スマートフォンに対する執着を警戒しよう
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文/山西省の大法弟子

 【明慧日本2015年4月21日】私はフリーゲートを通して、大法のウェブサイトを読み、その後、修煉を始めた若い大法弟子です。修煉して、すでに3年が経ちました。私は毎日佛光に照らされ、この上なく光栄に思っています。

 明慧ネットで、地元の同修が迫害された報道を見て、私は、必ず師尊の法を正す進展に追いつき、また、自分が習得した技術を生かして、地元の環境に溶け込もうと誓いました。すると、師尊はすぐに私に同修と出会わせてくださいました。この1年間、同修達との付き合いの中で、特に年配の同修を手伝って、人を救い済度するプロジェクトを立ち上げる過程で、多くの執着心、例えば、名を求める心、闘争心、焦る心、同修を見下る心等を取り除きました。同修達のご協力に感謝いたします。

 同修との付き合いの中で、私は、多くの同修が抱える共通の問題点に気がつきました。この度、私ははじめて明慧ネットに投稿し、それをもって、最近の修煉の体得を師尊にご報告し、また、同修達と交流を図りたいと思います。

 私はIT関係の仕事をしています。周りの同業者は、「今の変化は速過ぎる。モバイル・ネットワーク業界では、今の1年間の変化は過去10年間の合計を上回っている」とよく言っています。大法弟子としては、世間のすべては、私達が衆生を救い済度するために創られたもので、テレビ、パソコン、インターネット、或いは、今普及してきたスマートフォンも含め、どんなツールでも、大法弟子が衆生を救い済度する法器になることが分かっています。しかし、それと同時に、これらのものは、私達の執着を拡大する要素にもなりかねないと注意を促したいと思います。

 私の観察では、多くの同修はスマートフォンにとても執着しているように思います。一部の同修は、以前パソコンを使って、常人と雑談することに夢中になり、はなはだしきに至っては、旧勢力に隙に乗じられ、迫害されても目覚めず、今より便利なスマートフォンを使って、いつも数時間見ています。

 特に最近、同修の間に、「微信公衆号」(微信のパブリックアカウントです)の中の文章を転送し合う傾向があります。その中の文章には幾つかのジャンルがあります。例えば、伝統文化の因果輪廻物語、宗教の修煉物語、共産党の暴政を暴く内容、大陸の人権問題に関するもの、共産党が国民を迫害する真相などがありますが、しかし、大法が迫害される真相を直接暴く文章はほとんどありません。いくつかの文章では、師父の名前を署名せず、勝手に引用したり、また一部は、師父の説法をそのまま引用することはさすがにまずいと思って、前に「聖人がおっしゃる」とかの言葉を付け加えたりしています。これも同じで法を盗み、法を乱す行為だと思います。しかし、一部の人はこれが大陸の状況に基づいて、世間の人に真相を知ってもらい、人を救い済度するためだと言っています。

 多くの同修はこれらの文章に夢中です。一部の人は食事中、歩行中、休憩中も携帯電話を見ており、しかも、かなり長時間読み、また同修にも転送し、「微信モーメンツ」に転送します。今、環境は緩やかになり、多くの同修がお互いに微信モーメンツの登録をしているため、同修はこれらの文章を受信したら、つい読んでしまいます。

 交流の中で、多くの同修はこれらも文章を読んだ後、発正念が落ち着かず、法を学ぶ時、心に留めない状態が現れています。一部の同修はいつも自分の前世を空想して、また文章の中で言及した身を処する方法で人に優しくしたり、人を助けたりして、甚だしきに至っては、一部の人は意念の中に、すでに他の法門のものを混ぜ合わせているにもかかわらず、それに気づいていません。同修達から、もう見てはいけないと指摘されても、明慧ネットでも、密勒日巴佛の修煉物語を掲載しているとか、宗教の中にも結構正しいものがあるとか、あなた達は融通が利かなさ過ぎるとかと言って、はぐらかしています。

