師父を信じ法を信じ、簡単に関を乗り越えた
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年10月4日】ある日の午後、用事で出かけて、団地の正門を出た途端、突然胃袋が湧きだして、急いでゴミ山のそばへかけると、一口の血を吐き出しました。幸い壁に向かっていたから、誰にも見られませんでした。すぐに自分は煉功者だから病気がないと思い、血を常人に見られると、大法に負の影響をもたらし、泥を塗ってしまうから、すぐにティッシュで地面の血を拭いて、灰で隠しました。それから、急いで家に帰りました。

 家に駆けつけてトイレに入ると、水道の栓が開けられたように血を吐きだして、あっと言う間に1.8平方のトイレが血だらけになって、1リットルぐらいありました。三歳の孫が私を見て、「お爺さん、どうしたの?」と聞いてきました。私は「邪悪が爺を迫害している」と言いました。孫はすぐに大きな声でお母さんに「邪悪がお爺さんを迫害しているから、速くお爺さんに正念を発してあげて、邪悪を解体してください」と言い、娘がほかの同修にも正念を発してもらいますかと聞きました。孫は「大丈夫、私たちだけで十分です」と言いました。これは師父のお告げだと私は悟りました。

 約10分後、あまり吐かなくなって、口をうがいして、顔も洗いました。同修である妻は私の顔色が白い紙のようだと言いましたが、私は気にせずに座って、ずっと6時の正念が終わるまで正念を発しました。それからいつも通りにご飯を食べて、新唐人テレビのニュース番組を見ました。7時過ぎに再び吐きそうになり、素早くトイレへ行くとまた数口を吐きました。しかし、一回目より少なくなって、終わった後に学法をして、正念を続けました。それで2、3時間毎に一回吐いて、毎日8、9回ぐらい繰り返し、数日を続けました。今回は恐らく大きな業を消したに間違いないと思いました。

 修煉する前、私は重度の結核、脳震とう、神経症、胃炎など多種の病気を患って、年をとる前に先に老化しました。修煉してから、若返って、人に年を取れば取るほど若くなりましたね、ぜんぜん70歳の人に見えないと言われました。しかし、なぜ突然このような大きな魔難が起きたのか、師父の経文を思い出しました。「功を学び始めた頃の新しい学習者や、身体がすでに調整された古くからの学習者が、なぜ修煉中に重病にかかったかのように、身体が辛くなるのでしょうか? しかも、なぜ時間がしばらく経つたびに現れるのでしょうか? わたしが法を説く中で皆さんに教えたように、それは業を消すことであって、あなたが一世一世で積んだ業力を消すと同時に、人の悟性を高めることでもあります。しかも、学習者が大法を確固として信じているかどうかを試しており、世間法の修煉から出るまでずっと続きますが、大まかに言えばこういうことなのです」(『精進要旨』「病業」) ここまで思い出すと、心の中に師父に対する一種の言葉では表せない感激の気持ちが生じました。

 当時、肉体上で業を消す反応がとても大きく、顔色が白く、手足も力がなく、階段を上っても息が荒かったのですが、私はあまりベッドで休まずに、毎日大部分の時間で学法し、煉功し、正念を発して、自分がやるべき事を行っていました。従って、血を吐く回数と量も日ごとに減っていき、8日目の晩御飯の後、ある同修がたくさんの人を救い済度するよう、新唐人テレビをつけてほしいと尋ねてきました。私の状況を聞いて、それなら急がないから、先に体が快復してから後でも大丈夫ですと言いました。見送る時に、ついでにこの数日はずっと家にいますかと聞くと、彼女はいますと答えました。それならできるだけ早く行くようにしますと言いました。この日、夜と次の朝に煉功した時、また二回血を吐いて、量がもうとても少なくなりました。朝ご飯を食べるとき、私は考えました。師父は私たち修煉者に他人のことを考えるように要求しているので、同修の事はすなわち私の事であり、同修が新唐人テレビを見たいから、しかもそれを利用して多く人を救い済度したいというので、これは目の前の一番行わなければならないことであり、なぜ個人の体の状況で後回しになるのか、ちょうど旧勢力と邪悪が望んでいるところではないですか? 絶対にこうしてはいけない、師父の要求の通りに行わなければならないと思いました。それで、すぐに元気が出ました。朝ご飯を食べた後、ちょうどその日、同修である家族が仕事を休んで家にいたので、手伝ってもらって、二人分けて道具と設備を背負って、小雨の中30分ぐらい歩いて、7階に住む同修の家まで軽く登りました。同修が私たちを見るとびっくりして、「どうして今日もう来たの」と言いました。私は「師父の加持のお蔭様で、今とても元気です」と言いました。

 部屋に入って、出された軽食を食べて、少し話した後にすぐに着手しました。2時間で完成し、師父の加持の下、一発で調節に成功しました。同修はやっと自分の家で新唐人テレビを見られるようになり、人を救い済度することに、新たな法器が増えました。不思議なのは、同修の家に新唐人テレビをつけてあげたいと思ってから、業を消す状態がなくなりました。師父は「あなたが心性を向上させさえすれば、必ず乗り越えられるものです。それを乗り越えようとする気がなければ話は別ですが、乗り越えようと思えば、乗り越えることができるのです」[1]と説かれました。厳しく自分を要求すれば簡単に病業の関を乗り越えられ、心性を向上させることができます。

 今まで、程度の違う病業の関を経験してきました。例えば、胃の痛み、下痢、転倒、喀血(かっけつ、せきと共に血が出ること)など、毎回急にやってきます。よくない状態が現われてきたら、最初の一念で旧勢力に迫害されることを許さず、直ちに正念を発してそれらを解体するようにしました。それから、心性を向上させる機会を与えてくださった師父に感謝しました。昼なら立つか座ることができれば、絶対に横になって寝ません。頑張って三つのことをよく行うようにし、特に学法と煉功と発正念の時間は普段以上に行い、絶対に減らしません。時に寝る時間になっても寝られず、そして静功をして、大体終わってからすぐ寝られるようになります。一度、胃が激しく痛んで、一晩ずっと座禅をして寝て、痛みで目が覚めたらまた座禅し、繰り返して、朝の世界統一の煉功が終わった後、もうそんなに痛くなくなり、少し寝て、朝食を食べたらもう治りました。修煉してから病業を消す回数はもう覚えられないほどで、今回の喀血以外、大体1日、2日ぐらいですぐ乗り越えました。師父の慈悲なる加持に感謝いたします。

 私の些細な体験ですが、書き出して師父に報告します。不適当なところがあれば、同修の皆さんご指摘ください。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『転法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/28/297879.html)
 
関連文章