明慧法会|610弁公室の人員が来訪時に真相を伝える
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年11月23日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 私は河北省の農村に住む高齢の修煉者で、法輪大法を修煉して19年になりました。第13回中国大陸修煉交流会の機会を借りて、この1年間の法を正す修煉の体験と感じたことを書き、師父にご報告すると同時に、同修と交流したいと思います。適当でないところは慈悲深いご指摘をお願いします。

 昨年の5月に江沢民告訴の大潮流が起きてから、私の地区の同修も積極的にやり始めました。昨年の7月中旬、江沢民を告訴するための告訴状を中国最高法院と最高検察庁宛てに届けました。法輪功への迫害、および家庭に災難をもたらした江沢民を告訴し、法に基づいて江沢民を裁くことを要求し、さらに大法と師父の潔白を要求し、合法的な修煉環境を作れるよう要求しました。

 私は告訴状をエクスプレスメールで送りましたが、妨げられたために届きませんでした。別の宅配便会社へ行き、すぐに中国最高法院と最高検察庁が署名した配達証明書を受け取ろうとしましたが、中国最高法院と最高検察庁がサインを拒んだため、郵便物は戻って来てしまいました。後で知ったのですが、エクスプレスメールは投函してから差し押さえられ、さらに地元の公安局に戻って来ていたのでした。

 少ししてから、『明慧週刊』の交流文章で見たのですが、江沢民を告訴したある地区の学習者が警察の訪問を受けて騒ぎを起こされたり、家宅捜索をされたり、さらには不当に連行されたりなど、それぞれの迫害を受けたようでした。狂ったように迫害する中国共産党に向かい合うために、心の準備をし、時間を無駄にせずに法を多く学び、法を暗唱し、発正念を強め、恐怖心を根絶し、確固とした正念を持つようにしました。同時に真剣に学法し、明慧ネットで発表された常識的な法律と関係のある交流文章を心を込めて記憶し、努力して三つのことを行いました。

 江沢民への告訴状が戻って来た後、地元の公安局、国保大隊、610弁公室の人員が何度も家に来て騒ぎを起こしました。騒ぎを起こされても、私は迫害を否定し、真相を伝えて縁のある人を救うようにしました。 

 610弁公室の人員「私たちはすぐにあなたによって転向させられた」

 昨年の9月5日午後3時、大雨の中を誰かが戸を叩きました。戸を開けると5人の人がいて、男性3人に女性2人でした。「どこから来たのですか、何か用ですか」とその人たちに聞くと、その人たちは「役所、警察署、公安局と610弁公室のスタッフだ」と言い、江沢民を告訴した手紙を書いた事について聞きに来たということでした。私は心の中で正念を発し、同時にチャンスをつかんでその人たちに真相を伝えようと思いました。

 先頭に立っていた若者が「あなたが北京宛てに書いた手紙のことをここに来て尋ねるようにと、上層部は私たちに言っています」と言いました。そこで私は「私が送ったのは江沢民に対する『告訴状』で、手紙ではありません」と言いました。すると、若者は「ここに保証書があります、以後告訴しないならサインをしてください、また、引き続き告訴する場合でもサインしなければなりません。法輪功が邪教だからです」と言いました。そこで、私はただちに若者の話を遮り「おにいさん、決してこのようなことを話さないでください、あなたにとってよくないからです、法輪功は正教で、邪教ではありません。これは江沢民がフランスの記者のインタビューを受けた時に言った一言で、彼の一言は法律を代表しているのではないですか? 中国のいかなる法律の中にも、法輪功が邪教だと規定されているものはありません」と言いました。すると若者は「あなたが彼に伝えてください、彼もかつては国家の主席だったのですから」と言いました。

 そこで私は「法律の前で人は平等で、王子が法を犯しても、庶民と同じ罪になります。江沢民は法輪功を迫害する運動を1人で引き起こし、数百万の大法弟子が迫害死し、多くの家庭が苦しみました。私の家庭も迫害を受けました。法輪功は良い人間になるよう人に教え、病気治療と健康保持で奇跡が起こり、世界の100以上の国と地域に広く伝えられています。煉功前、私は全身病気で、長く治療しても治りませんでしたが、法輪功の修煉をした後はすっかり治り、18年間薬を1粒も飲んだ事はなく、健康で、国家の医療費を節約しました。江沢民は煉功させず、大法を誹謗中傷していますが、彼には人には言えない下心があるのです! それでもあなたは彼の言うことを信じることができるのですか?」と言いました。すると若者は「私たちはすぐにあなたによって転向させられた」と言いました。そこで私は「ここであなたに真相を伝えます。私の師父は『真相を知ることが救われる希望』[1]と説かれました」と言いました。すると若者は「あなたの言うことがわかりました」と言いました。

