大学入試で首席の修煉物語
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年12月24日】私は清華大学の学生です。2014年8月3日に明慧ネットで発表されたある大学生の文章を見て、自分の経験を書き出そうと思いました。

 小中学校では成績が普通だったので、清華大学に入れるとは夢にも思いませんでした。師父と大法が私に「真・善・忍」を教えてくださったので、これを基準として自分に要求してきました。これから師父に私の修煉の過程を報告したいと思います。

 一、法を得る前、「無神論」とわがままに囚われた

 私は一人っ子なので、修煉を始める前は家族に甘やかされて育ち、幼いころから中国共産党によって「無神論」の考え方を吹き込まれました。特に小中学校の教科書には、共産党による法輪功修煉者の「焼身自殺」などの捏造話が書かれ、子供たちを洗脳していたのです。道徳概念が全くないため、両親や年上の人を敬わず、常に怒っていました。成績はあまり良くなく、小学生の頃は宿題を嫌っていつも両親に怒られており、学校に通うことにも抵抗を感じました。

 二、「真・善・忍」を知り、世界観が一変

 私は2009年の夏休みに親戚の家で法輪功を知りました。そこで『風雨天地行』のDVDを見て、以前教科書で習った「天安門での焼身自殺事件」は、法輪功を陥れるために中国共産党が捏造した真っ赤な嘘であることを知り、小中学校の教科書の中の「焼身自殺」について書かれたページを破り捨てました。

 子供のころから「無神論」に深く毒されてきたため、法を勉強することに大きな妨害をもたらしました。『轉法輪』を繰り返して何度も読んでいく中で、自分の観念を変え、宇宙の真理である「真・善・忍」による指導の下で、以前の自分の行為を反省しました。法を勉強していくことで大法に対し揺るぎない心を持てるようになり、1カ月後には1時間半以上座禅を続けることができました。

 法を勉強することで生活に対する態度が大きく変わりました。自分で洗濯や、料理、両親の手伝いをして、できるだけ両親の負担を減らそうとしました。そして自ら勉強に力を入れ始め、「真・善・忍」で自分自身の言動を律し、クラスメイトを助けました。同じクラスに経済的に困難な生徒がいて、私は100元ほどのお金を貸してあげましたが、返してもらおうとは思いませんでした。普段でも、クラスメイトにわからない問題があれば教えてあげました。昼間はクラスメイト達に宿題を教えなければならないため、自分の宿題は夜にやるしかなく、時には11時、12時までかかる場合もあります。疲れた時は師父の、「善人は慈悲心が常にあり、憎むことなく、恨むことなく、苦をもって楽とする」【注1】と「修は己にありて、功は師にあり」[注2]を思いだし、自分に言い聞かせています。心性が向上するにつれて成績も上がり、高校入試では県のトップ10に入ることができました。師父の御恩に感謝します。

 三、高校時代の修煉の向上と堕落

 高校に入ると、勉強で忙しくなったため法を勉強する時間があまりなく、名利の中に溺れてしまうと思った私は、入学式前までに師父の『洪吟』と『洪吟二』をすべて暗記しました。政府の政策で少先隊から共青団へ転入しなければならないのですが、私はすでに大紀元のホームページで「少先隊と共青団から脱退する」という宣言をしたので、長い間このことを無視してきました。高校の3年間で何度も強制的に入団させられそうになりましたが、いつも正念で抵抗し、師父のご加護の下で無事でした。

 高校生活の初日から毎日のように『洪吟』を二回暗唱し、授業を終えて寮に戻ると1時間の座禅を続けました。師父のご加護の下で毎日の勉強はとても楽で、成績も県で2位まで上がり、トップまであと僅かとなりました。しかしこの時に名利への執着心が湧きあがったのです。クラス担任に1位まで努力するようにと言われたので、私はすべての時間を勉強に費やし、学法がだんだんと疎かになりました。案の定、期末テストの前日の午後、突然の高熱に襲われ、混沌とした意識で3日間も続くテストを受け、その結果、一気に5位にまで下がったのです。

 予想外の結果にショックを受けましたが、自分の内に向けて探したところ、「名誉」を求める心を見つけだし、情けないと感じました。法を勉強することで心の中には常に法があり、師父が私の人生を変えてくださったので、よい成績を出せたのです。しかし、法から離脱してしまったので、今迄のすべてが消えました。何も求めていなかったので、何度も最高の成績を収めることができたことを悟ったことで法を信じる心が強まり、夏休みの間は、スマートフォンを利用して真相を伝え、衆生を救いました。

 四、師父のご加護の下、首席の座に

 大学入試前は、問題等の解説を聞きに来る生徒が多く、長蛇の列までできましたが、私は焦らず一人ひとりに解説していきました。入試までの数日間の夜は、他の生徒は緊張で不眠になりますが、私は心を静めて法を暗唱してぐっすり眠りました。各科目の試験開始の直前まで法を暗唱し、まるで師父が隣にいてくださっているかのようで、頭がすっきりして、答えが次から次へと湧き上がってきました。そして、大学入試の結果が発表され、私は「清華大学入試の首席」として、テレビでも報道されました。

 3年間の高校生活では、法を暗唱し、法の要求通りに心性を高め、報いを求めずにクラスメイトを助けていくことで、成績が上がり、大法の素晴らしさを体験しました。また、このことで師父と大法に一歩近づき、今は返本帰真を目標にしています。今日まで常に師父の大きな手が私を守り、支えてくださっていたのです。

 最後に心を込めて、子供弟子たちが精進して円満成就することと、世界中の学生が冷静になって大法が迫害されている真相を理解することを願っています。常に心を込めて「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と唱え、大法を信じていれば、きっとあなたも優秀な生徒になれます。

 個人の次元に限りがありますので、不足な所があればご指摘をお願いします。合掌。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『精進要旨』「境界」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/1/319862.html)
 
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