「リーダーのいない集団」に対するさまざまな見解
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文/清正

 【明慧日本2014年8月16日】能力の優れている人達が一緒にいると、みんなが自分のことを偉いと思い込んだり、お互いに不服に思ったりして、リーダーさえ選べません。まとまって協力することすら難しいのです。

 能力の優れている人達が一緒にいると、一番能力のあるリーダーがおらず、みんながバラバラになり、まとまることが出来ません。

 しかし、大法を修煉すると、状況は変わってきます。

 能力の優れている人達が一緒にいると、皆お互いに尊重したり、譲り合ったりし、自分はリーダーになる力が足りないと思いますが、物事を行うとき、皆が自ら協力することができます。

 能力の優れている人達が一緒にいると、皆お互いに尊敬し合います。リーダーがいる必要もありません。何かあれば、皆でベストを尽くします。自分が得ることや失うことを気にしていません。自分の提案を採用されるかどうかも重く見ていません。皆お互いに信頼し合い、文句を言わずに協力しています。一人でやらなければならないときでも、自分の最大の能力を発揮し、一生懸命に物事を行います。

 古人は「正心誠意」と語りました。「心を正しく保つには、自分をいつわらず誠実に対処すべきである」という意味で、これも非常に重要です。しかし、多くの人は知らないうちに自分の考えを守ったり、いろいろな私心が出てきたりしてしまい、「正心誠意」の最も基本的な要求からずれてしまいます。

 以上は中国の伝統文化について、私の個人的な認識です。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/7/295689.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/8/15/2525.html)
 
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