法を得て病が消え、正法時期の弟子としての使命を果たす
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文/日本の大法弟子

 【明慧日本2014年7月27日】私は今から10年前に大法に出会った、日本人の大法弟子です。私は以前、うつ病になり、毎日苦しい日々を過ごしていました。精神病院、精神作業所に通う辛い日々を過ごしました。眠れないので、安定剤、睡眠薬を毎日飲んでいました。友人に、死にたいというメールを何回も送ったので、最後は拒否されました。

 作業所に通っている時に、近くの中華料理店に「気功」の看板があり、引き寄せられるように行きました。私は、以前から気功に興味がありました。中華料理店で、気功を1回教えて頂きましたが、病気のため、1回だけでやめました。しかし、不思議なことに少しずつ良くなり、仕事ができるようになり、営業ができるまでになりました。古い団地を回っているとき、法輪大法の看板がある家がどうも気になり、インターホンを押したら、中国人の方が出てこられました。その中国人に以前中華料理店で法輪功を習った話をすると、「料理店の人は、私の友人ですよ」と言われました。私はその時、バツイチでさみしい生活を送っていました。その中国人の方のお兄さんの娘を紹介していただき、結婚して、その中国人の方と親戚になったのです。今思えば、師父が、修煉の道に入るようにその方と親戚になるようにしてくださったのだと思います。

 はじめの頃は、本を読むと一文字、一文字が浮き上がって、座禅をすると卍符と太極が左右に早いスピードで回転するのが見えました。しっかり精進するように師父が見せてくださいました。しかし、闘争心という執着心に隙に乗じられ、ダイエットという口実を作り、空手を習い始めました。本当の目的は、やられたらやり返すという悪い考えです。習い始めてすぐに、脱腸になり、病院に行き、薬を飲みましたが、まったく効きません。大きくなったら手術しかないと言われました。ふと、気功を思い出してやってみたら、痛みが不思議と消え、大きなしこりも、いつの間にか消えてなくなっていました。その時、私は悟りました。これは本物の気功だ、絶対やめてはいけないと固い決意をしました。

 今は営業で、会社関係や、一般家庭を一軒、一軒丁寧に回りながら、衆生を済度しております。今は協調チームのメンバーとして、私は全体の心性が向上するための環境づくりを担当しています。営業をしておりましたら、いろいろな方から怒られたり、馬鹿にされたりなど、かなり言われます。常人だとかなり辛いと思いますが、私は修煉者ですから、怒られたら感謝するようにしております。

 私が今している営業という仕事は、師父が与えてくださった仕事だと思います。それは、私はもともと営業と販売という、人に物を売る仕事が嫌いだからです。私は常人のトップセールスと話をしますが、姿勢が良く、笑顔が良く、心がけが良いのです。それは常人の中で苦を嘗め、試練を乗り越えてこられたからこそ、心からでるものだと思います。私は修煉者ですから、常人以上に、言動・行動に気をつけなければと思っております。学法すると必ず師父がテストを下さいます。妻に言われても動じないか、他人に怒られて内に向けて探すことができるかと、師父は見ておられると思います。合格すると自然と涙が流れ、身体がスーッと軽くなります。

 妻から心性のテストがよく来ます。大法のことをしている時に、離婚をすると言われます。相手にしなかったら、どんどんひどくなり、「明日市役所に言って、離婚届の用紙を取って来なさい!」とすごい剣幕で怒ります。相手にしないのは、常人のすることで、修煉者に必要なのは動じないことです。私の心が動じないのを見ると、別人のように優しくなるのです。

 先日、仕事中に地図を見るため、車を止めていた所に、一台の車が来て、道を聞かれました。忙しかったので、道をいい加減に教えました。後から、自分が大法弟子であることを思い出し、申し訳ない気持ちになりました。また次の日に、心性のテストが来て、道を聞かれたので、今度は地図で探して、迷われないように、目的地まで誘導してあげました。配送のおじさんは手をあわせ、合掌されました。困った人を見たら、助けることができるかどうか、慈悲のテストだと思いました。私は車の中で、師父に合掌しました。

 私は営業の仕事をしています。営業をしながら、法を伝え、衆生を救っています。私の法の伝え方は、営業なので飛び込みでインターホンをならし、営業をします。縁のある人には玄関口で動功を教え、煉功のチラシをあげます。以前、地元の広報誌に、気功教室として法輪功の情報が掲載され、たくさんのご縁ある人が遠くから来られました。今、地元ではたくさんの煉功場ができ、毎日どこかで煉功ができます。営業をしているときに、法を伝えると不思議に契約がよく取れます。初対面の方でも、どこかで会ったような気がして、時間が止まった感じがして、とても気持ちが良いのです。大法を1番に考えると、仕事、家庭、友人、その他の全てがよくなります。

 仕事でもいろいろと心性を試されます。私は、乳製品を一般家庭や会社、お店にローラー営業するのが仕事です。お金を払ってくれないお客様の集金もします。修煉を始めたころは、内に向けて探すことも知らなかったし、心性の向上ということも分かりませんでした。どんな営業でもそうですが、相手が求めてないものを売りに行くですから、かなり強い口調で文句を言われるときもあります。玄関口で、「帰れ」と言われる事もあります。以前は心性が守れないため、心の中で「何を言ってるんだ」とか、「根性を叩き直してやろうか」などと思っていました。言葉で押さえこむこともありました。たとえ契約が取れても、その人の家族がうるさく言って、だめになる時もありました。すごく暑い中、すごく寒い中、一生懸命に回ってやっと取れたと思ったら、ご主人が出てきて、「いらない」の一言です。 言い知れない怒りがこみ上げて来て、車の中で「くそ」と叫んだりしていました。

 少しずつ修煉ということが分かってきて、師父からのテストだということが分かり、修煉者という自覚を持つようになり、これはぜったい乗り越えなければいけないと思い、少しずつではありますが、乗り越えられるようになりました。乗り越えるときは辛くて苦しいのですが、乗り越えられたときは清々しい気持ちになり、別の空間にいるみたいで気持ちが良いです。そして、自然と涙が流れ落ち、師父に合掌し、感謝します。

 『轉法輪』に、乗り越えるか乗り越えられないかは本人次第と書かれているように、すべて自分次第です。大法弟子として、大きな忍を持ち、乗り越えていきます。師父と法を100%信じて、大法があればどんな難が来ても乗り越えることができます。今はいつも自分の衆生のことを思っております。今救わなければ、いつ救うのか?と思うと辛くなります。たくさんの衆生を救うには、自分の心性の向上が必要です。如何に執着心を見つけ、如何に内に向けて探し、如何に執着心を放下し、純粋な綺麗な強い正念を発することができるかどうかが大切です。同修のみなさん、残された時間を無駄にせず、自分の使命を強く持って、ともに心性を向上し、ともに大法弟子としての使命を果たし、衆生を救い、師父と一緒に本当の家に帰りましょう! 師父に心から感謝致します。ありがとうございました。(合掌)

 
 
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