「病魔」は法を実証する道を妨げることは出来ない
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文/黒竜江省の大法弟子

 【明慧日本2017年2月10日】私は1952年に生まれました。1990年、脳に腫瘍が見つかったため、大手術を受けました。小脳の3分の1が削られてしまい、当時、医者から「長くても3カ月しか生きられない」と告げられました。しかし、私の生命力が強く、死ななかったばかりでなく、幸運にも1996年に法輪大法に出会いました。ある日、公園で法輪大法を学んでいる近所の人がいて、彼は「あなたも法輪功を学んだほうが良いですよ。法輪功は病気の治療に不思議な力があるそうですよ! この『轉法輪』(巻二)をあなたに貸すから、とりあえず、家に帰ったら読んでみて下さい。もし、この本の言っていることがわかるなら、あなたは法輪功を学ぶべきだと思います」と話して本を渡してくれました。

 帰宅して本を少し読んでみると、なかなか良い本だと感じました。それで私は再び近所の人に会って、「本の内容が理解できる」と話しました。彼は「それでは私たちと一緒に修煉しましょう。あなたは功法を学ぶだけではなく、法も学ばなければいけません。『轉法輪』には病気の根本的な原因がはっきりと書いてあるので、法を学べばいろいろわかるようになりますよ」と話してくれました。その後、彼と交流もしました。そこで、私は5年間飲んでいた薬を法輪功を学び始めた日からやめました。今日まで、脳腫瘍の治療薬を一度も飲んだことはありません。普通の人なら、小脳萎縮だけでも大変に生きづらいのですが、法輪大法の恵みを受けたため、脳腫瘍にかかった私は、しっかりと生きてこられました。

 1999年、子宮がんが発見されました。手術をしたとき医者は「あなたの腫瘍は不思議ですね。たくさんの腫瘍が石灰化しました」と言いました。私は「私は法輪功を学んでいるからですよ。そうでなければ脳腫瘍や子宮がんで私はとっくに死んでいました。法輪功は私を救いました」と話しました。

 退院して、「師父は命を助けてくださいました。大法が迫害されている現在、自分の身に起きた奇跡を人々に話し、法輪功の真相をわかってもらいたい」と考えました。私は体が左側に40度ぐらい歪んでおり、左目は失明状態で、右目もよく見えませんでしたが、外に出て、人々に法輪大法の真実を話し始めました。ある日、ある人に法輪大法の真相を伝えているとき、「あなたは私に6回も話したよ」と言われました。というのは、私は目がよく見えないため同じ人に何度も話していたのです。それで私はよく見えない右目に「あなたは千里眼だよ。私は衆生を救いたいので、協力してくれるね」と話しかけました。最初、体が歪んでいるため、相手の顔が見えず、胸までしか見えませんでしたが、顔を一生懸命上げ、自分が受けた法輪大法の恩恵を話しました。私はいつも、「私は二つも癌を患ったのです。頭を見てください、こんなに凹んでいるでしょう。小脳は3分の1削られました。しかし、法輪功を学んで私は生きていますよ! 法輪功への誹謗中傷のことを信じないでください。『法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい』を絶対に覚えておいたほうがいいですよ」と話し、「三退」も勧めました。そして、ほとんどの人が「三退」しました。

 2010年のある日、私は突然、半身不随の症状が現れ、歩けず、しゃがむこともできず、煉功するとき左手が上げられませんでした。しかし、私は右手で左手を上げて毎日、煉功を続けました。そして徐々に回復して、歩けるようになりました。それから、毎日午後には外出し、人々に法輪大法の真相を伝え続けました。

 ある重い病業の同修のことを聞いて、私はその同修の家に行き、一緒に学法して交流し、同修に正念を加持しました。同修の家に行くのに、普通の人なら30分しかかからないのですが、私は1時間以上かかりました。同修は悪いと思って、「来なくても良い」と言いましたが、私は続けました。ある雪の日、同修は私が来られないと思っていたようですが、私は行きました。同修の家に現れた私を見て、同修はびっくりし、「こんな大雪の日にも来ましたか! 路面がかなり滑るでしょう。あなたの顔に泥や雪がいっぱいついていますよ。転んだでしょう」と心配そうに話すと、「大丈夫ですよ。師父が私の命を救ってくださったので、私が同修のために少しでも助けることができるなら、嬉しいです。私たちは一体になっているので、病魔に負けてはなりません。師父と法を信じて、内に向かって探して、もっと法を学び、煉功すれば難関をきっと乗り越えられますよ。それから外へ出て、人々に法輪大法の真相を伝えに行きましょう」と話しました。

 2011年10月の雨の日、私は当局の虚言を信じた人々に法輪大法の真相を伝えるため出かけたとき、銀行の前で、3回も転びました。全身が泥まみれになって家に帰りましたが、胸、背中、足があざだらけになっていました。しかし、私は法の勉強も煉功も行いました。足を組むと足がとても痛みましたが、歯を食いしばって座禅を続け、1カ月後に治りました。私の片方の身体はあまりうまく動かせませんが、雨の日や風の日でも、転んだら起き上がり、毎日、面と向かって法輪大法の真相を話し、法輪大法の資料を配り続けました。時には当局の宣伝を信じた人に罵られたりしましたが、「師父は私たち大法弟子に衆生を救うようにと言われた。私は師父の言われたとおりに従う」と考え、「世上の苦に堪え得れば 世を出ずれば是れ佛陀」[1]という師父の詩を思い出し、心を動じませんでした。たまに闘争心が起きて、人と論争することもありましたが、その日の帰宅後に、すぐに内に向かって探し、師父に「師父、常人と同じようなことをしてしまいました。忍が足りず、間違ったことをしました」と師父に謝り、後悔しました。

 数年来、私は毎日朝2時20分に起きて、煉功し、座禅したまま2時間ほど法を学んでいます。私は、弟子として師父に敬意を表すため、いつも座禅して法を学びます。毎日午前中に法を学び、午後に真相を伝えるために出かけます。現在、私は歩くときも安定した歩き方で、体も大分まっすぐに伸び、目もよく見えるようになっています。法輪大法の真相を伝えることを1日もサボらず、人に会うたびに話します。衆生を救うことは大法弟子の使命で、私は師父の言われる通りに従い、法を実証する道を歩んで行こうと思っています!

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟』「その心志を苦しめる」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/7/330629.html)
 
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