同修の間で 互いに助けの手を差し伸べる
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文/黒竜江省の大法弟子 如初

 【明慧日本2014年10月28日】同修のAさんから電話をもらったとき、Aさんが咳をしているのが聞こえたので、「何かするべきでない発言でもしたのですか」と聞いたら、そのとおりでした。私は彼女に口を修めることの重要さを話しました。一方、私のほうも夫との間にトラブルが発生して、何をする気も起きません。そこで、Aさんを誘って一緒に真相資料を配りに行こうと思いました。

 Aさんの家に着いてから私は自分の悩みを語り始めました。「私のどこを向上させないといけないのか、教えてください。夫は正月から今まで、半年も経ったのに、何の仕事もせず、職探しをする気配がありません。私は焦って夫のために仕事を紹介してほしいと知り合いに頼んだら、プライドの高い夫に逆に怒られてしまいました。大の男が仕事をして一家を支えるのは当然な事なのに、夫にはそんな責任感はなさそうです。私だけの給料では家計の支出が足りません。私が退けば波風も立たずに万事がうまく運ぶかもしれませんが、私はいったいどこまで退けば良いのでしょう? 私は内に向けて探しましたが、恐らく私自身が『三つのこと』を積極的にしていないのが原因で、夫も職探しを積極的にやらないのです。私は自分の状態を変えたいので、今日は一緒に真相資料を配りに行きましょう」

 Aさんは「私からみれば、あなたの悩みはとても解決しやすいです。ご主人が仕事をしなくても、あなたが主人の仕事に執着する心を放下すれば、ご主人はすぐに良い仕事に恵まれるかもしれませんよ」と話しました。

 私は「分かりました。夫を厳しく責めるのを止めます。あなたと話して気分が晴れました。では、あなたはどうして咳をするかを話してください」と言うと、Aさんは、「昨日、夫とけんかをしました。使うときの便利を考えて、私は洗濯機をユニットバスの中に移したいのですが、ユニットバスはとても狭くて、洗濯機を中に入れるには仕切りの壁を壊して面積を増やさないといけないのです。大工事になるので、夫は承知しないのです。夫は手をこまねいて家の事を何もしないのですが、私がすると夫はいろいろな理由で阻止するのです。私のがまんはもう限界になっているのに、これ以上どう我慢するのですか!」と言いました。

 私は「私からみれば、これも簡単なことですよ。もしあなたがホテルか借家に住んでいるなら、洗濯機の置く場所が気になるのですか? 仕切りの壁を壊す工事なんて考えますか? 実はあなたは我が家をもっと快適で、もっと住み心地が良いように変えたいだけではないのですか」と言いました。

 Aさんは「そうですね。やはり私に問題があります。常人の道理から言うと、あなたも私も間違っていませんが、私たちは常人ではありませんから、お互いに執着心を放下して、真相資料を配りに行きましょう」と話しました。

 2人は明るくAさんの家を出ました。私は彼女に「あなたは今、咳が止まったでしょう」と聞くと、Aさんの顔に会心の笑みが浮かびました。間もなく夫から電話がかかってきて、二つの会社から採用の通知が来たそうです。Aさんは、「ほら、あなたが執着を放下しさえすれば、物事に転機が起きるでしょう」と感嘆しました。そうなのです。師父の慈悲なる按排に感謝します! 同修の率直な指摘に感謝します!  同修の間では、誰かに執着があるときに、周囲の同修は素直に指摘して、助けの手を差し伸べれば、当人はより早く執着から目覚めることができると思います。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/14/298931.html)
 
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