師父は四文字を与えてくださった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年1月23日】私は2005年に法輪大法の修煉を始めました。自分の歩んだ道を振り返って見ると、当時の困難や辛さは変わりました。歴史の1ページが過ぎた時、振り返って見ると、一歩一歩の成長は終始師父の無数の心血と無量な慈悲のたまものでした。

 2005年に修煉を始めましたが、私はしっかり修めず家人について法を勉強しても、途中で居眠りをして何を勉強したか分からず、煉功も少なかったのです。しばらくして、一家は中国共産党に迫害されました。夫は拘束されている間に迫害されて亡くなりました。その後も、共産党は私達への妨害を止めず、私を捜しました。仕方なく、私は流浪しました。

 当時は天が崩れたように感じ、「どうしたら良いのか、耐えられるのか、修められるのか」と自問し、はじめて法が心の中に根を下ろしたと分かりました。「法を勉強したい、真に勉強したい。世間の全てはみな重要ではなく、学法さえできればよい」という強い願望が現れました。

 難の中で、落ち着いて法の勉強はなかなかできず、私は法の暗唱を始めました。毎日、真面目に暗唱し、一つ一つの文字を命の本源に打ち込み、1日8ページを暗唱し、これは慈悲なる師父のご加持だと分かりました。暗唱している間、法が非常に大きくなり、自分が非常に小さくなり、生命が謙虚になり始め、師父の無比な偉大さを敬慕するようになり、同時に法の荘厳さが見えるようになり、自分の生命はこんな光栄で幸せで、そして小さいと感嘆しました。毎日、法理が一層一層と絶えず現れ、心の底から今生に遺憾はないと感嘆しました。それは本当に「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」[1]でした。

 座禅して正念を発すると、すぐ強いエネルギーに包まれ、身体は山のように定まりました。この全ては法から来たものです。静功を煉っている時、卵の殻のなかに坐っているように感じ、目の前に無数の星が回転し、体内が宇宙のように回転しているようで、佛法修煉は玄妙だと深く体験しました。これは師父のご加持だと思いました。その後、師父は私のある一世の修めがとても辛く、困難と危険を経て仏陀に会いに行った苦行僧であることを見せてくださいました。

 3カ月後、私は『轉法輪』を一回暗唱でき、すべての経文も拝読しました。頭のてっぺんが炊飯器の蓋のように完全に開けられ、宇宙と相通じ、目の前の世界は偽りで、地球がピンポン玉のように見えました。ある日の夜、周りが特に静かで、自分の生命はすでに昇華したと感じました。

 師父は上空にいらっしゃり、神々がみな周囲に集まって静かに私を見ているのをはっきり感じました。意念の中で、自分の生命はすでに神になり、師父が戴冠してくださると分かりました。私は師父の慈悲なる苦心の済度に非常に感激しました。師父は今生のこの3カ月に神に成就させてくださいました。私は師父に「これは今までにない威厳と偉大な場面です。弟子は人間に残ってはいけないと分かりましたが、今残って何かやることがあるでしょうか? 私は命令に従います」と伺うと、脳の中に「衆生済度」の四文字が現れ、雷のように耳にとどろきました。同時に、師父は私が世に下る前に契約をする時の悲壮な一幕を見せてくださいました。私は泣き出しました。これは人間の感情で流した涙ではなく、人間の言葉で表わせない「悲壮」でした。

 世間で迷い、プレッシャーを感じる中で、「衆生済度」の四文字を思い出すとき、私の迷いは払拭され、師父は前方の道を正しく歩むように導いてくださいました。

 以上は個人の次元での悟りです。正しくないところがあれば、慈悲なる指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「法の中に溶け込む」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/18/340760.html)
 
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