同修の交流文章を聞き、根本的執着を見つけた
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文/中国の大法弟子 宇清

 【明慧日本2017年1月15日】数日前、長年テレビを見なかった私は、ちらっと「お見合い」という人気番組を見ました。多くの男女が舞台の上で気に入る相手を選んでいました。私はすぐに見入ってしまい、2時間半をかけて2話と半分を一気に見てしまい、そうすべきではないと知りつつも、テレビの前をどうしても離れませんでした。最後に目が疲れてきて吐き気がしてきてから、やっとテレビを消しました。しかし、心はずっとこの番組の雰囲気に浸っており、長い間平静さを取り戻せませんでした。

 翌日、私は一日中落ち着かず、心を静めて学法することが出来ませんでした。私は早速に内に向けて探し、情を見つけて、さらに深く掘り下げていくと、暖かくて心地よい人間社会の生活への追求心を見つけました。夜、夢の中で、私は一群れの変異した男女に囲まれ、命まで危険にさらされやっと抜け出たところ、ある山の洞窟に入り、そこで今度は、鎧で武装した悪魔に首を掴まれました。息ができなくなった私は自分の体を縮小させ、師父の名を呼びながら逃げ出し、ある緑の山の山頂に浮き上がっていきました。目が覚めた後、私は悪魔を招いてしまうほど自分が妨害されていたことを知りました。

 翌日、私は第12回明慧ネット法会の交流文章の録音を聞き、その中にこのような内容がありました。ある同修は各方面において良く修めていますが、身体における迫害をずっと受けていて、とても困惑していました。彼女は「真に修めているのに、なぜ身体の迫害に常に遭い、どこに問題がありますか?」と師父に尋ねました。慈悲なる師父は彼女に以前のことを思い出させました。彼女は人間社会での快適な暮らしや、大法を利用してすばらしい人間生活を送ろうとする自分の根本的な執着を見つけました。それに気づいた瞬間、彼女はすべての体の痛みから解放されました。

 これを耳にした時、私はすぐに分かりました。私自身もそうではありませんか? 迫害を受けてきたこの数年間、私はいつも憂鬱で「どうして心から喜びを感じないのか?」と同修に問い、夫を恨んで彼のあれこれが気に入らず、息子の出世を願っていました実は、私は彼らから良くしてもらいたくて、人間としての要求を満たしたくて、人間社会での心地よい生活に憧れていました。また、失うことを恐れ、苦しみに耐えることを恐れ、恥をかくことを恐れ、他人に見せてきた良いイメージを損なうことを恐れていました。名、利、情や嫉妬心、顕示心、虚栄心、恐れる心はすべてが表面的な現れで、木の枝のように切っても切っても伸びてきます。人間社会の素晴らしい生活への追求という根っこにある問題を解決し、この執着心を取り除くことが肝心です!

 師父はこうおっしゃっています。「それでは、根本的な執着とは何でしょうか? 人間は世間にあって多くの観念を形成し、観念に振りまわされ、あこがれのものを追求しています。ところが、人間はこの世に来て、因縁で人生の道と人生の得失が決められているので、どうして人間の観念で人生の一歩一歩を決められるのでしょうか? ですから、それらのいわゆるあこがれと願望も、永遠に叶えられることのない、苦痛を伴う執着の追求となっています」[1]

 数年来、尽きることのない、みなぎる力があると同修からよく聞きますが、自分はいつも疲れていて、身体やさまざまな方面の大小問わない妨害が絶えませんでした。振りかえて見ると、すべての関は素晴らしい人間生活を追求する心と関連していました。私はいつもいつも喜びを追求してました。なぜなら、微粒子空間にいる私は、ずっと人間社会の良い生活や強い自分を望んでいたことが分かりました。これらの観念をもってどうして成仏できるでしょうか! 私は大法を利用して自分を実証し、人間社会の素晴らしい生活を目的として追求し、大法を学べば人間としての福報を得ることが当然で、しかも自分が誰よりも優れていると思っていました。これらの汚い人心によって旧勢力に隙を与えてしまいました。

 同修の交流に感謝し、正法修煉の最後の最後において、根本的な執着を見つけるチャンスを下さった師尊に感謝致します! 私は一気に多くのことが分かったような気がして、困難や苦難にもそれほど恐れなくなりました。

 今日、長い間会っていなかった同修が訪ねてきて、私と長い交流をしました。私は、師父が彼女の口を借りて、いまだに存在する多くの問題を指摘して下さったと思いました。たとえば、怠惰、懐疑、トラブルを避けたがる心、党文化、マイナス思考などなど、これらも正されるべき部分です。私は自分を正し、自分の一切を法に同化させ、すべての世界の衆生に大法の仏光を、この素晴らしい仏光を浴びていただけるようにと願います!

 妥当でない部分があれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。合掌

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『精進要旨二』「圓満成就に向かって」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/11/332789.html)
 
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