 その後すぐ、若者たちは立ち去り、私にサインを求めませんでした。

 若者たちが立ち去った後、張りつめていた気持ちが一時、静まりませんでした。そこで、布団の上で座禅し、師父の『洪吟二』を声を出して読みました。読んでいるうちに、張りつめていた気持ちはだんだん静かになり、心が落ち着いてきました。『洪吟二』を読み終えると、正念を発し始め、大法弟子を迫害し騒ぎを起こすことに加担した公安局、国保大隊、610弁公室の人員の背後にある中国共産党と卑しい鬼を根絶し、若者たちを正気にさせ、逃げ道を残させました。

 そこは私が行く場所ではない

 今年の1月14日午前、朝早く起きて部屋を掃除し、9時過ぎに終わりにして、朝食の準備をしました。すると隣の家の子犬が激しく吠え、足音が近づいてくるのが聞こえ、続いてノックの音がしたので「誰ですか?」と聞きました。外で返事がありましたが、私は「よく聞こえなくてわかりません」と言いました。もちろん扉は開けませんでした。そして外にいる人に向かって「以前、甥が『一人暮らしなのだから、見ず知らずの人が来た時に扉を開けてはならず、今は悪人があちこち逃げ回っているので注意して』と教えてくれました」と言いました。

 外にいる人は公安局と国保大隊だと自己紹介しました。私が扉を開けると、先頭の国保大隊の人員がまず身分を明らかにし、告訴状を書いた事についてまた尋ねてきました。そして、捜査令状を出して「部屋の中を捜査しなければなりません」と言いました。私は「大法書籍と真相資料を保護してくださるよう師父にお願いします、彼らが引っ掻き回したり勝手に持って行くことを許さないようお願いします」と心の中で正念を発しました。国保大隊の人員たちは捜査しながらビデオを撮り、記録していました。南側の部屋は簡単に見ただけで、壁に貼られていた1枚ものの壁掛けカレンダーと明慧週刊2冊を持って行き、壁の大きな明慧の年画(正月に玄関口に飾るもの)と向かい側の壁の明慧の壁掛けカレンダーは動かしませんでした。デスクの上に大法書籍が1冊置いてあり、1人の人員がつかんで持ち上げるのを見たので、すぐに「それは毎日読んでいるものなので、持って帰ってはいけません。誰かが持って帰ろうとするなら、私はとことん反対します」と言いました。するとその人員はすぐにそっとデスクの上に大法書籍を置いたのが見えました。国保大隊の人員たちは記録用紙にサインさせようとしましたが、私はサインを拒みました。また、一緒に公安局へ行くようにとも言いましたが、私は頑として承知しませんでした。国保大隊の人員たちは、午後3時に公安局へ行くために私を車で迎えに来る、と言いました。

 2時50分、2人の人員が来ました。2人とも610弁公室の人員で、610弁公室の人員と一緒に公安局へ行くように私を説得しました「すぐ家に戻れるから」ということも言いました。そこで私は「私は罪を犯していないのに、どうしてそこに行かなければいけないのですか?」と言いました。すると、2人の610弁公室の人員は「公安局の車ではなく、個人の車ですから、公安局のマークはありません」と言いました。そこで私は「どうしても行きません」と言い「そこは私の行く場所ではありません。1人で朝から部屋を掃除して疲れましたから、休憩します」と言いました。すると610弁公室の人員は外に出て電話をかけました。30分前後の時間の後、610弁公室の人員たちは帰って行きました。

 これは旧勢力が作り出した人心を試すためのものであったとわかり、恐怖心を取り除くための関だとわかりました。なぜなら私にはまだ恐怖心があり、このような状況に遭遇すると、心はやはり不穏になるので、この「恐怖心」をやはり取り除かなければなりませんでした。私は「絶対に旧勢力の按排を認めない」と自分を諭し、確固とした正念を持ち、迫害を否定し、師父が説かれた「大法弟子としての確固たる正念は、絶対にゆるぎようのないものです。それというのも、皆さんの更新された生命が法を正す中で形成されるからです」[2]  「たとえどのような環境にあっても、邪悪の要求や命令、指図には従わないようにしてください」[3]を覚えました。

