大法を修めなければ、地獄の鬼になっていた
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本賢2016年11月23日】私は2000年から法輪大法を修煉し始めた者で、呉金安と言います。今年46歳です。修煉前、私はまともな職業に就かず、あれこれともめ事を起こし、酒飲みで賭けごとにも手を出しました。慈悲で偉大な大法の師父は、このチンピラのような私を、何事も他人のことを優先に考え、自力で生活し、母親に孝行し、兄に優しくし、真・善・忍で自分を律することの出来る大法弟子に正してくださいました。

 私の家庭はとても複雑で、母親の前夫は兵隊で中国共産党が政権を取る直前に、台湾に行ってしまいました。母は一番上の兄を連れて、今の父親に嫁ぎ私達兄弟5人を生みました。兄も弟も皆賭博に手を染め、そのため、家は非常に貧しくて洗い流したように何もありません。1980年代、一番上の兄の父親は親族を探しに里帰りし、一番上の兄にまとまったお金をくれました。兄は母に「面倒を見てほしいならば、この家から出なければならない」と言いました。母親は言われる通りに兄の家に行きましたが、しばらくしたら、母は兄に追い出され、外で数年もの間、流浪生活を送り多くの苦をなめました。

 法輪大法を修煉してから、私は母を探して連れ帰り、現在、80歳を過ぎた母にずっと孝養を尽くしています。もう1人の兄も愚か者で大酒を飲み、賭け事しか出来ない兄も養っています。

 昨年、牛を放牧した時、私の不注意で牛が村人の畑に侵入しました。牛は追い払われ刀で切られ、傷付き血が止まらず、困った私は何も言わずに牛を獣医病院に送り、60元の治療費を黙って払いました。

 派出所の警官は我が家に来て、家の貧乏な様子を見て「お前はね、法輪功煉功さえしなければ、何か困ったことがあれば、俺らが助けてやれるのに」と言いますので、私は「大法を修煉していなければ、とっくに地獄の鬼になっていますよ。村人に聞いて見てください。今までの私は誰も逆らえないほどの悪でしたが、今はなんでも他人を優先に考える良い人になりました。私たち修煉者は困ることはありませんので、助けはいりません。私達が必要なのは穏やかな修煉環境だけです」と答えました。

 2003年、私は東川共産党学校が開いた洗脳班に連行されました。そこで、7、8人の人が私を囲み、中の1人の女性が「法輪功の煉功をやめなさい。悪事をやめて正道に立ち返りなさい」と言いました。私は「正道とはなんでしょうか? 悪事とはなんでしょうか? 私はかつてあれこれともめ事を起こし、酒を飲み、賭け事をする人でした。法輪大法を修煉してから、真・善・忍に基づいて、良い人になろうとしています。これこそ悪事をやめて正道に立ち返ったのではないでしょうか。法輪功の煉功をやめさせることこそ、正道をやめて悪事に立ち返ることになるのではありませんか」と言いますと、彼らは反論できずに口を噤(つぐ)みました。

 「610弁公室」の主任の楊紅軍は私を部屋に呼んで来て「法輪功は××だ。しかも中国共産党に反対している……」と言いました。私は「師父は大法を広く伝えられ、人を救い済度され、私たちに真・善・忍に基づいて良い人になるようにと教えられています。世界のどこの国も法輪功の煉功を禁じていません。あなたは法輪功が××だと言いますが、真・善・忍のどの字が邪ですか? 中国共産党が偽・悪・闘をやっていることこそ邪ではありませんか?」と反論しました。楊紅軍は周章狼狽(しゅうしょうろうばい・あわてうろたえること)して、私の胸ぐらをつかみ一発殴りましたが、殴り返さずそのまま出て行きました。

 2013年8月、私達同修3人は真相シールを貼ったために、蒙姑派出所の警官に不当に連行され、その日の夜、尋問されました。「なぜ、お前らの地域で貼らないのか」と言われ、私は「ここでも救わなければならない良い人々がいます。そして、あなたも救い済度されるべきです」と答えると、彼は一発私の目を殴り、目から出血しました。翌日、私は巧家国保大隊に送られました。私を尋問した人に真相を話すと、彼は「あなた達の師父が説かれたものはとても道理に適っています。私も『轉法輪』を読みましたが、今、共産党が政権を取っているので、我々も仕方なく上の命令通りにしなければならない」と言いました。その日の夜、私達は巧家留置場に送られ、1カ月間拘禁されました。

 留置場では、私は接したすべての警官に真相を話し、彼らに悪人を助けて悪事を働かないように、法輪功の人に優しくするように話しました。彼らは皆頷きました。留置場の受刑者たちにも真相を話し、同じ部屋の十数人は、皆心から「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と叫ぶようになり、法輪功の修煉者は皆良い人たちだと言いました。

 私が家に帰ってから、拖布卡派出所の警官はペンと紙を持って家にやって来て、反省文を書かせようとしました。私は「言うから、書いてもらえますか」と言い、続けて「私は小さい時からまともな職業につかず、ケンカばかりしていました。今は法輪大法を修煉して、真・善・忍に基づいて良い人になろうとして、自力で生活をし、農業を営み、母親に親孝行し、ぐうたらな兄貴にも優しくしています。江沢民と中国共産党がお互いに利用して、私を迫害し留置場に拘禁し……」と言いました。彼らは1文字も書かずに手を振って「もうこれ以上言うな。書かなくていい、書かなくていい」と言って帰りました。

 師父の洪大な慈悲がなければ、現在、私はここにいないことをよく知っています。私はまだまだ深く修めておらず、師父のご要求にもまだ距離があります。しかし、私はきっとこれからも、多くの法をしっかりと学び、自分を修めて多くの人を救い、合格した大法弟子になれるように、全力を尽くして頑張りたいと思います!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/16/337130.html)
 
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