銀行での出来事
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 【明慧日本2016年7月16日】私は四川省の農民で、2001年に法輪大法の修煉を始めました。2015年後半、私は1万元の振替手続きを行うために地方銀行に行きました。当時、窓口にお客さんがあまりいないので、銀行員はすぐに手続きをしてくれました。帰宅してから通帳を見てみると、振替先の口座に1万元は入りましたが、振替の元となる口座の残高は1元も減っていませんでした。私は「銀行員はミスに気づけば焦るだろうし、上司に知られたら仕事を失うかもしれない。今の時勢に仕事に就くのはどれだけ難しいことだろう。早く銀行にお金を返さなければならない」と思いました。

 私は急いで銀行に行って、銀行員に「恐らくミスをされたと思いますが、私の通帳の残高は間違っています」と言いました。怪訝な顔で見返した彼女に、私は事情を説明しました。彼女はパソコンで内容を確認してから私に「振替元の口座から1万元を消すのを忘れていました」と言いました。私は「それなら、今消して下さい」と言いました。彼女は「今日は生きている菩薩様にお会いしました。そうでなければ、私はひどい目に遭います」と言いました。私は「私は法輪功修煉者ですので、他人の利益などを横取りしません。どうか『法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!』と覚えて下さい。テレビで流している嘘偽りを信じないで下さい。法輪大法は佛法で、人々を良い人になるように導いています。今、皆は三退をしていますが、あなたも身の安全のために三退しませんか?」と聞きました。彼女は再三に私に感謝の言葉を述べてから喜んで三退しました。

 大法を学んでいなければ、私は恐らくそのお金を銀行に返さなかったと思います。夫が世を去ってから、わが家の家計は非常に貧しいのです。子供はまだ結婚しておらず、仕事のない私は借り住まいをしているので、1万元はわが家にとっては非常に大きな金額です。しかし、大法弟子の私は「真・善・忍」に従い、良い人になるように努めるべきで、失と得の法理が分かった以上、決して自分に属しない物や金銭を自分のものにしてはいけないのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/10/331063.html)
 
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