文/中国の大法弟子
【明慧日本2015年6月11日】 私は今年50歳を過ぎた田舎の主婦です。以前は身体のあちこちに病気がある上に,時々舅と姑に欠点や短所を捜され喧嘩を売られて、叩いたり罵ったりしていました。
1999年の末に、法を得てから、一生あてもなくさまよう辛さの理由がわかりました。新たな希望を『轉法輪』から与えて貰ったのです。法理から、自分が遭遇したすべての苦痛や厄介な事は、すべて輪廻転生の中で、自分が作った業を返しているのだと分かりました。それからは舅と姑を怨まず、親孝行して、その恩を倍にして返しました。
最初説法を聞いたとき、第二講のときから師父はすでに体を浄化し始めてくださいました。『轉法輪』を学んで1カ月も経たないうちに、重い胃病、喘息、老眼などがなくなって、体が軽やかになった嬉しさを感じました。しかも、いくら働いても疲れません。修煉してから、働きぶりが若者のようだと村人たちに言われました。
魔難の中で他人を思い、意外な収穫を得た
社会の道徳が廃(すた)れるにつれ、夫はだんだんと堕落していき、毎日、幹部らとキャバクラに通い、女を作りました。何回も何回も話して、正して欲しいと道理を持って説得しましたが、ぜんぜん聞き入れてもらえず、とうとう家にも帰らなくなってしまい、仕方なく離婚しました。
私は息子と娘の3人で暮らすことになり、以前、舅と姑と一緒だった畑も分けることになりました。ちょうど初夏の頃で、苗が30センチぐらい伸びていました。ただ苗の伸び具合はバラバラで、高いものも低いものもありました。姑たちは、私がきっと自分たちより良い方を取るだろうと思っていました。私は姑たちは年を取っているから、畑仕事をするのも容易でないと思い、先に良い方の畑を選んでもらいました。結果は成育の良い方を姑たちは選び、悪い方の畑が私に残りました。高さがバラバラな苗を見ても、私は文句ひとつ言いませんでした。自分は法輪功修煉者なので、師父の要求に従うのは当然なことです。他人と利益をめぐって争ったりしてはいけません。
しかし、数日後、予想もできない奇跡が起こりました。高さがバラバラだった苗はすくすくと育ち、あの姑の畑の苗よりも高くなり、青々として、遠くからもその違いが見て取れました。当然、秋の収穫量にも大きな差がでました。
甜菜畑も同じような奇跡が起こりました。姑の畑は平地ですが、私の畑は山の坂の所にありますので、雨が降っても雨水が溜まらず、苗も姑のほど大きくて立派ではありませんでした。しかし、かえって大豊作で、細い苗に大きな甜菜こぶが付き、トラックを借りて運んでもらったほど沢山収穫できました。トラックの運転手も「多くの家の甜菜を運んだが、こんなに大きな甜菜は見たことがない」と言われました。
これは法輪大法が私に、人のことを先にし自分のことをあとにすることを教えてくださった結果です。その教え通りにすると、かえって良い結果になりました。これは師父の私への慈悲なる恩恵と励ましだと思っています。
警察署長が真相を書いた手紙を見て、法輪功修煉者を守るようになった
村の警察署に新しい署長が赴任してきました。同修の話では、以前から彼はよく警官を連れて、法輪功修煉者を連行し、家宅捜査をするらしいとのことでした。私はちょうどその時、出稼ぎにいくところでした。彼が共産党に騙されて、多くの悪事を働き、大法に対して罪を犯し、将来、自分の生命でそれを償わなければならない事を彼に知らせるべきです。私は出かける前に、彼を救わなければならないと思いました。こう思うと、彼への慈悲と善の念が一気に湧いてきて、ペンを手にして善を勧める手紙を書きました。手紙の中で法輪大法の素晴らしさと大法を迫害する応報を書いて、所長にその手紙を渡しました。
後で知ったのですが、この署長は手紙を見てからその後、とても大きな変化がありました。迫害しなくなった上に、法輪功修煉者を助け、守ってくれるようになりました。一度、県の警官が数人の法輪功修煉者を連行しましたが、彼の助けで釈放され、同修たちが迫害を受けずに済みました。またある日、県の「610公弁室」と警察が村へ来るという情報を得た後、署長はすぐに村の法輪功修煉者に連絡をくれ、迫害の陰謀を未然に防ぎました。師父の洪大な慈悲と法輪功修煉者の正念と善の念が、署長の命を救いました。
