何を聞いても心は動じない
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年10月3日】私が所在する県の大法弟子が今年6月末から7月、610弁公室に監視され、罪を着せられて、次々と不当に家宅捜索をされ、十数人の同修が連行されました。

 8月のある日の夜9時頃、同修Aさんが電話をかけてきて、伝えたいことがあるため、すぐAさんのところへ来るようにと言いました。そこへ行くと、Aさんは「先ほど同修Bさんが来て、同修Cさんが連行され、洗脳班に不当に拘禁されて1カ月間迫害されました。Cさんは十数人の同修を裏切って(警官に名前を言った)、現在解放されて家に帰っているそうです。あなたもすぐに大法の本や真相資料を片付けて、誰かの家に預かってもらった方がいいですよ」と教えてくれました。

 その時、口に出して言いはしませんでしたが、心の中で「どこへ預ければいいの!?」と思いました。私はたちまち師父の経文「一つの心が動かなければ、全ての変動を制することができる」[1]を思い出しました。私はすべて師父が按排してくださった道を歩みます。

 私は同修Dさん(70代)といつも2人で一緒に真相を伝え三退を勧めています。十数年来、雨が降っても風が吹いても、厳寒でも酷暑でも、毎日午前中に真相を伝えに行き、午後は学法するようにしています。Dさんは真相を伝えるのがうまく、私は正念を発して、お互いに協力し合っています。

 真相を伝えていると、いろいろな人に出会います。真相を受け入れる人、受け入れない人、罵る人、通報する人、私たちの手を掴んで派出所へ無理やりに引っ張って行く人、また、追いかけて来る人などもいます。

 今年の3月のある日、Dさんと一緒に広場で真相を伝えていた時のことです。70歳ぐらいの男性に伝えていると、その男性がDさんの手を掴んで、傍にある派出所へ引っ張って行こうとしました。

 私はすぐに正念を発しました。師父のご加護の下、Dさんは素早く手を振り払って、流星のごとく走って数メートル以上離れました。

 年配の男性はまだ追いかけて来ました。私は男性が止まるように続けて正念を発すると、男性は本当に停止して動かなくなりました。師父の加持の下で私たちは無事に脱出することができました。

 私たちは師父のおっしゃった通りに三つのことをしっかり行い、何を聞いても心が動じることはありません。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『各地での説法五』「二〇〇五年カナダ法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/30/298359.html)
 
関連文章