真相を伝える中での見聞
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文╱中国の大法弟子 潔蓮

 【明慧日本2016年12月27日】私は1998年に大法修煉を始めた66歳の女性弟子です。真相を伝える事はすでに私の生活の一部になりました。以下に私の真相伝えの中での見聞を皆さんにお話したいと思います。

 ある日、あるホテルの入口を通りかかりました。前の駐車場にたくさんの乗用車が停まっており、私は歩きながら、車の取手に真相資料を差し込みました。数冊を入れると、突然1台のバイクが私の前に止まりました。バイクに乗っていた40代の男の人は、目を大きくして私に「車にある本はあなたが置いたのですか」と聞きました。私が黙っているのを見て、彼は善意に、「心配しないでください。私はよくあなた達の資料を読んでいます。これらの資料を作るのに結構お金がかかるでしょう。私はちょっと寄付したいのですが、誰が配布しているか分からないし、誰に寄付したらいいかも分からないから」と言いながら、ポケットからお金を出そうとしました。私は急いで「それは結構です。あなたが読んでくれるのがなによりです」と言いました。

 私は彼に三退のこと、法輪功の病気治療と健康維持の素晴らしい効果、そして法輪功の修煉者はみな真・善・忍に基づいて良い人になるように努力しているなど、たくさんのことを話しました。彼はとても真剣に聞き、最後に「煉功を教えてもらえますか。『轉法輪』を1冊いただけますか」と言いました。私達は翌日同じ場所で待ち合わせを約束して、彼に『轉法輪』を持って来ることにしました。翌日、私は約束通りその場所に来ました。彼のバイクにはたくさんの廃品があるのを見ました。彼は仕事の帰りに屑拾いをしてきたそうです。この時、私は胸がジーンとしてきて、このような大変な生活状況の中でも大法に寄付したい気持ちはなんと素晴らしく、なんと素晴らしい生命だろうと思いました。

 ある日、70代の水あめを売っているお爺さんが売り声をかけながらやってきました。私は近づいて彼に真相卓上カレンダーを渡し、大法の真相を話しました。私がその場を離れようとした時、彼は「ちょっと待ってください」と言って、水あめを載せた台車を置いて、私の近くに来て小さい声で丁重に「あなたの本を見せてもらえますか」と言いました。「私は『轉法輪』を持っていましたが、読み終わらないうちに、友達に持って行かれ、どうしても返してもらえないのです」と言いました。私達は待ち合わせ時間を決め、彼に本を贈る約束をしました。しばらくして、彼と再び出会い、「もし、本を読み終わっていれば、返してほしい」と言いました。私の話が終わるのを待たずに、彼は「読んでいます。読んでいます。毎晩隣のお爺さんも我が家に来て、年寄り2人が一緒に本を読んでいますよ」。そして、「ある日、私達が読んでいる時、隣のお爺さんは突然怒って、『共産党は酷過ぎる、この本はなんとよいことが書いてあることか。共産党はあれほど法輪功を迫害して、実に怒り心頭だ』と言った」と話してくれました。水あめを売るお爺さんは一気にたくさんのことを話してくれました。とにかく、この本はとても素晴らしい、私達はとても大切にしているとのことでした。

 昨年のお正月前、ちょうど真相卓上カレンダーを配布する時期になりました。卓上カレンダーは季節性が高く、急いで配布しなければならないため、その日、夜明けに、私は出かけました。霧が濃く、しばらく歩くと、頭に白い霜がいっぱいつきました。この時、1人の人は真相カレンダーを受け取って、「あなたはずいぶん前から出かけたでしょう。頭の白い霜を見れば分かります」と言いました。交差点で信号を待っていた40代の男性に資料を渡すと、彼は真相資料をしばらく見て、そして、頭を上げて私を眺め、とても力強く響き渡る声で「大法弟子は素晴らしい」と言いました。

 またある日、山芋を売っている夫婦に真相を話しました。彼らはとっくに三退をしたそうです。しばらくしたら、数人の人が集まって来て、山芋を見て買おうとしました。ただ、元値は1袋15元ですが、13元に下げてほしい、そうすれば全部買うと言いました。その中の1人は私に「あなたも買いますか。安いから」と言いました。私は「買います」と言ったら、その人達はさらに1袋12元に下げてほしいと言い始め、理由は買い手がもう1人増えたからと言うのです。山芋を売っている夫婦はとても不満そうな表情でしたが、仕方なく、その安い値段で売りました。安い値段で山芋を買った客が去ってから、私は「元値で払います。あなたも大変ですから」言って、代金を渡しました。山芋を売る夫婦はすぐ笑顔になって、「ほら、さすがに雷峰を学ぶ人は違いますね」と言うので、私は「いいえ、私は雷峰を学んでいるのではなく、法輪功を習っています。私の師父は良い人になるように教えておられます」と言いました。私が話し終わるのを待たずに、周囲の何人かの人が集まってきて、「うちの村の人が法輪功を習ってから兄弟の妻と仲良くした」とか、「隣のお婆さんは法輪功を修煉してから、とても元気になった」とか、とにかく法輪功を褒めまくりました。

 ある時、私は豆腐を売っている人に真相を話しました。彼は豆腐の重さを計って、「2.3元です。でも2元でいいですよ」言いまいた。私は「2.3元を払います。あなたも大変ですから」と言って、代金を払いました。後ろから「さすが違いますね」との彼の声が聞こえました。

 またある日、私はクロス・ステッチの専門店で30代の男の人に真相を話しました。その人はなんと机から離れて、店の真ん中にまっすぐに立ち、そして私に深いお辞儀をして、そして「有難うございました。有難うございました」とお礼を言いました。

 結婚披露宴の席では人の声が騒がしくて、何を話してもはっきり聞こえないため、私は黙って真相DVDを20代の若者に渡しました。彼は真相DVDを受け取ると大声で「法輪大法は素晴らしい」と言いました。またある化学肥料を販売している人は真相小冊子を受け取ると、「毎日あなた達の資料を読めば、テレビはもう見られない」と言いました。野菜を売っている人は『轉法輪』を読んで、本を返してくれた時、「野菜を売っているから、忙しくて、修煉する時間はないですが、でも、何故か本を返したくないですね」と言いました。真相を話す中で、私は多くの世間の人が救われた時の感動的な場面をこの身で体験しました。

 迫害されてから、真相を伝えることを恐れていた時期から、衆生が次第に目覚め、次第に真相を分かるようになりました。私は「佛光があまねく照らせば、礼儀が圓明となる」[1]の内包をより深く体得するようになりました。これを励みにして、これから修煉の道でもっと精進して行きたいと思いました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/22/338484.html)
 
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