人々に真相を伝えることは、幸せなこと    
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年1月31日】この近年、自分の修煉は進歩が大きく、特に昨年の1年間は、飛躍的に成長したと実感しました。

 一、法を学ぶことは、心を修めること

 私の変化は内に向けて探すことから始まりました。法を学び『明慧週刊』の同修の交流文章を読むことによって「出遇ったすべての事やすべての人に対し自分の感情が少しでも動いたならば、それは自分の何かの人心と繋がっている」と理解するようになりました。特に他人の欠点を見た場合、直ちに自分と照らし合わせて見るようにし、たとえ自分には同じ問題があると思わなくても、自分にも必ず問題があると強制的に思うようにしました。なぜなら、もし、自分の空間場が純正であれば、これらの問題点は自分の前に現れることはないはずです。現れたならば、自分にもこのような欠点があり、それと繋がっている執着心がきっとあると考えているからです。

 最初のころ、自分に照らし合わせて見るのが難しかったのですが、次第にそれは習慣となり、その後、他人の欠点を見るとすぐに自分の人心を探し、自分の観念を変えて正念を発し、その執着心を解体するようにしました。こうすることにより、心身共に軽くなりました。

 内に向けて探すことによって、法を学ぶ時心がますます引かれるようになりました。以前、法を学ぶ時、一日に、二、三講を学びますがあまり新しいものを感じず、心の中では「『轉法輪』を何度も繰り返して熟読しているのに、さらなる内包はなぜ見えないのだろうか」と思いました。実はこのような習い方は時間の無駄に過ぎず、習っているように見えても心に留まっていないのです。

 私はとても焦って内に向けて探しました。そこで、自分には焦る心と深い法理を求めたい心があることに気づきました。これらの心を取り除き法を学ぶと、気持ちが落ち着き妨害もなくなり、大法の法理が次から次へと現れてきました。毎回読む度ごとにまったく新しく感じるようになり、時には、同じ言葉でも読む度に新しい理解が生まれ、法を理解したその感覚が素晴らしく法にこのままずっと浸り、溶け込みたい気持ちでいっぱいになりました。

 二、随時、発正念をする

 随時、発正念をすることは『明慧週刊』に掲載された文章を読んでから、やりはじめました。実際やってみるとこの方法は、実に有効だと思いました。今、法を学ぶ時間、煉功する時間、寝る時間以外に、常に発正念をしています。ご飯を作る時でも、資料を配る時でも、真相を話す前にも、真相を話している途中にも常に発正念をしています。そして、時々刻々正念を発するように心がけています。

 正念を発することは、実に素晴らしいことです。正念をよく発すると、何をしてもとても順調になります。真相を伝える時どんどん言葉が出てきます。絶えず発正念をすれば、自分の空間場がますます大きく、ますます透き通るように感じ、身体も心もますます軽快になるように感じました。

 随時発正念をしているため、私はあまり危険な事に遭遇しません。一度、同修の家に行ってしばらくいるとなんだか落ち着かず、そこから離れたい気持ちが強くなり、そこを出た途端に警官が同修の家に押し入ってきました。

 またある日、同修6人が一緒に農村に真相を伝えに行くため、目的地を決め自転車に乗って出発しました。私は途中、縁のある人を1人も逃さないように資料を配りました。他の同修たちは資料を持って途中で配っておらず、私よりずっと先に行ってしまいました。私は同修に追い付くと「他の場所に真相を伝えに行くから、先に行って配ってほしい」と伝え、他の方角に向かいました。そして、自転車に乗りながら正念を発し、資料を配り、縁のある人に出逢えば降りて真相を話し、三退を勧めました。

 その後、他の同修たち5人は警官に捕まり、連行されました。当時、数台のパトカーが一気に同修たちを取り囲み、その中の1人の警官が「もう1人の女はどうした? 随分前からあいつの話を聞いている、一緒に捕まえるぞ」と言ったそうです。その後、2台のパトカーが戻って来て私を探し回ったそうですが、私は何も知らず、発正念をしながら資料を配り、他で真相を伝えていました。

 三、中国共産党の邪霊を一掃する

 数年前のことですが、中国共産党の邪霊を一掃する意味を理解した後、私は発正念を強め、それらの邪悪を一掃するようにしました。夫は大学で哲学を教えています。家には中国共産党の本がたくさん置いてあるため、私が発正念をすると、これらのものが本の中でジイジイ、ジイジイとわめきまくっていました。私は同修と一緒にこれらの本の表紙を全部破って燃やし、その本を解体して紙くずとして売りました。