 国保大隊の人員は海外からの電話を聞いて驚いた

 3日後の午前中、公安局、国保大隊、610弁公室の3人がまたやって来ました。先頭にいた国保大隊の隊長が中に入って、デスクに向かって座り、紙の上に何かを書きました。私は他の2人と話をし「あなたたちは私のことをお姉さんと呼びますが、あなたたちの年齢は私の子供と同じぐらいなので、私は目上の人間を気取ってあなたたちに話します。あなたたちがこのようなことを行えば、将来責任を取らなくてはならず、あなたたちを見て本当に心が痛みます。江沢民が法輪功を迫害するのは完全に不当なことですから、将来必ず償いを受けます。現在すでに多くの司法関係者が自らを守るために、法輪功の迫害に二度と加担しなくなりました」と言いました。

 続いて「このようないくつかの出来事を聞きました」と言いました。

 「ある地区の公安局長が、自分たちが法輪功学習者を迫害できるよう按排するために上級主管部門に「公文書」を出してもらおうとしたところ、上級主管部門は後ろめたそうにして公文書を出しませんでした」

 「ある地区の裁判員は法輪功学習者に不当判決を言い渡したくなく、裁判員の上層部と610弁公室の人員にサインを求めたところ、1人がサインしただけでしたが、裁判官が判決を下すと、全員がサインしました」

 「ある地区の610弁公室の主任は『私は法輪功に対しては仕事はするがその仕事ははかどらない、法輪功は真・善・忍を修煉し、悪事も働かず、いずれ冤罪をそそぐ時が来るでしょう。私は今日、迫害に加担し悪事を働いたので、法輪功が冤罪をそそいだその日、私は責任を逃れられず、自分の犯罪は言うまでもなく、家族みんなにも迷惑をかけるだろう』と言いました」

 「ある市の心掛けがよい指導者は、法輪功迫害に対する上級機関の指示に大きな問題を何度も縮小し、小さな問題を解消させ・・・。指導者たちは実際の行動をもって罪を償い、自分のためにすばらしい未来を選択しました」

 「あなたたちがこれらの形勢を見て、真相を理解し、素晴らしい未来を選択することを希望します」

 すると、人員の1人が「おねえさんはどこでこの情報を見たのですか?」と聞いてきました。そこで私は「真相電話です。私はいつも海外からかかってきた真相電話を受けています!」と言いました。ちょうどここまで話した時、ずっと物を書いていた国保大隊の人員が突然手を止めて顔をあげ、語尾を伸ばしながら顔に驚きを浮かべた様子で「私は今朝、フランスからの電話を受けました」と言いました。そこで私は「それは人を救うためのもので、海外の大法弟子が自費で電話してきた真相電話です」と言いました。

 国保大隊の人が書いていたのは「行政処分決定書」で、書き終わったものを一度読み上げ、大体の意味は「中国最高法院と最高検察庁宛てに江沢民を告訴する手紙を郵送し、および室内に法輪功書籍や物品を発見し、さらに今も法輪功の修煉をし、ゆえに7日間拘留の処罰とする。ただし、満70歳であるため執行を免除する」というものでした。国保大隊の人は読み終わった後、私にサインさせようとしました。しかし、私はサインを拒みました。すると国保大隊の人は一緒に来た人員にサインさせ、1部を私に残し立ちあがって出て行く時、「おねえさん、もう手紙を書いてはいけません。それから、ビラを貼ってはいけません」と言いました。そこで私は「これはみな、人を救うためです。私はあなたたちの平安を願いますので、これからは本当に『三退』をしなければなりません!」と言いました。それから公安局は二度と来ませんでした。

 『610弁公室』のスタッフに真相ラジオを聞かせると610弁公室の主任は『共産党についての九つの論評』を読みたがった

 2009年、明慧ラジオから「真相伝えに使うオーディオファイル」をダウンロードしてみると、とても良いと思い、面と向かって真相を伝えることにとても役に立ちました。それから何年もずっとこのオーディオファイルを聞いており、食事の時間、仕事の時間、掃除の時間を利用して聞き、長く聞いているうちに覚えてしまい、真相を伝える中で大きな役割を果たしました。適当な場合にこのオーディオファイルを流すと真相を伝えるのに役立ち、良い効果を収めました。

