派出所の警官が法輪功への迫害について耳を傾ける
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文/中国の大法弟子

  【明慧日本2015年12月23日】先月のある日、4人の警官が自宅に押し入り、法輪功の関連書籍や資料、パソコンなどを押収し、私を不当に派出所に連行しました。警官は私が最高人民裁判所宛てに出した、江沢民の法輪功への弾圧に対する告訴状の速達郵便を持っていました。

 警官「これはあんたが書いたものか?」

 私「はい、そうです」と落ち着いて答えました。

 警官「なぜか?」

 私「迫害の元凶を暴露して、正義を広めるためです」

 警官「それは違法行為だと知っているか?」

 私「昨年6月2日の『法制日報』などの新聞の報道によると、法律が認定した14の邪教リストに法輪功は入っていませんでした。江沢民は、法輪功はX教だと言いましたが、これは独断専行で、法律を破壊する行為です。この16年来、私は何度も洗脳班労働教養所へ不当に拘束され、大勢の法輪功修煉者に出会いました。修煉者たちは皆法をよく学び、煉功し、心身共に数多くの奇跡を体験しています。法輪功は『国にとっても国民にとっても百利あって、一害もなし』の事実を証明しました」

 私が最高裁判所に江沢民を告訴したことは、公民である私の合法的権利です。文化大革命当時、もし反対の声が出ていれば、我が国の大勢の優秀な人物が死に至るまで迫害されることができたでしょうか? もし文革当時、反対の意見を表明することが許されていたら、国家主席の劉少奇や数多くのベテランの幹部が不運に見舞われることもなかったでしょう。21世紀の今日、このような悲劇を二度と繰り返してはなりません。現在、より多くの人々が法輪功に対する迫害の実態を知るようになり、江沢民が発動したこの迫害はもう維持することができなくなっています。あなたたちも何れ、きっと正義の側に立つと信じています」と答えました。

 派出所に連行されたその日から、私はずっと正念を固め、師父は私のすぐそばにいらっしゃり、何も恐れることはありませんでした。警官の質問に対して、私は偽の天安門焼身自殺事件から、江沢民が法輪功を迫害するために使ったあらゆる陰険な手口、李洪志先生による奇跡の数々、大法弟子の強靭な信念など、知っている限りのことを話しました。私の答えはいつも開いた水門から流れ出る水のように絶えませんでした。ふだん、真相を伝える時に、常に相手の反応、受け入れ能力に気を配らなければなりませんが、今回、この場を借りて、私は胸に溜めていた思いを思う存分話しました。不思議なことに、警官たちは私を止めようとせず、以前の態度とは一変し、耳を傾け、静かに聴いていました。

 その後、警官は私を小部屋に監禁しましたが、正念をずっと保持していました。次の日、派出所側は私を拘置所に送るために、健康診断を行いました。その時、私は何の感覚もなかったのですが、検査の結果、重病患者と診断され、拘置所は収容を拒否し、私は解放され家に帰りました。

 今回、派出所側は私を脅そうとしましたが、その期待とは裏腹に、私はこの経験から、師を信じ、法を信じることの威力、そして、この迫害はもう終わりに近づき、大法弟子が強固な正念を抱いてさえいれば、誰も迫害できないことを私は身をもって体験しました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/12/320313.html )
 
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