子供の行動と状態は 両親の修煉状態の現れ
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年1月5日】最近学法グループで、とても可愛らしい子供弟子を見かけました。私たちは法を勉強する前に正念を発します。その間、彼女は静かにそばで絵を描きながら、両親の発正念を見ていました。お父さんの立てた手が倒れたのを発見すると、すぐに鉛筆を置いて、立ち上がってお父さんの手を直しました。お母さんの首と腰が曲がったり、結印する親指が良く合っていないのを発見したら、それも直しに行きました。

 お母さんの話では、師父が説かれた「子供は時には山での行動や状態が良くないのですが、それは家にいる親の修煉が良くできていないと私に分かるのです」[1]を拝見した時、最近起きた一つの事を思い出しました。その日、彼女が家で子供の世話をする番になったとき(彼女は子供のお父さんと交代で観光スポットへ資料を配って真相を伝えに行っています)、子供がまるで別人のように変わったことにびっくりしたそうです。

 以前家で子供の世話をする番になると、子供はいつも協力せず、泣いたりワイワイしたりして静かにしていられませんでした。彼女は観光スポットから帰ってくるたびに、家にいない間、子供が泣いて悲しんでいたのではないかとお父さんに聞くのですが、お父さんは意外にも、「あなたが玄関から出た途端、子供は急に静かになって、絵を描いたり、私と一緒に機関車のおもちゃで遊んだりして、ぜんぜん泣きません」と言うのです。

 「なぜあなたが家にいると、子供は泣き虫で聞き分けがよくないのですか? きっとあなたの修煉がよくできていないからです」とお父さんは言います。しかし、その時の彼女はまったく気にせず、どの子供でもお母さんの前では甘えるはずで、どの子供もお母さんの前では泣いて、よしよしをしてほしいのではないかと思っていました。そのため、子供の行動はつまり自分の修煉状態の現れで、子供がよく怒るのも大人の状態に関係しているとは悟れず、深く考えていませんでした。

 転機が訪れました。この日お母さんは完全に震撼しました。お母さんは子供に「お菓子を食べますか?」と聞くと、子供は「お菓子は食べすぎたから、食べません」と言います。それから一人で横で歌いながら、絵を描き、本を読み、しばらく遊びました。それから、また「お母さん、お手伝いをします」と言って、一生懸命お母さんを手伝って豆を剥いて、野菜の根を取りました。自分はパパとママを助ける人だと言いました。また「お母さん、今日は私が悪かったです。ベッドであんなに遊んで、パパとママが休んでいるのに邪魔をして、怒らせてごめんなさい」と謝りました。その後、紙と鉛筆で一束のお花を作って、お母さんに、「これはカーネーションです。お母さんへのプレゼントです。びっくりさせたいの」と言いました。

 もっと信じられないのは、子供はお母さんに師父の説法ビデオを見たいと言いました。お母さんは初めて娘から自ら法を見たいと聞いたので、すぐに師父の説法ビデオをセットしようとした時、突然師父の説法の声が聞こえました。どうやら子供が自らiPadの長いパスワードを入力して、正確に説法ビデオのファイルを見つけて、クリックしたようです。

 発正念の時間になると、彼女はまたお母さんに「ママは発正念をしてください。私は自分で遊びます」と言いました。

 子供はなぜ聞き分けがよくなって、思いやるようになったのでしょうか? お母さんが最近振り返ってみると、以前より精進するようになって、三つのこともよく行っています。時に観光スポットからの帰りが遅かった時、ご飯を食べる時間もなくそのまま学法グループへ法を勉強しに行き、学法する時も法が心の中に入っていると感じています。このように精進する状態が、子供にこのような行動と状態をもたらしたのです。

 この文章を書いた目的は、子供弟子をもつお母さんとお父さんたちに、しっかりと三つのことを行い、毎日よく法を勉強して、発正念の時に眠ったり朦朧としたりしないで、人を救い済度することを積極的に行ってほしいと伝えたいのです。三つのことをよく行なえば、子供がよく育ちます。子供たちは一人一人高い次元から法を得るために来たので、父母としては家の子供弟子に責任を負わなければなりません。共に世間に来て法を得て、師父が法を正すことを手伝い、共に精進する誓いを果たしましょう!

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇一四年サンフランシスコ法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/19/301693.html)
 
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