訴えましたが、この信頼する心の背後には情があります。同修と話して、心の中は満足を感じました。これは一つの寂しいという心です。有意であれ無意識であれ、他人に囲まれる感じが好きになって、これは情に対する一種の追求です。ある日、夢の中で自分が同修を利用して自分の名を高める心を見えました。これは隠れている色を利用して取引する汚い心と名を求める心です。それからしばらくの間、私は心の中で不正の念と対抗して、すべてが色欲心でした。ただ表に出ていないだけです。実は同修と知り合う前から、すでに明らかなお告げがありました。夢の中で私は精美な工芸品を作っていました。しかし、工芸品は糞便で作られていました。また私はたくさんの古着と傘を抱えて、家へ向かって走っていましたが、古着と傘に糞便が付いていました。しかし、これでも私はまだ色欲心へのお告げだと認識できませんでした。

 認識できた後、私は常人のようには同修と接触しなくなりましたが、しかし、真にこの事の厳粛性を認識できず、自分が修煉者としてすでに禁忌を犯したと意識せず、以前この面の交流を見たこともなかったため、邪悪がこれをきっかけに自分の空間内で迫害を働き始めたことを知りませんでした。また発正念を重視して取り除いておらず、故に邪悪も私を見逃しませんでした。王立軍、薄煕来の重慶事件の後、形を変えてインターネットに時間をたくさん使い始め、政治事件から有名人のニュースまでを見て、常人の名、利、情の中に没頭して、さらに邪党役人のわいせつなビデオと写真を見て、再び色魔の手に入りました。最後に江××のニュースを見て、邪悪に体に入れられ迫害を招きました。ここまで書いてすでに涙が溢れました。自分の書いていることが自身の事とは信じがたいです・・・。

 ある日、ある同修が家に来て正念を発していた時、自分は思わず数回も彼女の見てはいけないところを見てしまいました。自分でも不可解ですが、同修も居心地が悪そうでした。ある日、煉功しに行くと、目が突然邪に激しく横を見ました。結局横に本当に一人の若い男性の学習者がいました。しかし、事前に男性の学習者がいることも知らなかったのですが、なぜ? おかしいと感じました。原因を考えていると、突然分かりました。それは私ではありません。私が見たいのではなく、色欲心が見たいのです! 私の空間場に独立した色欲が存在して、それがやっています!

 私が行為と思想からそれを排除しようといているので、それは気が狂ったようになりました。私も始めてこの心が見えて、この色欲心は自分ではないと区別できました。私はそれに動かされ、たくさんの悪い事をしてしまいました。同修への情以外、真相を伝える時に比較的に見た目が綺麗な人と話したくなり、誰とでも話しますが、しかし、内心の反応は違いました。これは色欲心が人を選んでおり、気持ち的にも色欲心の反応です。時には自分の観念に符合している同修を見たら、もしこの人が自分の主人だったら、きっと仲良くできると考えました。これも色欲心が考えているのです。時には夢の中で、以前付き合った男性を探しに行って、自分が修煉者であることを完全に思い出せず、自分がすでに既婚であることも忘れました。これも色欲心が支配しています。

 ある日、外地のある修煉者が私たちのセールスのトレーニングに来ました。彼は私のセールス能力を認めてくれているようでした。心の中は嬉しくて、結局法を勉強するとき、頭が朦朧して昼寝したくなりました。これも虚栄心の背後に隠れている色欲心が妨害しています。更に探していくと、たくさんの心が見つかりました。例えば名を求める心、顕示心、自我を実証する心・・・背後には全部色欲心が隠れて動こうとしています。

 ある日、子供を学校へ送ってくれる運転手を募集しました。電話で応募しに来た人の声がとても優しく、心の中で自分を把握できない恐れがあると感じて、彼と会うのが恐れました。結局彼と会ってから法を勉強するとき、頭がまた朦朧としました。この時、法を思い出して、『転法輪』を持って、大きな声で師父が色欲心に関する数段の講法を読みました。2回読んだところで頭がすっきりして、続けて法を勉強できました。この色魔を取り除いた経験は私に大きな自信をつけてくれました。法の威力は本当に大きいです! 法の力を借りてこの汚い心を取り除いていきたいです。それからいつも師父の色欲心に関する説法を暗記して、時間あるとすぐに暗記して、暫く経ってから、妨害が少なくなったと感じました。自分を把握できるようになって、簡単に動かされなくなりました。また、それをあまり恐れなくなり、夢の中の試練も少なくなりました。法に基づき修煉すれば、きっとそれを徹底的に取り除くことが出来ると信じています!

 ある時、夢の中で私はパソコンを修理してくれる同修とトイレの中に座っていました。トイレはとても綺麗で、気持ちもいいと感じていました。とても変だと思い、この同修に対して良くない心はなく、兄弟みたいなものですと思いました。後で分かったのですが、問題はこの「兄弟」にあり、これも一種の情です。情は三界の要素であり、修めて取り除くべきものです。

 (完)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/15/293470.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/6/22/1743.html)
 
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