 夫が地方から帰って来ると本がないのを見て驚き、燃やされたと聞き大声で泣き叫びました。そして泣きながら外に行って「これからどうすればいいのだ、私の本と教案がすべて燃やされてしまった」と泣きながら訴えました。の教案は燃やしておらず、家に帰らせ説明しようとすると、気が狂ったように私を殴ろうとしました。しかし、にはその勇気はありませんでした。なぜなら、以前、夫が殴ろうとした時、手を挙げると必ず仰向けに後ろに倒されてしまうため、怖くて殴る勇気をなくしていました。

 今回、は気が狂ったようにますます凶暴になり、私はのベルトを掴んで持ち上げると、は羽のように軽くて高く持ち上げられ、このまま投げては行けない、投げればきっと怪我をすると思いを静かにそっと下ろしました。は一瞬怖くなって暴言を吐くのを止めましたが、落ち着いてくるとまた怒鳴り始めました。私は家のドアを開けて「皆さん、我が家に見に来てください。大学の教授がこんなにも人を罵り、怒鳴っています」と大声で言いました。この手は最も効き目があり、は直ちに静かになりました。

 四、風雨に妨げられず、真相を伝える

 真相を伝えることは、実は非常に簡単なことです。心が純正であれば、そして、人を救い済度しようとする強い心があれば十分です。

 私の毎日のスケジュールは決まっています。朝6時、煉功が終わって発正念をしてから、真相を伝えに出かけます。朝ご飯は、いつもおかゆと揚げパンで済ませます。そして、お昼ごろまで真相を伝えます。午後は、家で法を学び、夜6時ごろ再び真相を伝えに出かけ、夜10時ごろに帰宅します。

 今、真相を知っている人がますます多くなりました。ある日の朝、1人の警官に真相を話しました。彼は河原で体操をしており、警官の制服を平行棒に掛けていました。法輪功と聞くと警官は「もう私に言わなくていい、真相はすでに知っている」と言いました。

 また、もう1人の警官に真相を話した時、幹部のような格好をしていた彼は周りに人がいないのを確認してから、渡された真相資料を受け取り「中国共産党から脱党することを手伝ってくれて、ありがとう」と言って、両手の親指を立て「いいね、素晴らしい」と言ってくれました。

 私が資料を配る時、毎回持ち出した資料は全部配るようにしています。一度実家に帰る時、50キロの道のりをスクーターに乗り、途中で真相資料を配りながら帰りました。ある村の前にやって来た時、十数人の人がそこでしゃべっており、私は一人ひとりに真相資料を配りました。その場を離れようとした時、後ろで1人の人が「ああ、あの法輪功は……」と悪口を言いはじめました。それを聴いた私は、戻って来て彼らに「法輪功は正法修煉で、法輪功を修煉する人はみな良い人ばかりです。その数が多すぎて中国共産党は怖くなり、法輪功に無実の罪を着せて陥れたのです」と話しました。この時、私には恐れる心がまったくなく、逆に悪口を言った人がびっくりして顔色を変えて黙ってしまいました。他の人たちは皆「法輪功が素晴らしいことを知っている。彼は頑固者だから張り合わない方がいい」と言うと、反感をもつ人も顔を赤くして「もう二度と法輪功の悪口を言わないよ」と謝りました。

 またある日、駅に行くと一気に十数人の人が集まって来て「資料をください。早く法輪功について教えてください」と言われました。人が多いので1人に1冊ずつ真相資料の冊子を渡して帰ろうとすると、心の中で「ええ、もう帰るの? 真相を話してほしいと言われたのに、なぜ話さないで帰ってしまうの?」との思いが浮かび、気をとり直してすぐに戻って行き、彼らに真相を話そうとしましたが、そこにはもう誰もいませんでした。

 真相を伝えることは幸せなことです。その中の喜びと言ったら尽きることはありません。暑い日にも寒い日にも、雨の日も雪の日もそれとは関係なく、私は必ず真相を伝えに出かけました。田舎に出かけて行き、お腹が空けば蒸しパンを一口かじれば本当に美味しく感じるし、家に帰って来るとインスタントラーメンを作り、これもご馳走になります。このような慎ましい生活ですが、毎日人を救うことが出来てなんて幸せなんでしょう! 私の心はいつも喜びに満ち溢れいます!

 私の心の中には大法があり、日々休むことなく、毎日毎日これだけ多くの人たちを救うことが出来て、これ以上の幸せなことがあるでしょうか!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/17/340947.html)
 
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