ホテルのオーナーと警察署長のご主人が三退した
私は転々と職を変え、最後にあるホテルで働くようになりました。法輪功修煉者はどこへ行っても、「真・善・忍」に基づいて良い人になり、純粋で善良な心と立派な行いで法輪大法の素晴らしさを実証すべきです。私は汚れと疲れを恐れず、他人がやりたくない仕事をやりました。スチールウールでトイレの便器を綺麗に磨き、床も壁もとても綺麗になりました。トイレの入口にはカメラが設置してあるので、時間が経つにつれ、オーナーが私のことを気にいってくれ、私を呼び出して、「あなたは他の人にいじめられているのですか? なぜ仕事を全部あなた1人でやっているのですか?」と聞いてきました。私は「誰も私をいじめていないし、自分で進んでトイレ掃除をやっています」と答えました。この数年間、ホテルのトイレはいつも綺麗に保たれています。
婚礼の宴会は人数が多いので、数十テーブルも使用し、仕事の量がとても多くなります。他の人は誰もやりたがらないのですが、私は自ら進んで片付けに行きます。それでテーブルを片付けた数でお金を貰えることになりました。一つのテーブルで2元もらえ、お金を稼ぐことができるため、皆やりたがるようになりました。私はその仕事を彼らに譲ることにしました。ホテルのモップが壊れても、誰も気にとめません。私は自ら30数元を払って、回転して水を絞れるモップを買って来ました。オーナーがそれを見て、とても感動してくれました。私はこのような事をたくさんやりました。
数カ月後、私は会社のオーナーとすべての社員に認められました。私はすべての機会を利用して、彼らに大法の素晴らしさと超常を伝え、中国共産党のでたらめの嘘を暴露し、天安門焼身自殺事件は中国共産党が法輪功を誹謗中傷するためのでっち上げ事件だと教え、三退の意味を伝えました。真相を分かってから、オーナーはすぐに共産党の組織から脱退し、私に「ここはあなたのような社員が必要です。これらの真相を速くほかの社員にも伝えてください」と言いました。彼女はとても私を尊敬してくれ、抜擢(ばってき)されて、普段の悩みもよく聞くようになりました。この頃すでに末期癌に侵されていたオーナーは、真相が分かり、中国共産党からすぐに脱退しました。それからは善の報いを受け今日まで生き延びられ、しかも健康状態がとても良くなりました。
オーナーは救い済度されましたが、彼女は警察署長を務めるご主人の事が気がかりです。法輪功修煉者の使命は人を救い済度することにありますので、警察署長なら人より強く中国共産党に害されているかもしれません。しかし、私は彼との接点がなく、話すらできません。どうすれば良いか考えていました。ある日突然私に、月に3回オーナーの家へ掃除にいくようにという知らせがきました。初めて掃除をしに行った時、オーナーのお母さんは私に安心して任せることができず、いつもそばで私を見張っていたのですが、オーナーが、「お母さん見なくても大丈夫です。彼女の仕事は完璧ですよ!」と伝えました。だんだん私は家族の信頼を得るようになり、署長と話す機会もできました。それで署長に大法の真相資料を見せて、大法への疑惑にも回答しました。署長も真相が分かると三退しましたので、彼も救い済度することができました。
このホテルで仕事をして2年ほど経ちました。上から下までの100人あまりの上司や社員は、ほぼ全員真相を分かって、三退しました。近年の不景気で、ホテルの商売もよくありませんが、私の勤めるホテルだけは利益が下がらず、かえって増えています。これは真相を分かった衆生への慈悲なる恩恵だと、私は深く分かっています。
仕事の中で、絶えず新しい人と接触でき、私はその一人一人を大切にして、すべての機会に真相を伝えて働いています。法輪大法が私を変え、私の周りの人を変え、無数の生命に限りない美しい未来と幸運をもたらしました。自分をよく修煉し、純粋で善良な人々を救い、心を修めて、法輪大法の素晴らしさを、これからも多くの人々に伝えて行きたいと思います。