日常生活に溶け込んで真相を伝え 人を救う
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文/中国の大法弟子 小梅

 【明慧日本2014年9月18日】最近、面と向かって真相を伝える中、法を正す進展が本当に最後の最後に来ていると切に感じます。真相を少し伝えるだけで、ほとんどの人はすぐに態度を表明し、真相を受け入れない人はほんの僅かです。そして、縁のある人は自ら真相を聞きにやって来ます。彼らは、積極的に話しかけてきたり、道を聞いてきたりします。

 ある日、私は同修の1人と一緒に携帯電話で真相を伝えるために、ある場所に行く途中でした。1台の黒色の高級乗用車が私たちの傍で止まり、運転していた若者が顔を出して「すみません、○○区役所にはどう行けばいいですか?」と尋ねました。私は彼に道を教えました。彼が急いで発車しようとした時、私は彼を追いかけて「『法輪大法は素晴らしい』『真・善・忍は素晴らしい』としっかり覚えてくださいね。そうすれば、平穏無事で、福の報いがありますよ」と言いました。若者は笑いながら「僕は長春から来ました。おばさん、有難うございました!」と言いました。

 2012年の年末、グループ学法が終わって、私はタクシーを拾って消耗品の材料を買いに行こうと思いました。その日は天気が悪く、雪が降っており、車が少なく、タクシーをなかなか拾えませんでした。ようやく1台の小さい赤い乗用車がやって来ました。私は手を振って車を止め、急いで車に乗り込みました。運転手は30歳くらいの若者で、私は彼に「○○マーケットまでお願いします」と言うと、彼は「道が分からないから、案内してください」と言いました。私は笑いながら「運転手が道を知らないのですか? あなたはどうやって商売するのですか?」と聞くと、若者も笑いながら「私は他の町から来たのです。これは自家用車ですよ。あなたが手を振っているのを見て、私は車を止めたのですよ」と言いました。私は「そうですか。じゃ、私は降ります」と言うと、彼は「あなたをそのマーケットまで送りましょう!」と言いました。

 その日、私のカバンには、新年度のカレンダーや「神韻」のDVDなどが入っていました。道中、私は彼に大法の真相、偽りの天安門焼身自殺事件などを話しました。彼はそれをとても真剣に聞き、カレンダーとDVDを受け取り、快く「三退」しました。車を降りた時、私はタクシー料金の基準で彼にお金を払い、最後に、「あなたの無事と幸運をお祈りします。新年おめでとう」と挨拶しました。彼は嬉しそうに去って行きました。

 またある日、7、8年ぶりに元の勤め先の同僚と出会いました。彼も救いを求めてきた縁のある人だと思いました。しばらく雑談しましたが、結局彼に真相を伝えませんでした。「この人は気が荒く、世の中に怖いものなしで有名で、道理を弁えず、絶対に人を許せない性格でした。彼が私のことを言いふらしたら怖い。私は退職していますが、やはり少し心配だ」と私心が湧いて来ました。その後、私はしきりに後悔してやみませんでした。私は敬虔に師父に、「師父、もう一度チャンスを与えてください」とお願いしました。この原稿を書く前日、私はまた「偶然」に、この同僚に出会いました。話をすると、彼は意外にもとてもしっかりした考えを持っており、共産党の本質を見抜いているのが分かりました。それは予想外でした。そして、彼は喜んで「三退」を承諾しました。

 面と向かって真相を伝える時、様々な人に出会います。その人の身なりや振舞いを見ると、その人の身分や職業を判断できるようになり、また、世間の人からもいろいろな質問を受けたりもします。通常の場合、私は法から修めた知恵をもってその質問に答え、相手のマイナス要素を引き起こさないようにします。極めて少ないのですが、真相を伝える時、暴言を吐く人、また通報すると脅かす人にも出会います。

 一度、こんなことがありました。私がタクシーに乗って、運転手に真相を伝えた時、彼は口汚く「黙れ、黙らなければ、このまま公安局まで車を飛ばすぞ。お前は信じるか?」と脅しました。その時、私は少し緊張しましたが、その後、直ちに彼の背後の邪悪な要素を一掃しようと正念を発しました。私は少し落ち着きを取り戻して、彼に「あなたは私より若いように見えますが、あなたを弟と呼んでいいでしょうか。あなたが私を公安局に送るとはとても信じられません。なぜだか分かりますか? あなたの車に乗った時、あなたはとても優しそうに見えて、良い人だと思ったからです。もっとよく話をしませんか」と言いました。私の話を聞いて、彼は笑い出して、そして、「三退」もしました。本当に「柳暗花明又一村」のように、新たな世界が目の前に開きました。これは師父が私を助けてくださったのだと分かりました。なぜなら、その時、私の心性が法に符合していたからです。

 私は真相を伝え、人を救うことを日常生活の中に溶け込ませ、ふだん、買い物をする時、車に乗る時、同僚や同級生、友達の集まりの時、縁のある人に出会えば、必ず真相を伝えます。家の修理工事や家事サービスに来る人にも話しています。

 私はこれまで、「三つのこと」をずっと続けてきましたが、しかし、面と向かって真相を伝える時、時には恐れる心がまだあり、また分別する心、怠ける心、また顕示心や安逸心もあります。この千金万金に値する貴重な時間に、私は法を多く学び、しっかり学ばなければなりません。なぜなら、しっかり法を学ぶことは、大法弟子が「三つのこと」を行う根本的な保障であるからです。私は必ず自分をしっかり修め、多くの人を救い済度し、最後の道をしっかり歩み、大法弟子の歴史的な使命を果たし、残念な思いを残さないよう、本当の自分の美しい故郷に帰ります。

 師父に感謝いたします! 同修に感謝いたします!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/13/297669.html)
 
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