 利用したのはカード式ラジオで、どの数字を押せばどんな内容が流れるのか、を私は覚えており、たとえば、法輪大法を世に公開する、天災、悪の報い、司法関係者に宛てた手紙、などを覚えていました。

 ある日の午後、ノックの音がしたので「誰ですか?」と聞きました。「おねえさん、周(仮名)です」。名前を聞いて『610弁公室』のスタッフだとわかりました。前の2回とも公安局の人と一緒に来た人でした。扉を開けてみると、もう1人知らない人がいました。その人は自己紹介し「『610弁公室の主任』の鄭(仮名)です」と言いました。2人はそれぞれ一抱えの果物を持っていました。その2人は突然やってきたので、私は以前の様には緊張していませんでしたが、警戒せずにはいられず、なぜなら何のために来たのかがわからなかったからでした。思想の中では激烈な活動が行われ、どのようにこの2人に応対すればいいのか、ということ以外に、機会を探して真相を伝えなければならない、と考えていました。

 立ち話の中で2人に何の悪意もないことがわかったので、機会を見つけて真相を伝えました。私は「ラジオを聞きましょう」と言いました。ラジオのスイッチを入れ、7番カードを押すと、オーディオファイルでした。2段聞き、一つは「天災が頻繁に起きる」と「『三退』して平安を守る」で、もう一つは「法輪大法は世界に洪く伝わり歓迎を受けている」でした。鄭さんは「おねえさん、もう聞くのをやめましょう」と言いました。そこで私は「あと一つ聞きましょう、これはとても重要ですから」と言いました。そして私が16番を押すと、それは司法関係者向けに伝えた内容でした。鄭さんたちは静かに聞き終えました。そして、すぐに鄭さんたちに「三退」を勧めると、鄭さんたち2人は笑いながら「また後で相談しましょう」と言いました。私は無理強いしませんでした。立ち話の中でまた「偽りの天安門焼身自殺事件」と『共産党についての九つの論評』の内容を伝えると、鄭さんたちはしっかりと聞いていました。

 最後に、法輪功迫害の真相が書かれた横断幕を掛けることや真相シールを貼ること、チラシを配ることに話が及ぶと、周さんは「おねえさん、これからは貼らないでください。私たちに生活のよりどころを残しておいてください。あなたたちが貼ると、人を雇ってはがさなければなりません。資料を配る事はまだいいです。というのも、チラシを配ってチラシをもらった人が持って帰ってしまうからいいのですが、この大垂れ幕がそこにかかっていたら、上の方から人が来て、私たちにもそれを説明しきれません」と言いました。そこで私は「これはみんな人を救うためなのですから、お目こぼしできないのですか? また、これは全部が地元の学習者が貼ったものではなく、外地の学習者が車で資料やDVDを配りに来たものもあるのです。私の親戚も街中でDVDをもらいました」と言いました。すると周さんは「もう目こぼしをしています。上からの書類によれば、ビラ(真相シール)を貼れば、労働教養処分を科さなければならないのです」と言いました。

 明日、市の610弁公室から人が来て私と交流しちょっと話し合いたいらしいので、610弁公室の人たちに協力して、610弁公室の人たちが来る時に仕事に行かないように、と最後に周さんは言いました。周さんたちが再三要求するので、私は承知しました。

 帰る時に、610弁公室の主任が『共産党についての九つの論評』を読みたいというので探しました。しかし手元になかったので、後で人に依頼して610弁公室の主任に届けてもらうことにしました。

 市の610弁公室の人員は功法を実演するよう要求した

 次の日、市の610弁公室の男性と女性が鄭さんと周さんに同行してきて、また果物を提げて私の家にやって来ました。全体の会話はリラックスした雰囲気で、会話の中をずっと貫いて真相を伝えました。

 話の中で、610弁公室の人員たちが功法を実演してほしいということだったので、第5式の功法を実演して見せました。

 610弁公室の男性が第5式の功法を見た後「この功を煉り終われば楽になるだろう。普段やっている足のストレッチよりよさそうだ。この功はとてもよいに違いない」と言いました。そして、610弁公室の女性が「おねえさん、そのうち私も学びますので、教えてください」と言いました。そこで私は「いいですよ」と言いました。すると鄭さんが「私も学びます」と言いました。そこで私は「いいですよ。あなたたちに教えましょう」と言いました。

