文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年6月26日】私は職場の同僚に神韻DVD、カレンダ―と真相の小冊子を渡す時、余計な心配と恐れる心から、彼に真相を伝えず、結局通報されました。当時は理解することができず、自分の心の状態は正しく、恐れる心もなく、勇気を出して資料を渡したではないか、正しい事を行なっているのに、なぜ迫害されてしまったのかと、心の中で疑問が溢れました。
今の私には新たな理解と認識があります。真相を伝えるなら真に人を救い済度しなければならず、いい加減に済ませてはいけないと分かりました。そういう結果になったのは私の人心と執着を取り除いて、法に基づいて真に高めさせるためです。今までは相手がDVDあるいは真相資料を見れば自然に分かると思いこみ、任務が終わったように思っていました。見るか見ないかはあなた次第で、救われ済度されるかどうかもあなたの事だからと思っていましたが、それは無責任でした。資料を配ることはもちろん大切ですが、同僚で話しやすいところから、相手が資料を見たことがあるかどうか、真相をどのぐらい分かっているか、どこかに誤解があるのではないかを確かめたうえで、真相を伝えるべきだったのです。
修煉者には敵がいません。神への道を歩んでいる人がどうして常人を敵と見なすのでしょうか? しかし、ここまでできるのは容易いことではありません。通報した人に対して、周りの人はそれぞれ違う見方をしています。殴ってやれ、こんな悪いやつは覚えておくと言う人もいるし、彼の子供を見つけて殴ってやれ、心の痛みを味わってもらわなければ気がすまないという人もいます。初めの頃、私の心の中は恨みでいっぱいでした。長年の同僚なのに、普段の関係も悪くないし、あなたを救い済度するために資料をあげて、法輪功の真相を知ってもらいたいのに、かえって連行され、監禁され、会社からは退職させられたのですから。
心の中に恨みはありますが、彼に真相を伝えたい思いもありました。それで電話で彼と連絡を取って、時間と場所を約束して、なぜ自分が法輪功を始めたかを話しました。修煉する前に子供を産む時、産後の風(「月子病」とも言う)を患い、この病気は一生完治しないと言われ、煎じ薬を覚えていないほど飲み、処方箋も試しましたが治らず、それに心臓病、脳不全、低血圧、7、8番目の脊髄の骨過成長も患いましたが、これらの病気は法輪功を修煉してから全部治って、全てが軽くなりました。それから天安門焼身自殺の真相も話し、貴州省の「蔵字石」に隠されている天機も話しました。中国共産党が法輪功修煉者の臓器を摘出して売買していることや、共産党が以前すべての政治運動の中で犯した暴行も話し、最後になぜ三退するかなどを説明しました。
2時間かけて心を開いた話し合いを通して、彼の私と大法への誤解、及び国内外の大法弟子が彼に電話したことに対する誤解も解けました。彼の頭の中のよくない物質が取り除かれたと感じたと同時に、自分の心を囲んでいた無形の圧力も小さくなったと感じました。自分の空間場もすっきり明るくなって、気持ちがずいぶんリラックスしました。
留置場から帰ってきて、仕事か修煉かの難しい選択に立たされました。会社の攻撃的な脅しに直面して、家族、親せき、同僚たちの説得と心配に直面して、私の苦しさは本当に常人には耐えられないものでしたし、理解できることでもありませんでした。その状況の下で、名と利を切り捨てなければならない状況に置かれ、着実にそのすべてを失う直前に切り捨てる苦しみが分かりません。
同修との交流が私の心の底の正念を喚起してくれました。大法と師父が私にくださったものはすでにたくさんあり、健康な体は大法がくださったものです。私の命は師父が地獄から救いあげてくださいました。法輪大法は正法なので、私は法を実証することに決めました。師父の慈悲なる保護の下で、同修の正念の加持と助けの下で、いろんな難関を乗り越え、最後に毅然として会社の各上司に真相の手紙を渡しました。
結果は意外にも予想どおりに的中し、大法の超常さを実証しました。正しく行ない、道を正しく歩んだことにより、会社の「法輪功との関係を中断しない限りリストラする」という計画は壊滅されました。大法の威力は私の前に世界が広々と開ける境界を体験させました。すべてを放棄した時こそ、真にその超然を感じることが出来たのです。
修煉の中で、実証するのは法であり、目にしたのは大法の不思議と偉大さでした。自分を顕示するのではありません。不足なところは慈悲にご指摘願います。