 仕事の関係で、私は同修よりスマートフォンを多く使用しているため、私もこのような文章に少なからずに影響されました。多くの同修の今の状態を見て、自分のことを反省し、これは正しい状態ではないと思い、心を静めて法を学びました。師尊の慈悲なる啓発の下で、私は、同修のこのような振る舞いが法をしっかり学んでいないためだと悟りました。実は師尊は法の中で、すでに厳粛に私達に警告されました。しかし、私達は着実に修めませんでした。

 師尊は「大法弟子は目下、三つの事をしっかり行うのみです。人権は常人が求めている願望であり、修煉者は世間を出ることを目的としており、大法弟子への迫害に反対することは表面上の形式であり、実質上は人を救い、衆生を救っているのです。『人権聖火』の活動は、迫害に反対する内容を含んでおり、人々に邪党を認識させる作用がありますが、真相を伝え、人々を救うことの代わりにはなりません。『人権聖火』は常人が主となり、邪党の中国人に対する迫害を暴露し、阻止するために発足した活動であり、大法弟子をリレーの対象にしないでください。中国大陸の大法弟子は真相を伝える事をなおざりにして、この活動に大量に参与しないでください」[1]と説かれています。

 しばらく前に、ある「微信公衆号」(名前は省略)に、多くの同修はとても注目してそれを広げました。その後、この「微信公衆号」は封鎖されましたが、しかし、多くの同修(私も含めて)は執着心を持って、他の「微信公衆号」を探し、注目し広げました。ここでは、これらの「微信公衆号」の名前を明かさないことにします。

 このような行為について、師尊は法の中で、私達に「修煉はほかでもなく、人心を取り除き、人間の執着を取り除くことです。一部の学習者は法を実証する過程で人心を持って事を行っており、それによって自分の歓喜心を満たしています。しかし、採用されなかったり、不足を指摘されたりすると、恨む心が生じ、間違ったことを行うことも辞さず、事を乱さなければ鬱憤を晴らせないほどの気持ちになり、私が要求している、大法弟子が互いに協力し合って法を実証し、衆生を救い済度するということに逆行しています。この人心の執着によって、自らの行為またはある事において、自分が反対の立場に立ってしまい、これでもまだ大法学習者の行為ですか? これはまさに邪悪の行いたいことを行っているのではありませんか? もしあなたが行った良くないことによって、衆生、法を深く勉強していない学習者が救い済度されなくなり、またはその機縁を失ってしまえば、将来大法弟子が大圓満するとき、あなたは責任を負わず、その結果に責任を持たなくていいのですか? それなら圓満成就することができるのでしょうか? 圓満成就するためでなければ、何のために修煉しているのですか?」 [2]  

 「大法弟子が運営しているウェブサイトの清心論壇はいつも卑しい鬼のスパイに隙に乗じられ、一部の執着心のある学習者が中に入り混じって、彼らの活動場所になってしまいました。もう正しい作用を果たすことができなくなったこの論壇は閉鎖されたあと、一部の学習者はまたほかのウェブサイトで活動場所を探しており、あなたたちは本当にこの活動にこれほど執着しているのですか? 人心により鬼を招いてきてしまうことを、皆さんは本当に分かっていないのですか?」 [2]と私達に警告されました。

 上記に師尊の説法を長く引用させていただきました。師尊は私達が精進できるよう、気遣いをしてくださいました。同修達に、是非心を静めて、『精進要旨三』を繰り返して読んでいただきたいです。法を正すことはもう最終段階に近づきました。もうこれらのものに妨害されないようにしましょう。正々堂々と真の大法弟子になって、法を実証し、衆生を救い済度しましょう。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『精進要旨三』「説明」
 [2] 李洪志師父の経文:『精進要旨三』「すぐに目覚めよ」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/4/3/306965.html)
 
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