 立ち話の間に、師父の法が頭の中に打ち込まれて来たので、610弁公室の人員たちに「ある歌の中にこのような二つの言葉がありますので覚えてください。『人海茫々たりて遇ひ難し 偶然の遇いに微笑むも縁によるもの』[4]。今日、あなたたちが私の家に来たのは、私たちの縁が本当に深いからです。あなたたちの平安と、あなたたちに素晴らしい未来があることを心から希望します。実際、これは別に難しくはなく、このような言葉があります。『大法に優しくする一念で、平安と幸せがもたらされる。大法弟子を守れば福報を得る。人の心から生じた一念により、天地はすべてを察知し、良いことをすれば良い報いがある』」と言いました。すると、610弁公室の女性は「おねえさん、実感できました。あなたの心が真実であることを。この居住区域に入った途端、親切さを感じ、昔から知っているような感じがしていたのです」と言いました。そこで私は「それは縁ですよ」と言いました。私は610弁公室の女性が言っていることは本当だと信じました。

 師父は「われわれは自分と他人を済度し、衆生を済度することを言っていますので、法輪が時計回りに回転すると自分を済度し、逆時計回りに回転すると、人を済度します。逆時計回りの時、法輪はエネルギーを放出するので、他人にその恩恵を与えます。そうすれば、あなたのエネルギー場がカバーする範囲内にいる者はみな恵みを受け、気持ちが良いと感じるでしょう。あなたが街を歩く時も、職場や家庭にいる時も同じ役割を果たすことができます」[5]と説かれました。

 610弁公室の人員たちが立ちあがって帰り、3人の男性が庭の真ん中まで歩いて行った時に、610弁公室の女性の手を握り、ささやくように「本当に救われるには党、青共団、少年先鋒隊を脱退しなければなりません。別名を使って脱退させてあげますが、あなたの今の立場には何の影響も及ぼしません」と言いました。すると、610弁公室の女性は「私はもう脱退しています。親戚が脱退させてくれたのです」と言いました。私は喜び、610弁公室の女性を祝福しました。

 いくつかの体験

 二度にわたる610弁公室の人員の訪問は、師父の法を正す進展が急速にここまで推し進められたということであり、邪悪要素はだんだん少なくなり、世人はもう目覚めており、迫害に加担した人も理解して来ているため、いざというときのために逃げ道を残していますが、これは天象変化です。

 訪問を何度も受けて騒ぎを起こされたのは、正と邪の戦いが何度も行われたということでした。その過程の中で、自分が修煉して取り除かなければならない心がまだありました。精神が緊張し、恐怖心が出て来たのですが、この方面において私はまだ基準に達していないので、まさにこの機会を利用して恐怖心を修煉して取り除き、負の要因をなくし、着々と圓満成就に達します。

 騒ぎを起こす人員の来訪にゆったりと応対できたことについて、肝心なことは普段から学法を重視していたことでした。学法については、一刻も無駄にせず、寸刻もおろそかにせず行いました。『轉法輪』は毎日必ず学び、各地での説法もおろそかにしませんでした。さらに法を暗唱し、『洪吟』 『洪吟二』 『洪吟三』を暗記し、すべて1、2週間集中して1篇を暗記しました。

 師父が『二〇一五年米国西部法会での説法』を発表なさった後、1週間の時間をかけて「説法の部分」を暗記し、その後は毎日2回暗唱し、それを45日間続け、その後は毎日1回暗唱し、それをまた2カ月以上続けました。

 『洪吟四』が発表された後、すぐにダウンロードし、2回学びました。そして、『洪吟四』を暗記しようと決め、現在すでに50の詩を暗記しました。

 法を暗唱した収穫は大きく、体の変化も大きく、法を暗唱した時のあの感激と心の震え、あの喜ばしい実感は言葉では表現できず、その瞬間は本当に法に溶け込んでいました。法を暗唱することはすばらしく、これからもやはり法を暗唱し続けます。

 この最後の時に、必ず師父が説かれた通りに行い、法を多く学び、法をよく学び、自分をしっかり修め、多くの人を救い、史前の大願を果たし、師父について家に戻ります。

 慈悲で偉大なる師父、ありがとうございます!

 同修の皆さん、ありがとうございます!

 合掌。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟三』「あなたのために歌う」
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「大法は堅固にして破壊不可能である」
 [3] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「大法弟子の正念は威力あるものである」
 [4] 李洪志師父の詩:『洪吟三』「縁を話す」
 [5] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 (明慧ネット第13回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/3/336964.html)
 
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